ムラサキオオツチハンミョウ
昨日は近くの林道に散策に行ったのだが、青い金属光沢がある巨大なツチハンミョウを2頭も見かけた。ツチハンミョウと言えばメノコツチハンミョウしか見たことがない。メノコツチハンミョウは秋に発生するが、今は春だからメノコではない。帰宅後に調べると、ムラサキオオツチハンミョウだと分かった。触角の形態からどちらも雌だった。
図鑑やネットではムラサキオオツチハンミョウの体長は最大30mmとなっている。しかし、1頭は40mmくらいあり、もう1頭も30mmを超えていた。産卵前で腹部が大きくなっているのだろう。
ツチハンミョウの幼虫は花の上でハナバチが来るのを待ち、ハナバチに上手く取りついて巣に運ばれることができた幼虫だけが成虫になれる。運任せの寄生生活に頼っているために、数千個という大量の卵を産むそうだ。
2024年5月26日 北海道十勝地方
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