セルフEAT(Bスポット)のその後
9月8日に「セルフEAT(Bスポット)を初めてみた」という記事を書いたが、それから3カ月が経過したので、手元のメモを元にその後の経緯について書いておきたい。
私がセルフEATという上咽頭ケアを始めたのは8月27日のこと。朝と晩の一日2回、セルフEATをやることにした。最初の6日ほどは綿棒に生理食塩水をつけていたが、その後は「にがり」に切り替えた。にがりに変えて数日もすると出血量がだいぶ減ってきて、血は付いたり付かなかったりになった。
しかし、にがりに変えて一週間くらい経った頃に、綿棒が届いていないところに炎症があることに気づいた。それまでは綿棒を真っすぐに入れて届く範囲だけをツンツンとつついていたのだが、綿棒を少し奥の方に差し込むようにしてみたところ、痛みや出血があることに気づいたのだ。つまり、擦り残しがあったのだ。
そこで、綿棒の軸を少し曲げて奥まで届きやすいようにして痛いところをこするようにした。セルフなので、痛みに応じて力を加減できる。どうやら今まで届いていなかった場所の方が炎症が酷かったようで、少しずつ改善していったものの、痛みや出血は11月11日まで続いた。そして、その後は痛みも出血もなく経過している。つまりセルフEATを初めてから痛みがなくなるまで2か月半ほどかかったことになる。
ただし、9月下旬から1週間ほど倦怠感が酷い状態が続いたことがあった。この時は喉に痰が絡み上咽頭の具合もあまり良くなかった。なぜ倦怠感が酷かったのか原因は分からないが、もしかしたら何等かのウイルスに曝露して上咽頭の炎症がやや悪化したのかもしれない。
痛みがなくなってからは、喉の違和感や痰が絡むような症状は完全になくなったというわけではないが、かなり改善された。少なくとも、喉の違和感はほとんど気にならない状態になっている。私の場合は初めから左側の方が痛みが少なく、右側の方が炎症が酷かった。完治したのかどうかは分からないものの、12月からセルフEATは一日1回にしている。1日2回やっていた頃は、EATをしたときに鼻水がかなり出たが、今はそれも治まってきている。
上咽頭は免疫器官であり鼻から侵入した病原体と常に戦っている場所だ。しかも慢性上咽頭炎を放置することで様々な疾患を引き起こすことが指摘されている。慢性上咽頭炎があるのならできる限り治療した方がいいのだが、セルフでやる場合は自己責任なので安易に他人にお勧めはできない。上咽頭炎が気になる方はEAT療法をやっている医療機関で確認してもらうのがベストだと思う。ただ、医師によっては擦り残しがあり完治しない場合もあると聞くので注意も必要。
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