サルゾウムシの一種
今日は「虫の日」。虫の写真を撮りながら常々思うのは、昆虫の世界は実に奥深いということ。もちろん昆虫に限らず、生物の世界はみな奥深いし分からないことがいっぱい。そして、昆虫たちは実に愛らしく美しい。ほんの数ミリの小さな虫も、アップしてみると素晴らしい自然の造形だと思わずにいられない。愚かな人間によって、この神秘的で美しい生き物たちが滅びることがないように願うばかりだ。
ということで、今日は種名は分からないものの小さなゾウムシを紹介したい。体長2.5mmほどのごく小さなゾウムシだが、拡大して見るとちゃんと長い口吻がある。体は黒っぽいが、上翅は赤褐色で、脚も褐色を帯びている。サルゾウムシの一種だと思う。
2024年5月26日 北海道十勝地方
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