« 2026年2月 | トップページ | 2026年4月 »

2026年3月

2026/03/30

オナガシジミ

 長い尾状突起をもつゼフィルスの一種。翅の表は黒褐色だが、裏側は黒いごまだら模様があり、後翅の後角にはオレンジ色の斑紋がある。幼虫の食樹はオニグルミ。写真はイラクサの葉に止まるオナガシジミ。シジミチョウ科シジミチョウ亜科。

P7260027_20260330143301

2021年7月26日 北海道十勝地方

 

2026/03/29

データから分かってきたコロナワクチンの深刻な薬害

 「mRNAワクチン中止を求める国民連合」と「ゆうこく連合」は「コロナワクチン接種データ開示請求プロジェクト」を立ち上げ、自治体にコロナワクチンに関するデータの開示請求をしてきた。先日、その膨大なデータから分かったことが論文として公開された(現在はプレプリント)のだが、かなり衝撃的な結果だった。概要については以下の動画で紹介されている。12分足らずの動画なのでぜひご覧いただきたい。

 

 

 内容をかいつまんで紹介しようと思ったのだが、中村篤史医師がわかりやすく説明しているので、そちらを読んでいただいた方がよさそうだ。

 

ワクチン被害の全貌

 

 論文の筆頭著者である荒川央博士もご自身のブログで詳しい解説をしている。

 

コロナワクチン接種データ開示請求プロジェクト [1]: 死亡率のロット差は1000倍以上あった

 

コロナワクチン接種データ開示請求プロジェクト [2]: ワクチン接種数ヶ月後の死亡の波

 

コロナワクチン接種データ開示請求プロジェクト [3]: 死亡の波は頻回接種により拡大し、長期化した

 

コロナワクチン接種データ開示請求プロジェクト [4]: なぜ大勢の人が接種後に時間を経て亡くなったのか

 

 人工ウイルス説(荒川博士自身が遺伝情報の解析からほぼ人工ウイルスだという見解を明らかにしている)もある新型コロナウイルスによる感染症が2019年末から突然流行りだし、その対策のために世界中で打たれたmRNAワクチンによる史上最悪の薬害だ。その実態がデータからはっきり見えてきた。

 

 恐ろしいのは、日本政府はmRNAワクチンの薬害を認めようとせず、ずっと「重大な懸念はない」と言い続けていることだ。これはどう考えても事実を知りながら隠蔽し、ごまかしているとしか思えない。マスコミも同罪でダンマリを決め込んでいる。それだけではない。コロナワクチンは高齢者には定期接種にしてしまったし、インフルエンザワクチンもmRNAに変えようとしている。荒川博士が言うように、これはまさしく犯罪なのではなかろうか・・・。

 

 このままだと家畜にもmRNAワクチンを接種することにもなりかねないと私は懸念している。昨今は鳥インフルエンザで鶏の全頭処分が相次いでいる。個人的には全頭処分などどうみてもやり過ぎだし、狂っているとしか思えない。群れをつくる野生の鳥も全滅になるようなことはないのだから、むしろ何もせずに鶏に免疫をつけるようにした方がいいのではなかろうか。殺処分をするにしても、発生した鶏小屋だけで十分だろう。それにも関わらず、発生した養鶏場で飼育する全ての鶏を殺している。私には、鳥インフルエンザ騒ぎもワクチンの接種させるための思惑があるのではないかと思えてならない。

 

 mRNAコロナワクチンは日本人の8割もが打ってしまったわけで、打ってしまった人たちにとってこの事実を知ることはかなりショックだと思う。しかし、この実態を知らなければ私たちはさらに被害を受けることになりかねない。

 

 国が薬害を認めず、マスコミも報じないのであれば、国民一人ひとりがこの事実を知って周りの人に伝え、これ以上打つのを止め、反対の声を上げねばならない。自分や家族、大事な人たちの命は自分たちで守らねばならない。もう二度と騙されないように。

 

2026/03/28

カラスシジミ

 私の居住地ではエゾシカの増加による食害で野生植物の花がさっぱり咲かなくなってしまった。以前はあちこちに咲いていたヒメジョオンやコンロンソウ、キツリフネ、オオウバユリ、ハンゴンソウ、エゾトリカブト、ミヤマセンキュウなどのセリ科植物もほとんどなくなってしまい、花に吸蜜にくるチョウがめっきり減ってしまった。そんなこともあり、普通種のチョウですらあまり見かけなくなった。咲いている花といえばシカがほとんど食べない外来種くらいで、ハルザキヤマガラシやオオアワダチソウ、アメリカオニアザミなどしかない。オオアワダチソウもアメリカオニアザミも駆除の対象となるため、最近はそれらも減った。
 昆虫の写真を撮り始めてから5、6年になるが、チョウが減って写真もなかなか撮れなくなってしまった。写真はオオアワダチソウに吸蜜にきたカラスシジミで、もう夏も終わりの時分とあって翅がかなり傷んでいる。カラスシジミは翅の表側は一様に黒っぽいのだが、裏側は淡褐色の地に白い線があり、後ろ翅の外縁沿いにはオレンジ色の斑紋がある。ただし、写真の個体は後翅が擦れていてオレンジ色の部分はほぼ淡褐色になってしまっている。もう少し新鮮な個体の写真を撮りたいと思っているチョウの一つ。シジミチョウ科シジミチョウ亜科。

P8270043

2021年8月27日 北海道十勝地方

 

2026/03/27

ミドリシジミ

 青緑に輝く翅を持つミドリシジミの仲間を初めて見たのは、奥日光のミズナラ林を見上げた時だった。ミドリシジミ類のファンが多いことは知っていたが、青緑に光り輝いてミズナラの葉先で舞うその姿を見て、なるほどと思った。北海道に来てからも何度かミドリシジミを見かけたが、なかなか写真に撮る機会がないままだった。
 写真の個体は下に降りてじっと止まっていたミドリシジミの雄。ケヤマハンノキ(ミドリシジミの食草)もミズナラ(エゾミドリシジミの食草)もある場所なので、ミドリシジミなのかエゾミドリシジミなのか悩んだが、翅の浦の色彩や斑紋からミドリシジミと同定。シジミチョウ科シジミチョウ亜科。


P7210024
雄2021年7月21日 北海道十勝地方


P7210017
上と同じ個体


P8170009
ミドリシジミ類の雄2020年8月17日 北海道十勝地方

 

2026/03/25

ムモンアカシジミ

 翅の表側が全体にオレンジ色をしたゼフィルス(ミドリシジミなどの仲間)の一種。幼虫ミズナラなどのブナ科植物の若芽やアブラムシ、カイガラムシなどを食べる半肉食性。写真の個体は9月に入ってからオオアワダチソウに吸蜜に来たもので、寿命が近いのか左後翅がかなり傷んでいる。綺麗な個体を見たいのだが、当地ではこの一度しか見たことがない。シジミチョウ科シジミチョウ亜科。

P9050082

2021年9月5日 北海道十勝地方

 

2026/03/23

モンキチョウ

 モンキチョウはモンシロチョウと同じくらいの大きさで、花で吸蜜している姿をよく見かける。後翅の裏側に白い斑紋があるのが特徴。雄は翅が黄色いが、雌はふつう白色。ただ、少数ながら黄色い雌もいる。幼虫はシロツメクサなどのマメ科植物を食べる。シロチョウ科モンキチョウ亜科。

P7180057

2025年7月18日 北海道十勝地方

 

2026/03/22

経済成長というディストピア

 経済学者の水野和夫氏は2014年に「資本主義の終焉と歴史の危機」(集英社新書)で、資本主義が終焉に向かっていると指摘した。利子率が低下しているのは資本主義の終焉の兆候だという。水野氏がこの本を書いてから10年以上が経過したが、現状はどうなのか。確かに経済成長は鈍ってはいるものの、未だに成長を続けているし、どの国も相変わらず「経済成長」を叫んでいる。水野氏の指摘は外れたのだろうか?

 

 私は、これまでの「物の生産から」デジタル化やAIなどのIT分野、それに関連する半導体などの生産、そして温暖化対策やワクチンなどの医薬品に成長産業をシフトすることで成長を永らえていると見ている。成長産業には軍需産業も含まれるだろう。日常生活に必要な衣類や日用品、家電製品などの「物」は一通り所有してしまえば消費はそう簡単には伸びない。しかも高齢化と少子化が合わせてきている。これでは物の消費が増えるわけがない。そこで、目を付けたのがこれらの分野だろう。3G携帯がなくなってスマホへと切り替えが進み、スマホなどほとんど必要としない高齢者にもスマホを持たせ使わせようとする。そして、生成AIを誰にでも解放して使わせようとする。その背後には、ビッグテックによる金儲けがある。

 

 だからこそ、大量の電気を消費するデータセンターが必要になるし、半導体生産が必要になる。半導体生産は大量の電気を必要とするし環境汚染がついてまわる。そして、メガソーラーの建設や原発の再稼働。高市首相は武器の輸出までしたいようだが、すべてがつながっている。

 

 地球温暖化対策はもちろんやっていかねばならない。しかし温暖化対策のもとに行われている再生可能エネルギー事業や電気自動車産業も、背後には利権やら金儲けがうごめいている。太陽光発電や大型風力発電には環境破壊や健康被害、廃棄物(リサイクル)などさまざまな問題を抱えているが、そんなことはお構いなしで進められている。温暖化対策の名のもとに、ほんの一握りの巨大企業や富裕層がさらに儲け、人々を奴隷のように使い支配する、そういう方向に向かっているとしか思えない。

 

 今の状態は、資本主義の、あるいは経済成長の最後のあがきと言ってもいいかもしれない。現在のこの混沌とした世界は、私に言わせれば資本主義の作り出した怪物であり狂気だ。資本主義が生み出した強欲で支配的な超富裕層は危険極まりない存在だ。この先に待ち受けるのは際限のない格差の拡大であり、破滅の道ではないか?

 

 私は常々「自然の摂理に逆らってはいけない」と訴えてきた。どんなに科学技術が進歩しても、人は生物であり自然の一部に他ならない。人の遺伝子を操作したり、人為的に改変してしまえば取返しのつかないことになるのは言うまでもない。しかし、遺伝子製剤によってすでに遺伝子の改変すら起きてしまっている。AIも計算能力では人間を超えているが、しかし科学技術は決して「人」を作り出すことはできない。AIを使えば使うほど、人々は頭を使わなくなり、感性は鈍り、創造力はなくなり、対話も減るだろう。そして、人間らしい幸福感はどんどん失われていくのではなかろうか? AIは人の認知の世界まで変えてしまう危険をはらんでいる。

 

 こんな世の中が到来しようとは、いったいどれほどの人が想像できだだろうか?

 

 日本の政党を見渡してみても、資本主義を否定しているのは日本共産党くらいだ。その共産党も経済成長は否定していない。大多数の経済学者も政党も資本主義を支持し、経済成長を唱えている。今の惨状をもたらしているのが経済成長だとなぜ疑わないのだろうか?

 

 核廃棄物の処理もできず、大事故を起こした原発の処理もできない。温暖化の危険性を知りながらも止められない。AIも同じことになるのだろうと私は思っている。一部の分野では便利かもしれないが、人が行ってきた仕事の大半をAIがとって変わるなどということにはならないだろう。なぜならAIには感性もないし、人のような意思疎通はできないだろうから。接客や営業、介護や医療など、人と人の意思疎通が必要な仕事がAIにできるとは思えない。もしそのようなことをAIやロボットに任せたなら、人の社会は空虚で寒々しいものになるに違いないし、人は心を病んでいくだろう。

 

 先の衆院選には「チームみらい」が不思議なことに比例で11議席も獲得した。この政党はAIやデジタル化推進だが、背後にIT産業が関わっているのではなかろうか。

 

 私は、今すぐにでも経済成長を止め(むしろ縮小させ)、デジタルもAIもほどほどにし、エネルギー消費もできるだけ抑え、環境に負荷の少ない地産地消の小規模自然エネルギーに転換していかなければ、人類に未来はないと思っている。しかし、そんな意見の人の何と少ないことか。

 

2026/03/21

エゾシロチョウ

 エゾシロチョウは日本では北海道にだけ分布する大型のシロチョウの仲間。純白の翅で翅脈がくっきりと黒く、清楚な感じがして私の好きなチョウの一つ。このチョウが姿を現すと、初夏の訪れを感じる。幼虫は芋虫ではなく毛虫で、エゾヤマザクラやズミなどのバラ科樹木の他、リンゴやボケなどの栽培種も食べ、害虫としても知られる。成虫は6~7月に見られる。シロチョウ科モンシロチョウ亜科。

P7040006

2021年7月4日 北海道十勝地方

 

2026/03/17

エゾスジグロシロチョウ

 以前はエゾスジグロシロチョウ1種とされていたが、近年、2種に分けられ、本州および北海道西部のものはヤマトスジグロシロチョウ、道央から道東に分布するものはエゾスジグロシロチョウとされた。スジグロシロチョウによく似ているので注意が必要だが、私の居住地ではほとんどエゾスジグロシロチョウのようだ。春型と夏型があり、雄と雌とでも斑紋が異なる。幼虫は主に野生のアブラナ科植物を食べる。写真はコンロンソウの花にきた春型の個体。シロチョウ科モンシロチョウ亜科。

P5260098

2024年5月26日 北海道十勝地方

 

2026/03/16

エゾヒメシロチョウ

 写真は農耕地の道路脇でハルザキヤマガラシの蜜を吸うエゾヒメシロチョウ。日本では北海道にのみ生息するシロチョウの仲間で、モンシロチョウより少し小さい。十勝地方では主に平野部の日当たりのよい草地などに生息しているようだ。ヒメシロチョウによく似ているが、本種の春型は後翅の裏側に2本の暗色の帯がある。幼虫の食草はクサフジなどのマメ科植物。シロチョウ科トンボシロチョウ亜科。

P1070838

2017年5月18日 北海道十勝地方

 

2026/03/15

ミヤマカラスアゲハ

 北海道にはカラスアゲハとミヤマカラスアゲハの2種が生息するが、私の居住地では圧倒的にミヤマカラスアゲハが多い。カラスアゲハに比べて青緑の帯がよく発達し、春型の雄などはとても美しい。花にもくるが、渓流沿いなどの湿った地面で吸水しているのをよく見かける。幼虫の食草はキハダなど。アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科。

P6100017

春型雄 2021年6月10日 北海道十勝地方

 

2026/03/11

科学や倫理では原発は止められない

 東日本大震災から15年が経った。津波被害からの復興はそれなりに進んだのだろう。しかし、原発事故はずっと続いているし、いつ廃炉にできるかも分からない。

 

 福島の原発事故のあと、日本の原発はすべてストップした。そして、原発の安全神話は完全に崩れ去った。過去の原発反対裁判はことごとく負けてきたが、その判断が誤りだったことがはっきりと示された。私は、これからはそう簡単に原発を動かすことにはならないだろうし、再稼働阻止の裁判では勝つこともできるのではないかと何となく思っていた。

 

 しかし15年経った今、原発裁判は思うようには勝てず、原発は次々と再稼働に舵を切っている。原発の敷地内や近くに活断層があると指摘されても、活火山からの火砕流が到達する可能性があると指摘されても、事故のときの避難体制に問題があると指摘されても、原発を止めて廃炉にするという判断にはならない。

 

 こんな状態を見ていると、この国では科学や倫理では原発を止めることができないのだとつくづく思う。結局、何が原発を動かそうとしているのかと言えば、電力会社の採算であったり、電気の需要であったり、産業界の意向だ。消費者も電気代が安くなるなら再稼働もやむを得ないという人が増えてきた。つまり、お金が再稼働をさせているのだ。裁判長も恐らく圧力に抗えないのだろう。もともと日本の裁判長は「ヒラメ裁判官」といって、お上の意向を伺う人が大多数だ。国の方針が再稼働賛成なら、裁判でノーを突き付けるのは難しい。

 

 人類は、エネルギーをまだしばらくの間、石油などの化石燃料に頼ることになるだろう。しかし、それとて有限だし、石油の掘削にお金がかかるようになってきている。掘削のコストが高くなれば、原油の値段も上がらざるを得ない。これからは、石油の値段が上がることはあっても下がることはないだろう。地球温暖化の問題もある。そうすると、ますます再生可能エネルギーや原子力に頼らざるを得なくなる。しかし、原発はもちろんのこと、再生可能エネルギーも問題が山積している。

 

 東日本大震災のとき、東京では計画停電なるものが実施された。私はあの年の3月下旬に東京に行ったが、スーパーや電車の照明が暗くなり、ネオンサインが消え、街路灯もわずかになった。そして、駅などのエスカレーターも半分くらい止まった。それでも、何とかなっていた。現代人は電気を湯水のように使ってきたのだ。しかし、いつの間にかまた元にもどってしまった。節電は一時のものでしかなかった。それだけではない。これからAI推進でさらに電気が必要だと言っている。

 

 恐らく、これから私たちはエネルギーに大きなコストをかけることになるだろう。原発もすっと使い続けることはできず、やがて廃炉に多額の費用がかかることになる。使用済み核燃料の保管や処理にもお金がかかる。「ワクチンで人口削減が企てられた」などということが囁かれているが、これから訪れるであろうエネルギー不足、エネルギー高騰のことを考えれば、人間の数を減らしたいと思う人がいても何ら不思議ではない。

 

 エネルギー不足が深刻化したら、3.11のあとの東京のように、計画停電も実施されるかもしれない。大型農業機械は石油で動かしているが、燃料が高騰したら農作物の値段も高騰せざるを得ない。こんな状況なのに、湯水のようにエネルギーを使い続けていていいのだろうか? AIなど本当に必要なのだろうか? そして、地震や火山噴火のたびに、私たちは原発におびえなければならない。

 

2026/03/10

キアゲハ

 北海道ではもっとも普通に見られるアゲハチョウで、平地から高山まで生息している。考えてみたら私は北海道でアゲハ(ナミアゲハ)を見たことがない。生息はしているのだが、道東ではほとんど見られないようだ。キアゲハの食草はセリ科植物で、ニンジンなどの栽培植物も食べる。セリ科植物なら何でも食べるのかというと、やはり好き嫌いはあるようで、とってきた幼虫にミヤマセンキュウを与えたことがあるが、あまり好みではなさそうだった。

 

 だいぶ前のことになるが、子どもたちとキアゲハの終齢幼虫を4~5頭ほど持ち帰ったことがある。蛹化が近くなると食草から離れて蛹になる場所を求めて歩き回るようになるので、紙箱に入れておいた。ところが、翌日に蓋を開けてみると一頭もいない。どうやら蓋を持ち上げて逃げ出してしまったらしい。しかし、どこを探しても見つからず、そのうちに忘れてしまった。

 

 2~3月頃だったろうか、まだ外は雪景色の時期に、ハラリとキアゲハが舞い降りてきた。そして、数日の間隔をあけて4頭ほどのキアゲハが家の中を飛び交った。屋内で冬の寒さに当たらなかったために十分に休眠できず、春になる前に羽化したのだ。しかし、結局どこで蛹になったのか分からずじまいだった。

 

 我が家の周辺ではエゾシカの食害によってせり科植物がとても少なくなってしまった。そういえばキアゲハも以前より減った気がする。

 

 アゲハチョウ科アゲハチョウ亜科。

P1080141

2017年7月27日 北海道十勝地方

 

2026/03/08

ヒメギフチョウ

 若い頃、見たいと思っていたチョウの一つにギフチョウやヒメギフチョウがある。ちょうど桜の花が咲く頃のほんの一時期にしか見られないチョウということもあり、東京に住んでいた頃は近くに生息地がなく見られずじまいだった。
 北海道にはヒメギフチョウのみが分布し、カタクリやエゾエンゴサクなどの春植物の花で吸蜜をする姿が見られる。とはいっても、北海道のどこでも分布しているわけではなく、十勝地方ではほとんど見ることができない。私が初めてヒメギフチョウを見たのは旭川の郊外で、次は新十津川町のピンネシリ岳だった。カタクリやエゾエンゴサクの花で吸蜜している写真が撮りたかったのだが、あいにく撮れずじまいだった。その後は出会えていない。
 アゲハチョウ科ウスバアゲハ亜科。

Dscn1912

2007年5月28日 北海道空知地方

 

Dscn1888

食草のオクエゾサイシン

 

2026/03/04

有機農業への移行を

 今日の北海道新聞に「有機農業がもうかる時代に」という記事が掲載されていた。ごくかいつまんで言うと、化学肥料や農薬を使う慣行農業とそれらを使わない有機農業を比較したところ、経済面でも作業面でも有機農業の方が優位だという結果になったという。ただし、これは小麦栽培での比較なので、他の作物の場合も当てはまるのかどうかは分からない。しかし、肥料や農薬が高騰している昨今は、有機農業がもっと注目されていいのではないかと思う。

 

 私自身、農業のことは詳しくないが、農業を経済面や作業面だけで考えるのはもちろん誤りだ。農薬は健康面でも環境面でも悪影響しかない。たとえば、輸入小麦の場合、グリホサートという農薬が使われており、発がん性などの健康リスクがあると指摘されている。グリホサート問題についてはこちらの記事参照。

 

 日本は2017年にグリホサートの残留基準値を大幅に緩和したこともあり、国内に流通している輸入小麦にはグリホサートが残留していると考えて間違いない。小麦に含まれるグルテンのアレルギーなどを理由に小麦は食べるなという人がいるが、私は輸入小麦に含まれるグリホサートがアレルギーを増やしているのではないかと考えている。

 

 幸い、日本の小麦からはグリホサートは検出されていないようで、パンの好きな私は、道産小麦でパンを焼いている。薄力粉、ホットケーキミックス、パン粉なども道産小麦を使ったものを選んでおり、輸入小麦を使っていそうな製品は極力避けている。

 

 もちろん農薬の害は人間の健康だけの問題ではない。昆虫などの小動物やそれを食べる野鳥などにも蓄積されるだろう。ミツバチなどの訪花性昆虫が減ってしまえば、作物の受粉に影響する。また、化学肥料の多用は作物に含まれるミネラルやビタミンなどを低下させることが分かっている。農薬や化学肥料によって、土壌菌の働きが低下してしまうことで、土壌がどんどん痩せていってしまうのだ。詳しくは、こちら参照。

 

 農薬も化学肥料も作物の収量を増やすことに貢献したが、健康被害や環境汚染、土壌の劣化を考えるなら使わない方がいいのは言うまでもない。

 

 さらに、経済面、作業面で有機農業が慣行農業より優れているのなら、有機農業に移行させていくというのが当然の成り行きではなかろうか。国は有機農業を行っている農家こそ支援すべきだと思う。

 

2026/03/03

シロアヤヒメノメイガ

 自宅の玄関灯に来たシロアヤヒメノメイガ。濃褐色の翅に、白い外横線や複雑な白い斑紋をもつ。写真の個体は前翅長約10mm。ツトガ科ノメイガ亜科。

P8130020

2025年8月13日 北海道十勝地方

 

2026/03/02

クロフキマダラノメイガ

 褐色の地に濃褐色の横線があるノメイガで、色彩には濃淡があるようだ。写真の個体は前翅長15mm。ツトガ科ノメイガ亜科。

P7200028

2023年7月20日 北海道十勝地方

 

« 2026年2月 | トップページ | 2026年4月 »

フォト

twitter

2026年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ