エゾクビグロクチバ
日本では北海道にしか生息していない。前翅の腎状紋が三角形をしているのが特徴。幼虫はマメ科のクサフジを食べるとのこと。写真の個体は前翅長18mm。ヤガ科シタバガ亜科クビグロクチバ族
2022年8月29日 北海道十勝地方
日本では北海道にしか生息していない。前翅の腎状紋が三角形をしているのが特徴。幼虫はマメ科のクサフジを食べるとのこと。写真の個体は前翅長18mm。ヤガ科シタバガ亜科クビグロクチバ族
2022年8月29日 北海道十勝地方
クビグロクチバの「クビグロ」は首のあたりが黒いこと、「クチバ」は朽葉色に由来するものだろう。前翅の中央付近に黒い腎状紋がある。幼虫の食餌植物はイネ科やカヤツリグサ科。前翅長は27mm前後と大型のクチバ。ヤガ科シタバガ亜科クビグロクチバ族。
2024年8月3日 北海道十勝地方
自宅の玄関灯にきたエゾシロシタバ。シタバガ亜科のなかでは比較的小型で、前翅長は23ミリ前後。幼虫はミズナラやカシワの葉を食べる。ヤガ科シタバガ亜科。
2024年7月31日 北海道十勝地方
後翅は紅色と黒の帯模様があり非常に派手な色彩なのだが、なかなか後翅を見せて止まってくれない。幼虫の食餌植物はヤナギ類。写真の個体の前翅長は35mm。ヤガ科シタバガ亜科。
2024年9月2日 北海道十勝地方
「シタバ」とは下翅、つまり後翅のことを指す。シタバガ亜科の蛾は、後翅に白、黄色、紅色、紫などの目立つ斑紋がある。翅を閉じて止まっていると後翅の派手な模様が見えないが、たまに開いて止まるとどっきりするような斑紋が見える。オオシロシタバの後翅は2本の白い帯がある。前翅長は40mm前後ある大型の蛾。ヤガ科シタバガ亜科。
2024年8月3日 北海道十勝地方
夏になると何回かは見かけるキタエグリバ。金色を帯びた特徴的な色彩と斑紋をしていて目を引く。外横線は直線的。幼虫はケシ科やキンポウゲ科(カラマツソウ類)の葉を食べる。前翅長は22mmくらい。ヤガ科エグリバ亜科。
2022年8月25日 北海道十勝地方
写真は擦れた個体だが、黒っぽい煤けたような感じの蛾。新鮮な個体は紫色を帯びるようだ。新鮮な個体を見てみたい蛾のひとつ。幼虫は蘚類を食べるとのこと。前翅長は11mmほど。ヤガ科クルマアツバ亜科。
2024年8月6日 北海道十勝地方
自宅の玄関灯にきたアミメアツバ。似たような色彩、斑紋の種が多いクルマアツバの仲間としてはとても特徴的な網目模様をしている。前翅長は13mmくらい。ヤガ科クルマアツバ亜科。
2024年7月31日 北海道十勝地方
淡褐色の地に明瞭な3本の横線があり、内横線は前縁近くで直角に曲がる。幼虫は枯葉を食べるとのこと。写真の個体は前翅長約11mm。ヤガ科クルマアツバ亜科。
2024年7月7日 北海道十勝地方
和名の通り、下唇鬚が非常に長く、前方に突出する。内横線は前縁の近くで曲がり、亜外縁線は太い。ネット上には写真が非常に少なく、「みんなで作る日本産蛾類図鑑」の標本写真しか見つけられなかった。前翅長は13mmくらい。ヤガ科クルマアツバ亜科。
2024年6月27日 北海道十勝地方
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