陰謀説支持・不支持での対立を憂える
【今日のツイートから】
新聞に「子供のワクチン接種を見直す」意見広告を出した「株式会社ゆうネット」が、監修者である井上正康さんに対する見解を公表した。要は、井上さんの「陰謀論」と受け取れる言説が根拠のないものであり、「ゆうネット」および代表の堤さんは一切与しないという見解だ。https://jcovid.net/20230706report/
井上さんのことに関しては全国有志医師の会でも議論になったようだが、どんな議論が交わされたのかは公表されていない。井上さんの主張への賛否は措いておくとして、まず、このような見解をきちんと公表したことは評価したい。噂で批判や誹謗中傷などが飛び交うのは望ましくないからだ。
私は堤さんとは意見が異なり、コロナ騒動はワクチンを打たせるために意図的につくられたものであり、背景には地球上の人口を減らす目的があるという説を支持している。私は以前はいわゆる陰謀論は懐疑的で距離を置いていたが、コロナ騒動以降は考えを変えた。これは井上さんも同じだと思う。
それにしても、「陰謀論」の根拠を示せというのはあまりにも無理筋な主張だと思う。私は、今回のコロナ騒動には洗脳手法が使われていると考えている。カルト宗教でも洗脳が用いられるが、外部の人はそれを見抜くことができる。カルト宗教に勧誘され洗脳されてしまうのは、一部の人たちだからだ。
しかし、今回のコロナ騒動での洗脳は、マスコミを利用して世界中の人に対してなされた。だから「外部」から見るということが難しい。いわば、世界中の人がカルト宗教に勧誘され洗脳された状態だと言ってもいいだろう。ナチスに洗脳された人達が簡単には覚めなかったように、自覚ができないのだ。
世界中の人を洗脳する巧みな計画を、一般の人がどうやって立証しろというのだろう? 状況証拠から総合的に判断するしかないのではなかろうか。私が計画的だと考えるのは、今回の騒動を俯瞰的に見たら、何らかの大きな力が働いていると考えなければ説明できないことが多々起きているからだ。
例えば、子宮頸がんワクチンは重篤な副反応が多発したために国が推奨を取りやめた。これまでなら、何人も死者が出たような医薬品は中止に追い込まれた。しかし史上最悪の薬害をもたらしているmRNAワクチンは中止にならない。この異常事態は、国を越えた大きな力が働いていると考えるしかない。
1992年にブラジルのリオデジャネイロで開催された地球サミットで「アジェンダ21」が採択されている。表向きには、「持続可能な開発のための目標と行動計画」だが、この計画には「人口削減をもくろむガイドラインも含まれている」という。
https://tocana.jp/2017/03/post_12616_entry.html
その目標は「2030年までに人口の95%の削減」と言われている。そして緊急使用許可だけで世界中で打たれたワクチンは史上最悪の薬害をもたらし、各国で超過死亡が増加している。さらに自己増殖型mRNAワクチンの開発が始まっている。非接種者まで接種者と同様にさせることが目的だとしか思えない。
日本を除く多くの国では、もうコロナワクチンなどほとんど打ってはいない。今の接種率では2030年までに人口の95%を削減という目標達成は難しいだろう。だからこそ、自己増殖型ワクチンを開発しているのではなかろうか? ワクチンの目的が人口削減ならば、辻褄が合う。
世界経済フォーラムの提唱するグレートリセットは「アジェンダ21」に基づいていると言えるだろう。これを「妄想だ」と言うなら、根拠は何なんだろう? 今回の世界で一斉に起きている薬害や不可解な動きは、堤さんの言うように、資本主義の利益追求や利権構造だけで説明できるものでは決してない。
陰謀とはいっても、この計画を進めている人達は決して自分が悪いことをしているとは思っていない。彼らは、地球を守るという目的のもとに「正義」として人口削減計画を進めている。そして、それだけではなく、残った人達の徹底的な管理や支配を目論んでいるのだろう。それがグレートリセットだ。
人口削減説を「陰謀論」だと一刀両断する人が大多数なことは分かっている。しかし、私は陰謀を支持するかしないかで人々が対立することをとても懸念している。陰謀を否定するのは自由だけれど、陰謀説も一つの考え方として尊重すべきではないか? 人は洗脳から目覚め考えを変えることがあるのだから。
人口削減説が事実であった場合、陰謀説を否定した人達は後に自分の誤りを認めざるを得ないだろう。そういう可能性を考えれば、陰謀説を唱える人を否定してはいけない。ナチスに洗脳された人達は、自分が洗脳されていることに気づいていなかった。洗脳されている人には陰謀かどうかの判断ができない。
全国有志医師の会のメンバーにも、陰謀説を支持する人としない人がいるだろう。しかし、陰謀説を支持する人を頭から否定したり、信用できないなどと決めつけたり、自分たちの運動の脚を引っ張ると考える人がいるのなら、とても残念だ。
人は簡単に洗脳されるが、他方で洗脳から目覚めたり考えを変えることもできるのだから、陰謀説を支持するか否かで対立すべきではない。「陰謀論」だと一蹴する人は、是非、苫米地英人さんの「超国家権力の正体」を読んで欲しい。この本で考えが変わる人もいるに違いない。
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