エゾタヌキ
キタキツネは昼間でもよく活動するのでしばしば目にする哺乳類だが、それに比べてエゾタヌキはあまり見る機会がない。私の居住地にもエゾタヌキはいて庭先にも来たことがあるのだが、昼間にのこのこ歩いている姿はほとんど見ない。個体数もそれほど多くないのだろうけれど、キタキツネよりも夜行性が強いということもあるのだろう。
キタキツネが精悍な狩猟者というイメージであるのに対し、エゾタヌキは何となくおっとりしていて愛嬌がある。ずんぐりして短い脚という体形と、雑食性であまり狩りをしないことが関係しているのたろう。
人目に付かないだけに、いつまでもひっそりと生き延びてほしいと思う動物の一つ。
写真は、自宅近くでうずくまっていたエゾタヌキ。
2022年4月10日 北海道十勝地方
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