シロアシクロノメイガ
黒褐色をしたノメイガで、濃色の内横線と外横線、横脈紋を持つ。翅の色は濃淡があるらしい。前翅長は13mm前後。ツトガ科ノメイガ亜科。

2025年7月24日 北海道十勝地方
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黒褐色をしたノメイガで、濃色の内横線と外横線、横脈紋を持つ。翅の色は濃淡があるらしい。前翅長は13mm前後。ツトガ科ノメイガ亜科。

2025年7月24日 北海道十勝地方
自宅の壁に飛来したミツテンノメイガ。前翅の内横線と外横線の間に大小3つの淡色の斑紋があり、前縁に黒く縁取られた半円状の斑紋が2つある。前翅長は9mm前後。ツトガ科ノメイガ亜科。

2024年7月31日 北海道十勝地方
衆院選は27日公示となり、選挙戦がスタートした。高市早苗首相の目論見は、もちろん支持率が高いうちに与党で過半数を獲得し、自分のやりたい政策をごり押ししようということだろう。だから予算案などはそっちのけ。それにしても、厳冬期の選挙が雪国や高齢者にとってどれほど大変なのか、高市首相は考えたことがあるのだろうか?
いつも選挙ポスターの掲示板を立てる道路沿いなどは除雪の雪山ができていたり、地面が凍っていたり。掲示板を立てるだけでも手間がかかる。北海道では掲示板の数を減らすところが多いようだ。
高齢者にとって、雪道や凍結した道は歩きづらいだけでなく転倒の危険がつきまとう。脚が悪くて歩くのが大変な人も一定程度いるし、普通に歩ける人でも投票所に行くこと自体が大変な人が多いだろう。
近年は投票所の数も減らされているようで、歩いていくには遠すぎるという人もいるはずだ。地方などでは投票所への送迎バスを運行するところもあるが、昼間でも氷点下という厳冬期に道端でバスを待つのもつらい。人口の多い街中の投票所では寒い屋外に並ばなければならないところもあるのではなかろうか。
そして一番心配なのが、投票日の天気。もし大雪になったり吹雪にでもなれば、外を歩くことも車で外出することも困難になる。昨年の2月に帯広を襲った大雪(半日で1.2メートルの積雪)や、つい先日の札幌の大雪では交通がマヒしたが、そんなことにでもなれば投票どころではない。人々は除雪に追われるし、外出もままならなくなる。棄権する人が続出するだろう。
期日前投票を呼び掛けてはいるが、移動手段を持たない高齢者の中には限られた会場に行くのが大変な人もいるはずだ。
雪国、北国に住む人にとって、こんな時期に選挙をやるなどというのはどうかしている、という感想しかない。高市氏は厳冬期の選挙の大変さなど恐らく何も考えていない。否、もしかしたらこんな季節だから野党支持者の多い高齢者が棄権してくれれば有利になると思っているのかもしれない。
ちなみに、今回の衆院選の経費は855億円とのこと。ため息が出る。こんな大金をかけ、2/3以上の任期を残して解散、総選挙というのは自分のことしか考えていない証だと思う。
この仲間は外見が似たものが多くて同定が難しい。ウスチャオビキノメイガに似るが、外横線と亜外縁線が鋸歯状のことからウスオビキノメイガと同定した。ただし、あまり自信はない。前翅長は13mm前後。ツトガ科ノメイガ亜科。

2025年6月16日 北海道十勝地方
黄褐色の地に褐色の横線があるノメイガで、外横線は鋸歯状。幼虫の食餌植物はウドなどセリ科植物。写真の個体は前翅長13mm。ツトガ科ノメイガ亜科。

2025年9月4日 北海道十勝地方
淡黄色の地色に黒褐色の横線があり、前翅、後翅ともに外縁は黒褐色に縁取られる。フチグロノメイガとよく似ているが、キイロフチグロノメイガの方が外縁の縁取りが幅広いという。ただし、私には違いがよく分からない。キイロフチグロノメイガとしたが、フチグロノメイガかもしれない。雄は雌よりも前翅が細く、腹部も細長い。写真の個体は雄で、前翅長は15mm。ツトガ科ノメイガ亜科。

2025年7月18日 北海道十勝地方
1月も下旬にさしかかり、いよいよ一年で一番寒い季節だ。といっても、以前に比べたら何と暖かくなってしまったのかと思う。私が北海道に来た1980年頃の冬の寒さは、なかなかのものだった。そもそもその頃に住んでいた住宅は断熱材なるものが使われていなかったし、窓はアルミサッシどころか隙間風の入りこんでくる木製だったのだから寒くて当たり前なのだけれど。
まず、朝目が覚めたら、意を決して布団から出てストーブのスイッチを入れにいき、それからまた布団にもぐりこむ。何しろ厳冬期はストーブを消したら家の中はどんどん冷えていき、たちまち氷点下になってしまう。たぶん-10度近くになっていたと思う。娘が赤ん坊の頃、布団から出た手が冷えてしもやけになったものだった。
前夜には沸騰していたヤカンの水は、朝はカチコチに凍っている。濡れていた布巾は板のように凍っている。ストーブを点火してヤカンの氷が解けて沸騰するまで起きるわけにはいかない。水道の蛇口が凍って回らないからだ。蛇口にお湯をかけ、止水栓を開いてようやく水道が使えるようになる。だから、寝る前には必ずヤカンに水を入れておかなければならない。
外出をするときも同様で、必ず止水栓で水を落とさないと水道管が破裂して大変なことになる。真冬に数日旅行に出かけたことがあるが、帰ってきたら調味料まで凍りかけ、うっかり水を捨てるのを忘れた花瓶の水が凍って割れていた。真冬は、冷蔵庫は食品を冷やすというより、凍らせないためのものになる。家に居るときですら水道を長時間使わなければ凍らせてしまうこともある。ストーブの周りこそ暖かいが、そこから少し離れた台所は熱が届かないので、水道管の周りが氷点下になってしまうのだ。
我が家では真冬でも夜はストーブを消していたが、夜もつけっぱなしにしている家が多いことを後になって知った。同居人は用心深くてストーブをつけたまま寝るという習慣がなかったのだが、たしかにストーブが原因で火事になる家がたまにあった。
最低気温は-28度位になることもあり、そんな日はたいてい車のエンジンがかからなくなる。-15度程度だと「今日は暖かいね」などと言っていたものだ。それが、昨今は寒い日でも-20度代の前半。-20度にもなれば「今日は冷えたね!」ということになる。冷えた朝は木々に霧氷がついて実に美しい光景になり、ダイヤモンドダストも見られるのが厳寒の地の唯一の特典かもしれない。
今は住宅の気密性も断熱性も高くなり、窓も樹脂サッシのペアガラスになっているのでこんなことはほとんどなくなったとは思うが、あの冬の寒さはなつかしい思い出だ。
地球は温暖化していない、などと言う人をたまに見かけるが、ほんの40年位で冬はずいぶん暖かくなってしまった。かつては真冬に湿雪が降ることはなかったが、今ではしばしばある。北国の冬は間違いなく温暖化している。このまま温暖化が続けば、スキー場や屋外スケートリンクが使える期間はどんどん短くなっていくだろうし、さっぽろ雪祭りなどもできなくなるかもしれない。もはや時間の問題ではないかと思えてくる。
冬が暖かいのは住民にとってはありがたいものの、やはりこの急激な温暖化はさまざまな問題を引き起こすのだろうと思うと喜んではいられない。人類はこれほどまでに急激な温暖化を体験したことはたぶんないと思う。あまりに急激な変化に自然はどこまで対応できるのだろうか? 農作物へも様々な影響が出始めている。漁業などももちろん影響があるだろう。温暖化を引き起こした人類の罪は重い。
色彩、斑紋からパッと見てシャクガかと思ったのだが、メイガの仲間だった。日本では北海道にしか生息しないためか、ネット上の写真は少ない。前翅長は15mmくらい。ツトガ科ノメイガ亜科。

2025年7月3日 北海道十勝地方
鋸歯状の横線を持つノメイガで、雌は雄よりも黄色味が強い。前翅長は15mm前後。ツトガ科ノメイガ亜科。

2025年7月1日 北海道十勝地方

2024年7月27日 北海道十勝地方
前翅は橙色を帯びた黄色で、斑紋がないメイガ。「みんなで作る日本産蛾類図鑑」によると、幼虫はイネ科のチシマザサを食べるとのことだが、当地にはチシマザサはないのでクマイザサも食べるのではないかと思われる。写真の個体は前翅長17mm。ツトガ科ノメイガ亜科。

2022年8月1日 北海道十勝地方
前翅は細く、翅頂がとがっているメイガ。雄は雌よりも前翅が細く色彩も濃い。外横線はぼやけてあまり明瞭ではない。写真の個体は前翅長13mm。ツトガ科ノメイガ亜科。

雌 2025年6月26日 北海道十勝地方
黄褐色の地に褐色の内横線と外横線があり、外縁は濃褐色の帯になる。「みんなで作る日本産蛾類図鑑」では、幼虫の食餌植物はイネ科の「タケと推測」となっているが、当地にはタケはないのでササも食べるのではないかと思われる。前翅長は12mm前後。ツトガ科ノメイガ亜科。

2024年7月27日 北海道十勝地方
自宅の玄関灯に飛来したフタモンキニセノメイガ。前翅は黒褐色の地に二つの淡黄色の斑紋があり、よく目立つ。前翅長は10mmくらい。ツトガ科ニセノメイガ亜科。

2024年7月31日 北海道十勝地方
私は初日の出を見に行ったり、初詣に行くという習慣が全くない。私の実家もそのような習慣はなかったし、夫も同じだ。初詣に行って一年の幸福を願うのもいいけれど、それは気持ちの問題であり、別に神社仏閣に行かなくてはならないことだとは思っていない。私にとって、お正月は単なる一年の区切りにすぎない。そして、歳と共にその一区切りに感慨を覚えるようになってきている。昨年もまた無事に一年を過ごせたと。
義父母が生きていた頃は年末年始は夫の実家に行ったが、二人とも亡くなってからは自宅で静かに過ごしている。年末にはささやかなおせち料理を作り、31日はちょっとだけご馳走の夕食を摂り、テレビもないので紅白歌合戦を見ることもなく穏やかな年末を過ごす。そして、お正月は昔ながらにお雑煮やおせち料理を食べながらのんびりと過ごすのが習慣になっている。
今は、おせち料理も食べないとか、できたものを買うという人が増えたようだ。時代とともに習慣も変わるのだからそれは仕方ないとしても、やはり寂しいものを感じる。クリスチャンでもないのにクリスマスを祝ったり、バレンタインデーにプレゼントをするのに、自国のお正月の習慣が廃れていくのは、なんとも不思議な気持ちだ。
今年の元旦と2日は家でのんびりというかだらしなく過ごしてしまったので、今日は少しだけ外を歩いてきた。氷点下の気温でも寒いというほどではなく、ひんやりした空気と澄んだ青空がすがすがしく、ちょっとだけ生き返った気分になった。
自然の中を歩いているときだけは、人の世に起きている紛争や人の心の片隅にある独善性のことを忘れることができる。自然の中にいるだけで心がなごみ落ち着くのは、ヒトが紛れもない地球上の生物の一員であるからだろう。私たちは自然によって生かされているのだと、木々や動物たちが無言で語りかけてくる。けれど、ヒトはその自然の恩恵を考えることもせずに壊し続けている。なんと罪深い生物なのだろう。
お正月だからといってその年の抱負を考えることもなくなったが、だんだん短くなっていく残された人生を悔いなく生きたいとは思う。
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