陰謀論という陰謀
私は正直いって、3年前まではいわゆる「陰謀論」と言われているものにかなり懐疑的だった。しかし、コロナ騒動を通じて考えが変わった。
コロナワクチンの接種に関して、最も疑問に思ったのはコロナの流行が始まってたった1年足らずでワクチンがつくられ接種が開始されたことだ。ワクチン開発は通常10年近くかかるとされている。健康な人に打つ医薬品は十分な治験によって安全性が確認されなければならない。流行が始まってたった1年でつくられたワクチンは、中長期のリスクが全く分かっていない。それに、mRNAワクチンはこれまで動物実験では一度も成功していない代物だ。警戒するのが当然だという認識だった。
そして免疫学と分子生物学がご専門である荒川央さんのブログを知ってから、コロナワクチンが危険であるという指摘は科学的にも間違いないと理解した。
コロナ騒動が始まった2020年、日本ではコロナの被害は大きくはなく、ワクチンなど必要がない状況だった。過去の薬害の歴史を考えるなら、治験も終わっていないワクチンが緊急使用許可だとか特例承認によって世界中で推奨されることもおかしい。ところが政府もマスコミもこぞってコロナが怖い感染症だと煽り、マスクの着用とワクチン接種を勧めた。そして同時に「ネット上の陰謀論に気を付けろ」「ワクチンに関しては厚労省のサイトを見るように」という報道があちこちで見られた。ワクチンに懐疑的な者は陰謀論者であり、国こそ正しい情報を発信しているというわけだ。
日本には「神真都(やまと)Q」と言われる団体があり、当初からコロナワクチンに反対してデモなどの活動をしていた。ウィキペディアによると「陰謀論者によって構成される日本の反ワクチン団体」「アメリカの極右が展開している陰謀論・政治運動であるQアノンの日本支部を自称するが、オカルトやスピリチュアルが基盤にあるとされる」と書かれている。さらに、「人々は光と闇の銀河戦争から逃げ延びた悪い宇宙人によって構成されるディープステートに支配されており、解放されなければならない」などと主張しているらしい。「宇宙人」などと出てくるところからしても、「カルト宗教もどき」だと私も思う。
しかし、この団体のワクチンの危険性に関する主張についてはデマと断定できない。荒川さんのような科学的見地から危険性を指摘している研究者の意見とも重なるのであり、「怪しい団体の主張=非科学的でデタラメ」と決めつけることにはならない。ところがこの団体が「ワクチンに反対している」という事実によって、「ワクチンに反対する人は陰謀論者」という印象操作が行われたと私は考えている。
ツイッターでコロナワクチンに懐疑的な意見を書くと、すぐに「反ワクチン」「陰謀論者」と罵られた。フェイスブックではワクチンに関することを書けば、注意書きが出て厚労省のサイトに誘導するようになった。YouTubeでもワクチンに批判的な内容のものはすぐに削除されるようになった。明らかに言論統制だし、今までこんなことはなかった。
マスコミやSNSを利用した情報操作や印象操作が功を奏したのか、日本では大多数の人が「陰謀論」を忌避してワクチンに懐疑的な人を叩き、何の疑問も持たずにワクチンを接種し、追加接種まで受けてしまった。その結果はどうだったのか?
結論から言えば、ワクチンの危険性を指摘していた人の言っていた通りになった。荒川さんが2020年6月に書かれたコロナワクチンの危険性はすべてその通りになっている。つまり、今まで「陰謀論」と言われていたことが正しかった。「陰謀論」だと批判した人達は、謝罪訂正しなければならない事態だ。
日本ではすでにワクチン接種後に亡くなった人が2000人以上になっている。もちろんこれは国が認めた人数であり、実際にはとんでもない数の人達がワクチンによって亡くなっていると推測される。というのも、ワクチンを開始してからの超過死亡が物凄いことになっているからだ。以下の記事を参照していただければ、どれほど異常なことが起きているのか分かると思う。
こんな異常なことが起きているのにマスコミが報じないので、自分で情報収集しない人は何も知らない。「ワクチン後遺症」と言われる薬害が大量に生じているのに、これもほとんど報じられない。明らかに政府もマスコミも事実を隠蔽している。
結局、コロナ騒動から3年経って分かったのは、コロナワクチンは感染や重症化を防ぐどころか、感染を拡大させて様々な病気を誘発する毒だった。陰謀論と言われていたことは陰謀論ではなかった。私は悪意があるものによってこのワクチンが開発され、人々は騙されて打ってしまったと考えている。「反ワクチン」「陰謀論」という言葉こそ、人々を騙し洗脳するのに使われたのではないか?
「陰謀論」という言葉はCIAが世界に広めたという説がある。以下参照。
CIAが「陰謀論」を世界に広めた? ケネディ暗殺、壮大な世論誘導工作を実行
これが事実であるなら、本当の陰謀を隠すために「陰謀論」という言葉が意図的に使われているということになる。陰謀を暴く人に対して「陰謀論者」というレッテルを貼ることで大衆は洗脳され、一部の権力者の企てをデマだと信じ込ませることができる。つまり、「陰謀論」というレッテル貼りこそ「陰謀」なのではないか? コロナ騒動を振り返ってみるなら、まさにこの通りになっているように思える。
オウム真理教や統一教会のようなカルト宗教による洗脳には鋭く反応するジャーナリストや識者の大半が、コロナワクチンの危険性を見抜けず、懐疑的あるいは否定的な人達を一斉に「陰謀論者」だと非難した。彼らは「自分は洗脳などされない」と思っているのだろうけれど、私の目から見たら、彼らこそ洗脳され無意識のうちに利用されたのではないかと思えてならない。
私はYouTubeで削除されてしまう情報こそが真実ではないかと考えている。生物兵器も以前は信じていなかったけれど、今ではあのワクチンこそ生物兵器ではないかと思うし、コロナウイルスもおそらくワクチンを打たせるためにつくられた人工ウイルスだろう。科学的見地からそう主張する科学者は何人もいる。
「人口削減」などと口にしただけで「陰謀論」という言葉を投げかけられそうだけれど、実際に超過死亡が激増し、出生率も大きく下がっている。コロナワクチン以降、接種国で人口が減っているのは事実だ。「人口削減」を陰謀論だと一蹴することの方が私は危ういと思う。ウクライナの戦争も、コオロギ食もおそらくグレートリセット(日本ではムーンショット計画)に向けた一連の動きだと思う。
ナチスによるユダヤ人の虐殺を私たちは深く反省したはずだ。しかし、人々は再び見事に同じ過ちを犯してしまっているように見える。コロナ騒動を皮切りに、世界中で情報戦、認知戦という戦争が繰り広げられている。
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