不思議な形の謎の繭
散歩道にある柵の杭に、何かついているのが目に留まった。最初はゴミかと思って素通りしようとしたのだけれど、ちょっと気になって引き返し、まじまじと見た。
15mmくらいの長さで、糸でしっかりと固定されている。突起があって何とも不思議な形をしているけれど、蛹ではなさそう。とすると繭だろうか?
そこでツイッター(今はXという名称になってしまったが)で教えを乞うてみたところ、さっそく教えてくださった方がいた。コブガ科で、リンガ亜科の繭ではないかとのことだった。
リンガ亜科のガはボート型(舟形)の繭をつくるそうだ。ちょっと調べてみると、リンガ亜科の繭の写真を掲載しているサイトがあった。
こちらではクロオビリンガ(またはアカオビリンガ)の繭の写真があるが、二つの突起がある。私の写真のものとは形が異なるが、雰囲気は似ていてなるほどと思う。
こちらにはカマフリンガの繭の写真がある。
カマフリンガの繭にも二つの突起があるが、私の写真のものとは違う。
当地でよく目にするリンガ亜科のガといえば、ハネモンリンガだが、ハネモンリンガの繭の写真はネット検索では出てこない。結局、謎のままだが、リンガ亜科の繭であることは間違いないように思う。
どなたか分かる方がいたら、教えていただけると幸いです。
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