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2026/02/09

自民党圧勝のゆくえ

 昨晩は衆院選の開票速報を見る気もせずにさっさと寝てしまったのだが、今朝になって予想以上の酷さ(自民単独で2/3以上)にめまいがしてきた。いったいこの国はこの先どうなるのだろう?

 

 ネットでは相変わらず不正選挙だと指摘する声がある。そういうことが実際に行われているかどうか私は知らない。しかし、一番の問題は小選挙区制だろう。高市首相の支持率が高いといっても、自民党の支持率自体は30%前後。それが選挙で2/3以上を獲得してしまうのは、実際の政党支持率を反映しない小選挙区制の問題が一番大きい。それと、比例代表をブロック制にしてしまっていることも小さな政党には不利になる。第一党が最も有利になるいびつな選挙制度を何とかしない限り、民意など反映できるわけがない。しかし、公約で小選挙区制の廃止を訴える政党はほとんどない。

 

 さらに、今回は厳冬期が重なった。昨日は雪で身動きがとれずに棄権した人もいただろう。高齢者の投票率が下がれば自民党が有利になるのは言うまでもない。立憲民主党と公明党による安易な中道改革連合の結党も悲惨な結果に終わった。創価学会の人たちが立憲の候補者に必ず投票するとは思えないわけで・・・。数の力を頼った策略はまったく功を奏しなかったどころか立憲の票を大きく減らした。小さな政党が多数できたことも野党の票を分散させることになった。とにかく、最悪が重なったような選挙だった。

 

 自民党圧勝を受けて、おそらく高市首相は改憲へと大きく一歩を踏み出すのだろう。何しろ、改憲賛成派は与党だけではない。積極的に改憲に動くのは目に見えている。そして、この自民圧勝の中での改憲案は自民党改憲案以外にない。このまま改憲へと突き進めば、国民から基本的人権をなくし、戦争ができる国へと一歩を踏み出すことになる。

 

 自民党は選挙の公約で食品の消費税を2年間廃止すると言っていた。しかし、この公約は他党が軒並み消費税の廃止や減税を掲げたためだろう。公約として掲げた以上はそれを実現するポーズはとるだろうけど、本音ではたとえ2年間でも廃止などしたくないに違いない。果たして実現できるのだろうか? 実現したとしてもたった2年間でしかない。

 

 自民党はグローバリストらの意向にまったく抵抗もせず、むしろきわめて従順にそれに従ってきた政党だ。ワクチン政策もその一つで、日本中にワクチン工場が建てられた。そして、今も薬害については無視を決め込んでいる。ここから脱するのも困難だろう。また、自民党政権は農業をないがしろにし、食料自給率をどんどん下げ、種子法を廃止してしまった。今更これを改善できるとは全く思えない。温暖化防止より大量の電気を必要とする生成AIの利用を推し進め、原発の再稼働も進める。

 

 今は認知戦の時代であり、国はこれを理解して国民を危機から守るために賢くふるまうことが何よりも求められる。しかし、自民党にそうした姿勢はまったく見いだせない。格差は縮小するどころか拡大の一途をたどっている。それなのに、何も気づかずに自民党に投票する人の何と多いことか。自分で自分の首を絞めているに等しい。

 

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