洗脳装置
太平洋戦争のとき(もちろん私は生まれていないが)、国民は新聞などによって洗脳され、「お国のために」と戦争に駆り出された。あとから振り返れば、大半の国民が洗脳されて騙されていたと気づいたはずだ。
私が子どもの頃、テレビが家庭に入ってきた。当初は物珍しさから、多くの人が画面にくぎ付けになった。しかし、テレビというのは中毒性があるとつくづく思う。たとえば入院などして時間を持て余すとテレビ漬けになる人が多い。高齢になって自由な時間が増えてもテレビ漬けになる人は多いと思う。結局、テレビというのも人から時間と思考を奪ってしまうし、もちろん洗脳装置に他ならない。
その後、パソコンやインターネットが普及した。検索エンジンによって、私たちはいとも簡単に調べものができるようになった。こうしてさらに頭を使わない人間をつくりだしたように思う。また、ネットの情報も玉石混交のうえに、「誤情報」だとか「フェイク」などとレッテル貼りをすることで、十分洗脳装置になる。
2020年にコロナ騒動が始まった。今となっては、新型コロナウイルスもその変異株も人工であったことはほぼ間違いない。つまりコロナパンデミックはワクチンを打たせることを目的に意図的につくられたものだった。そして、ワクチン接種の開始とともに、世界中で超過死亡が増え、ワクチン後遺症という薬害で苦しむ人も多い。さらに、8割もの人が打ってもコロナの集団免疫などはできなかった。
コロナ騒動でもマスコミやネットは洗脳装置と化した。武漢の様子を流してコロナの恐怖を煽り、死の感染症だと印象づけた。さらに、ワクチンの危険性について指摘する人たちを陰謀論者だと言い、誤情報だと糾弾した。ワクチンの危険性を伝えるユーチューブは削除され、批判的なブログなどは検索で示されないよう操作された。そのために、今でもコワクチンを妄信する人は多い。
今になってみたらほぼ全てが計画されたことだと理解できる。認知戦が展開されたのであり、マスコミの洗脳やネットの情報操作によって医者も含めて多くの人が騙されたのだ。
今日の新聞では、「政府が人工知能(AI)法に基づいて策定を進めるAI基本計画案の全容が2日、判明した。2024年度に25%程度だった国民の生成AI利用率をまずは5割に引き上げ、将来的に8割とする目標を掲げる。」と報じられた。
国は国民にAIを利用させようとしているのだが、それには当然目的があるはずだ。私は、国の目的に疑いを持っている。何のために、一方的に国民に生成AIの利用を促すのだろう?
生成AIは、文章、画像、動画、音声や音楽などを自動的に作成してくれるツールだ。たしかに効率化に役立つだろうし、資本主義社会で世界がこぞって競争に走るのは当然といえば当然だろう。しかし、だからこそ恐ろしい。なぜなら、軍事的に利用することは想像に難くないからだ。
さらに、このようなものを人が日常的に使うようになれば、人はますます頭を使わなくなり、思考力や判断力が失われるのではなかろうか。芸術にも影響しそうだ。私はどうしてもAIに明るい未来を見出せない。
そもそも、生成AIの導き出す情報は本当に適切なのか?という疑問もある。ネット上の情報も操作可能なわけで、偏った情報や誤情報が拡散されることもあるのではないのか。もし生成AIが誤情報を人々に植え付ければ、特定の価値観を押し付けることができるし、人々を監視するツールにもなるのではないか。つまり、ここにも洗脳の危険性が潜んでいると思えてならない。国が、一般の人々を生成AIへ誘導する目的の一つは、私はこのようなことにあるのではないかと妄想している。
AIについては以前からさまざまな問題も指摘されており、ホーキング博士の忠告は有名だ。ホーキング博士は スティーブン・ホーキング:「AIは人類の終焉を意味する可能性がある」 でこんなことを言っていた。
すでに持っている原始的な形態の人工知能は非常に有用であることが証明されています。しかし、完全な人工知能の開発は人類の終焉を意味する可能性があると考えています。
人間がひとたび人工知能を開発すれば、それは自ら発展し、ますます速い速度で自己を再設計していくでしょう。遅い生物学的進化によって制限されている人間は競争できず、取って代わられることになるでしょう。
人の心を持たないAIがひとたび暴走すれば、いったい何が起こるのだろう? 人間が人工知能に支配されることも十分に考えられる。
いずれにしても、AIは手放しで歓迎されるようなものではないし、こうした科学技術の過度の利用は、人の「生物らしさ」とは相いれないだろう。破滅へ向かう可能性すらあると思う。


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