フタヤマエダシャク
夏に然別湖に行ったとき、道端のヨブスマソウの花に蛾が群がっている光景に出会った。地味な色彩だが、遠目に見るとまるで蝶のように見える。帰ってから種名を調べたらフタヤマエダシャクだと分かった。前翅の外横線が2か所で山のように突出していることからフタヤマという和名がついたとのこと。幼虫の食餌󠄀植物はアカマツとされているが、このあたりにはアカマツはない。その代わりに近くの岩塊地にはハイマツがある。おそらくハイマツを食べているのだろう。その後、自宅近くでも花に吸蜜に来ている個体を何度か見かけた。色彩や斑紋は個体によって変異がある。前翅長は18~21mm。シャクガ科。
ヨブスマソウに群れる 2022年8月17日 北海道十勝地方
オオアワダチソウで吸蜜 2022年8月29日 北海道十勝地方
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