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2022/10/30

未曾有の薬害にどう立ち向かうべきか

 私は今回のコロナワクチンについては当初から疑念を抱き、ツイッターで危険性に関する情報を紹介してきた。しかし日本では政府もマスコミも、そして多くの医師もこのワクチンを推奨し、約80%の人が2回、66%の人が3回接種してしまった。そして4回目は現時点で約4000万人が接種した。つまりおよそ3割の人がすでに4回目を接種しており、これからまだ増えるものと思われる。

 

 そして懸念されていた通りのことが起きている。つまり、とんでもない薬害が生じているし、これからも薬害被害者は増えていくだろう。このワクチンは血栓を生じさせるだけではなく、免疫力が低下し、さまざまな疾患に罹りやすくなる。このワクチンで誘発が懸念される病気は山ほどある。ターボ癌と言われる進行が非常に速い癌が増えていると言っている医師も多いし、稀な病気であるプリオン病も増えているようだ。このあとどんなことになるのか、誰にも分からない。

 

 先日は、ファイザーの社員が、ファイザーのワクチンは市場に出るまえにウイルスの感染を阻止するかどうかのテストをしていないことを認めた。つまり、「大切な人にうつさないための思いやりワクチン」などという話は全くのデタラメで、世界中が騙されていたということになる。そして、実際に打ったところで感染は防げておらず、それどころか打てば打つほど感染拡大をしているのが事実だ。世界中でワクチンを打ちまくって2年近くが経ってから、こんなマイナーな情報がどんどん出てくるようになった。

 

 ところで、すでに打ってしまった人は、このワクチンに対する態度が以下の3つくらいに分かれると思う

 

①自分や身近な人に薬害が生じたことでこのワクチンの危険性をはっきり認識した人。
②複数回打っても感染するから効いていないのではないかと疑うようになったり、身近な人が接種後に体調を崩したことで疑問を持ち始めた人。
③特に大きな疑問も持たず、効果を信じている人。あるいは、あまり効いていないと思いつつ、打ったほうが安心だと思っている人。

 

 私の周りの人を見ていると、3回くらい打っていても元気で今までと変わらない人が多いものの、体調がすぐれないと言っている人や持病が悪化した人(ワクチンが原因とは思っていない人が大半)も複数いる。マスコミは相変わらずワクチン推進なので、自分で情報収集していない人は、まったく疑問を持っていないようだ。

 

 しかし、薬害はどんどん深刻になっているように思える。おそらく史上最悪の薬害事件に発展し訴訟も相次ぐだろう。こうした未曾有の薬害が始まっているとき、私たちはどう立ち向かったらいいのだろうか?

 

 今の状態は、原発事故による被曝とよく似ていると思う。福島第一原発が爆発したとき、政府はパニックになることを恐れて速やかに情報を出さなかった。風にのって放射性物質が関東にまで流れてきたときも、多くの人が何も知らずに被曝した。放射線は目に見えないのであり、事実を知らなければ人々は不安にはならない。コロナワクチンの薬害も因果関係の証明はとても困難で、気づかない人も多い。だから実際に起きている薬害について知らなければ、打った人も不安になることはないだろう。今の政府やマスコミがやっていることはまさにそれだ。そして打った人もマイナーな情報を頭から否定したり避けているように見える。でも、そうやって「見ざる言わざる聞かざる」という態度をとることが適切なことなのだろうか?

 

 私はとてもそうは思わない。強い不安をもたらすようなマイナーなことであっても、やはり事実は事実として皆が知り、それを受け止めることこそが科学だし、今後どうしたらいいのかは、その事実を知ることからしか導きだせない。体内に入れてしまった薬品を取り出すことはできない。しかし、事実が分かっていればこれ以上は体内に毒を入れないという選択ができる。そして体調を崩した場合もそれが薬害であるかもしれないと認識することで、対処法も違ってくるだろう。

 

 打ってしまった人を不安にさせないために、言うべきことも言わないというのはやはり違うと思う。もちろんワクチンの効果を信じて、忠告に耳を傾けようとしない人には何を言っても無駄だし、私もそのような人に直接危険性を伝えるようなことは避けている。前述の③のような人だ。理解しようとしない人は、自分で気づくまで待つしかない。ただ、私がツイッターでワクチン問題ばかりを話題にしているのは、②のような人に一人でもこの不可解な薬害事件に気づいて立ち向かってほしいと思っているからに他ならない。

 

 福島の原発事故の後に出版された「内部被曝」(矢ヶ崎克馬・守田敏也、岩波ブックレット)の第5章「放射線被曝に、どのように立ち向かうのか」にこんなことが書かれている。

 

 矢ヶ崎 この時代を生きていくうえでの私の提言は「怒りを胸に、楽天性を保って最大防御を」です。
 第1章でも触れましたが、事態がこうなった限り、能動的に立ち向かうことが大切です。内部被曝の恐ろしさを学んで、それでもうだめだと考えてしまうのでは何の意味もありません。そうではなくて、恐ろしさをきちんと知ることで、政府の発表を鵜呑みにしないようにし、私たちのいま、なすべきことを見出していくことができるのです。
 私たちはもはや「汚染される覚悟」が必要です。しかし、悲観して恐怖のうちに汚染を待つのはよしましょう。この怒りを胸にしっかり収めて、開き直って、楽天的に、知恵を出し、最大防護を尽くしつつ、やるべきことはすべてやるのです。

 

 また、同じ章で守田さんは以下のように述べている。

 

 守田 同時に私が呼びかけているのは、東北の“痛み”をシェアし続けていくことです。津波被害も含めて、いま、つらい思いをしている方たちをみんなで支えていく。実はそのことで、私たちが逆に助けられるのだと思います。助ける側、助けられる側という考えを越えて、いま、まさに私たち全体に降りかかったこの災害に立ち向かうことが大事だと思うのです。それを忘れ、被災地の方たちをおいて、自分だけ守ろうとしても守りきれなくなってしまう。どこかで私たちは人に頼らなくてはならないし、だから人を積極的に助けたほうがよい。そのことで総体としての私たちの安全の度合いが高まり、私たちの人間的な豊かさが確保されると思います。

 

 今、世界中で起きている薬害についても、同じことが言えると私は思っている。打ってしまった人が、不安になるからと事実に目をつむっていたなら、同じ被害が繰り返されるだろう。これ以上は打たないという決心をし、開き直って免疫力の強化などできることをやっていくしかない。そして、すべての人がこの薬害についてきちんと事実を知り、なぜ、こんなことが起きてしまったのか究明していかなければならない。

 

 打たなかった人が打った人を「自己責任」と突き放したり、打った人が打たなかった人を妬んでも溝が深まるだけで、何のメリットもない。互いに対立するのではなく、薬害でつらい思いをしている人達を皆で支えていくことこそ必要なのではないかと思う。

 

 原発事故のときもそうだったけれど、政府やマスコミ、専門家などの言うことを決して鵜呑みにしてはいけない。世の中には謀(はかりごと)や駆け引き、利権、支配欲などが渦巻いており、人は容易にそうしたものに飲み込まれてしまう。善意で生きている人には想像できないような悪意を持った人がいる。だからこそ、人々が真実を見抜き、悪意に立ち向かわない限り、同じことが繰り返される。

 

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