ミスジツマキリエダシャク
このガの写真を撮ったとき、色や斑紋がとても特徴的なのですぐに種名が分かるだろうと思った。ところが、家に帰って「北海道の蝶と蛾」を何度めくっても該当するものがない。ネットで検索してようやくたどり着いたのがミスジツマキリエダシャクだった。なぜ「北海道の蝶と蛾」で分からなかったのかというと、色彩や斑紋にかなり変異があり、本に出ている個体はかなり色彩の淡いタイプだったからだ。確かに、本には「帯状の斑紋があらわれるなど、色彩斑紋の変異は著しい」と注意書きが書かれている。
春から出現するガで、幼虫の食草はマツ科やヒノキ科などの針葉樹。前翅長は19mm。シャクガ科エダシャク亜科。
2023年5月16日 北海道十勝地方
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