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2023/09/08

医療ジャーナリスト鳥集徹さんへの疑問

 鳥集(とりだまり)徹さんのことはコロナ騒動が起きる前までは知らなかった。鳥集さんの紙の著書(含共著)の一覧がこちらのサイトにある。2002年11月から2020年9月までの約18年間に書いた本は6冊に過ぎない。ところが2021年3月に発売された「コロナ自粛の大罪」以降、2年半で13冊の本を書いている。このことからも、彼がコロナ騒動をきっかけに多数の本を書き、一躍有名になったことが分かる。私も彼の「新型コロナワクチン誰も言えなかった『真実』」という本は読んでいる。私はX(Twitter)でもフォローしていたし、鳥集さんもフォローして下さり相互フォローだった。しかし、先日、ある投稿をしたらいきなりブロックされた。はじめに、そのいきさつを説明したい。

 

 9月4日に「新型コロナワクチン後遺症患者の会と民主的組織運営」という記事を書いた。この記事ではガーベラさんが患者の会について告発したことを取り上げている。ガーベラさんの発言に対し、患者の会側は代表者や会の公式Xではなく広報担当者が返事をした。ところがその返事が抽象的で多くの人が納得できないものであったために質問や批判が寄せられた。その後、広報担当者は彼に意見を言った人など(直接絡んでいない人も含む)複数の人をブロックしたあと、アカウントを削除した。

 

 これに関連して鳥集さんがこんなツイートをした。

 

38

 

 この発言は9月2日の患者の会代表「奥様からご連絡いただきました。命に問題はないと言ってくれていますが、命には問題ないだけです。参っています。上記ご報告まで」という発言を受けたものだ。鳥集さんがここで「命を追い込まれた人」と言っているのは、広報担当者のことだ。私はこの鳥集さんのツイートを見て、疑問がわいた。

 

 鳥集さんの言う「犯罪の域」とは一体どういうことだろうか? 広報担当者の誹謗中傷をしていた人を私は知らないが、多数の名誉棄損の発言があったのだろうか? それとも別の犯罪のことを指しているのだろうか? ジャーナリストが、公の場で安易に「犯罪」などという言葉を使うとも思えないので根拠があるに違いない。もし、該当する犯罪がないのであれば、この発言は根拠のないことを理由に「患者の会を批判するな」と暗に脅して言論封じをしているかのように感じられる。そこで、鳥集さんに以下の4点について質問してみた。

 

https://twitter.com/onigumoobasan/status/1697945167435903476

 

1 「犯罪の域」とのことですが、該当する犯罪名を教えて下さい。

 

2 どのような発言や行為がその犯罪に当たるのか、具体的に説明してください。

 

3 ガーベラさんが具体的に挙げた3例の言論制限(オプチャの管理、ツイート削除要請、シンポでの発言内容の指示)について、患者の会は個々に見解を表明していません。こうした対応がさらなる批判を呼んだと考えています。これについて見解を明らかにしてください。

 

4 私はガーベラさんの発言は組織内での不適切な行為を広く知らせるための、つまり公益目的の告発だと捉えていますし、このような告発は評価されるべきものと考えています。鳥集さんはジャーナリストとして、公益目的の告発をどのように捉えているのでしょうか。見解をお伺いします。

 

以上、4点について誠実なご回答をお待ちしています。回答は公開、すなわち返信あるいは引用ツイートにてお願いいたします。

 

 なお、鳥集さんはコロナワクチン薬害被害者としてガーベラさんを取材しており、知らない間柄ではない。

 

 ところが、この投稿をした途端に彼は私をブロックした。私の質問には答えられないまたは答えたくないという意思表示だと理解した。言論人が自分の発言に責任を持とうとしないことに愕然とした。

 

 もし、「犯罪」というのが勘違いであれば、それを認めてツイートを削除すれば済む話だ。3および4についても意見くらい言えるだろう。ブロックという行為によって、彼はガーベラさんの告発を軽視し、患者の会ばかりを擁護していると強く感じた。

 

 鳥集さんは、患者の会には設立時から関わっていると聞いているし、記者会見のときも司会をしている。そんなこともあって患者の会を擁護する立場になっているのかもしれないが、中立であるべきジャーナリストが特定の団体に深く関わることに私は疑問を感じる。ジャーナリストであれば、取材に徹するべきではなかろうか。

 

 百歩譲って患者の会に深く関わり第三者としてアドバイスをしているのなら、あのような人権侵害になりかねないルールに何も言わなかったのだろうか? 会の目的にワクチン接種の中止を盛り込まなかったことについて何らアドバイスをしなかったのだろうか? 鳥集さんならmRNAコロナワクチンの危険性について十分な知識を持っているはずだし、これ以上被害者を出さないためにも被害者組織こそ接種中止を求める立場であることくらい分かりそうなものだ。

 

 医薬業界の闇を暴いていた彼なら、悪名高い米国の無過失補償制度のことだって知っていたと思うし、国や製薬会社がワクチンの薬害で無過失補償制度の導入を望んでいることくらいピンとくるだろう。被害者組織に工作員が送りこまれる危険性も察知できたのではなかろうか。それにも関わらず、私から見れば危機管理に問題のある被害者組織になってしまっている。彼はこれらについて何のアドバイスもしなかったのだろうか?

 

 もう一つ、鳥集さんに関しては不可解なことがある。今年4月にmRNAコロナワクチンへのDNA汚染問題が話題になった。その件については「コロナワクチンへのDNA混入疑惑問題」という記事で触れている。その後、複数の研究者がケビンさんの実験の追試をし、基準値を上回る大量のDNA混入が確認された。これについては荒川央さんが7月30日にブログ記事にしている。人の細胞のゲノムに入りこめば遺伝子組み換え人間ができてしまう。これはたとえ1人でもあってはならないことだ。

 

 ところで、8月26日にこの問題で荒川央さんと新田剛さんの対談がスペースを利用して行われた。荒川さんはケビンさんを支持し、DNA混入問題をスキャンダルと捉え、mRNAワクチンの中止を訴えている研究者だ。そして、新田さんは混入しているDNAの量は少なく、騒ぐようなことではないという意見だ。その対談の文字起こしが以下。

 

荒川央先生/新田剛先生 待望の直接対談(こーじさんのブログ)

 

 この対談の中で鳥集さんのことが出てくる。その部分は以下。

 

■荒川「僕は新田先生とその周辺の行動、特に鳥集さんの行動に、ものすごい腹が立ってるんですよ。」

 

■新田「え?どうしてですか?鳥集さんがなんで出てくるんですか?」

 

■荒川「この2人と周辺の人が、例えば有志医師の会、勤務医団、副反応検討会、他の団体に結局アクセスして、このDNA混入問題にみんな沈黙してしまったわけですよ。僕はこの先の問題として考えてるのは、共通したmRNA製剤薬害やと思ってる。これに反対するために、僕、政府とか厚労省を相手にしてないんですよ。草の根の声を上げていかなあかん。でも草の根運動してる人は、結局、遺伝子が分からんかった。DNA混入問題っていうのは、100年、1000年後の人にも影響与える問題なわけです。」

 

 私はこの部分を聞いて仰天した。新田さんがこの件で荒川さんや有志医師の会の医師などにコンタクトをとって意見を伝えているという話はXでも流れていた。しかし、荒川さんによると、鳥集さんも有志医師の会などの団体とコンタクトをとっていたという。鳥集さんの陰での行動は私たち一般の人には見えないが、有志医師の会にも関わっている荒川さんには情報が入っていたらしい。おそらくこれは4月頃の話だと思う。

 

 そして、鳥集さんの介入によってこれらの団体の人達がDNA混入問題について沈黙してしまったという。いったい彼はこれらの方たちに何を言ったのだろうか? 科学者でもないジャーナリストがなぜこの問題で複数の団体に介入するのだろう?

 

 DNA混入問題は、mRNA製剤の致命的な欠陥を浮き彫りにした。これはmRNAワクチンを中止させ、新たなmRNA製剤も中止させる切り札となる欠陥だ。製薬会社などはこの問題を過小評価したり否定したがるはずだ。製薬会社と対峙し薬害問題を追及するジャーナリストなら、この問題を重く受け止め慎重になると思っていた。しかし、彼はこの問題が発覚してすぐに過小評価する新田さんを擁護してしまった。

 

 そういえば、鳥集さんは「全国有志医師の会」および「北海道有志医師の会」の代表である藤沢明徳医師と共著で「子どもへのワクチン接種を考える:臨床現場でいま、何が起こっているのか」という本を出している。彼はコロナ問題で名をはせ、ワクチン反対の医師とも信頼関係を築いて親しくなっているようだ。他にも取材などで多くの医師に接触しているだろう。これでは、医師の方たちが鳥集さんの言動に疑問を持ったとしても真っ向から疑問を投げかけにくいだろう。

 

 患者の会への介入と擁護、DNA問題で医師などの団体への介入、私の質問の無視。これらのことを総合的に考えても彼の言動は不可解なことだらけだ。DNA混入を過小評価し、医師たちが沈黙することで一番喜ぶのは誰なのか? (彼が関わっている)患者の会が、ワクチン中止を訴えず、内部に推進派が入りこめるような状態で一番喜ぶのは誰なのか? もちろんmRNAワクチン推奨派や薬害の責任を問われる国や製薬会社だ。そして鳥集さんはこれらの人達が喜ぶようなことばかりしているように見える。

 

 鳥集さんは「分断するな」と主張するが、彼の不可解な行動こそmRNAワクチン反対派の中での対立を招いているのではなかろうか? 残念ながら、私は彼への信頼を失った。

 

 ただ、私は医薬業界の闇を追及してきた医療ジャーナリストに利権疑惑があるとは考えていない。彼の慎重さを欠く行動がさまざまな憶測や疑惑を呼び、結果的にmRNA推進派を利することになったのではないかと考えている。ならば、彼が私が指摘したことについて説明責任を果たすことで信頼回復はあり得ると思っているし、それを期待している。

 

 最後に鳥集さんに一言。私のこの記事に反論や意見があるのなら、ブロックを解除して発言してほしい。私はブロックされてもフォローはそのままにしている。間違いがあれば、もちろん訂正したい。

 

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