日本文学館から自費出版した二人組のトラブル顚末記③
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日本文学館から自費出版した二人組のトラブル顚末記①
日本文学館から自費出版した二人組のトラブル顚末記②(追記あり
この顚末記は2回で終了させるつもりだったが、zih*s*uppan*氏は自分が嘘をついていたことについてまたまたとんでもない屁理屈を言い始めた。そこで、再度、zih*s*uppan*氏の虚言問題についてここで取り上げておきたい。
以下がzih*s*uppan*氏のたまげた屁理屈である。
http://blogs.yahoo.co.jp/zihisyuppann/67952660.html
虚偽の説明をすることで私は何のメリットもありません。私を批判する人は、私が虚偽の説明をしたことの合理的な理由を説明すべきですが、その説明をしていません。それでは説得力を持ちません。説得力の
あるない批判に意味はありません。
これに関してクンちゃんは以下のように批判している。
http://blog.goo.ne.jp/92freeedition44/e/0c5571ec112191ca235f1872a0689ce9
刑事裁判において公判を維持して有罪に持ち込むには、警察・検察段階で慈悲が言うような要素について厳密な捜査(立件)が必要である。推理小説の世界もまた同様である。
しかし、いま慈悲が批判にさらされているのは刑事立件を目指したものでもなんでもない、一般社会での常人同士のやりとりである。虚偽だと指摘する場合には、当該指摘が誤っていないというだけの証明で十分である。飛躍や勘違い、妄想はいいかげんにしてもらいたい。
クンちゃんの言っていることはもっともだ。何よりも、ブログという公開の場で複数の嘘をついていたのだから、これだけでzih*s*uppan*氏の信用は地に落ちた。狼少年の言うことを人々が信用しなくなるのと同じで、嘘をつくというのは人が生きていく上で大事な信頼関係を自ら壊していることに他ならない。
しかし、私はここであえてzih*s*uppan*氏のご要望にお応えしたい。すなわち、嘘を言い続けてきた理由についての推論を展開してみたい。
まず、はじめに「なりすまし」問題である。クンちゃんの上記記事によって、zih*s*uppan*氏は日本文学館に原稿を持ち込んだ時点からすでになりすましをしていたことが明らかになった。そして書籍が売れて話題になった時には真の著者であるkum*suk*2*14氏の替え玉としてzih*s*uppan*氏が登場するとか、著作内容に問題があり法的手続きが行われるような場合にもzih*s*uppan*氏が著者の替え玉として法廷に立つという驚くべき約束が交わされていたことも明らかになってしまった。
私はこれを読んで佐村河内守氏の事件を思い出した。聴覚障害である佐村河内氏に代わって新垣隆氏が作曲をしてきたことが世間に知れ渡ってしまった、あの「なりすまし」事件である。他人が作曲したものを自分が作曲したと嘘を言い続けて世間の人々を騙し続けてきたのだから、批判の嵐にさらされるのはごく当たり前のことだし、これで佐村河内氏の信用は地に落ちた。しかも佐村河内氏は本当は耳が聞こえており、虚言癖があったという。これは犯罪にはならないとしても不正であることに間違いはない。
さて、zih*s*uppan*氏とkum*suk*2*14氏もこれとほぼ同じようなことを約束していたのだ。こんな不正が世間に知れ渡ったら佐村河内事件同様、信用は地に落ちる。だからこそ、zih*s*uppan*氏は原稿応募時から契約締結はもちろん、ブログでの説明まで一貫して「なりすまし」を続ける必要があったのだろう。
もう一点、zih*s*uppan*氏はブログで買取り部数や買い取り価格についても虚偽の記述をしていた。これについて私は以下のように推測している。
zih*s*uppan*氏は、2014年5月24日に私のブログに出版社名を明らかにした上で増刷契約と同じ数値を出してコメントをした。そして、それから1カ月後の6月25日に私に以下のメールを送信してきた。
はじめまして。
私は、現在、日本文学館と契約の解釈を巡って争っています。
日本文学館の解釈はおかしいということだけでなく、その営業姿勢も極めて問題があると、私は思います。
ですので私は、日本文学館と本格的に裁判で争うことになってもいいと考えています。
とりあえず私は、日本文学館との契約を巡るトラブルの経緯から今後の経過を記録するためにブログを立ち上げました。(2014.6.20)。
詳しいことは改めて報告させてもらいます。
もちろん、この時点で私はブログにコメントした匿名希望氏であると察知した。そこで、「ブログにコメントを入れてくださった方ですね。できれば裁判は避けられるほうがよいと思いますが、ご健闘をお祈りいたします」と返信をしたのである。
ところが、翌26日に以下の返信があったのである。
メールの返信を頂いた時、疑問に思ったのですが、
どうして、私が松田様のブログにコメントを入れたということがわかったのでしょうか。松田様のブログにいつ、どういうコメントをしたか、まったく記憶にありません。松田様のブログを改めて見て見ましたが、私のコメントはどこにも見つかりませんでした。どういうコメントだったのかを教えて頂けないでしょうか。
しかし、この返信は嘘である。なぜならzih*s*uppan*氏はコメント投稿時に自分のメールアドレスを記載していたのだ。しかも、そのメルアドはzih*s*uppan*氏がしばしばブログで公開しているbey2014@・・・というアドレスである(このことについて私は後日気がついた)。
なぜこんな嘘をついたのかを推理しよう。zih*s*uppan*氏はブログを開設した時には出版社名を明らかにしていない。これは恐らく出版社名の公開を出版社に対する圧力として利用したいと考えていたからである。そして、裁判をする段になれば出版社名を公開し日本文学館の営業姿勢や過去の不祥事を明らかにして糾弾しようと意図したのだろう。ところが実際には私のブログのコメントで出版社名とトラブルの概要を明らかにしてしまった。そこで、コメントした者と自分は別人であることにしたかったのではなかろうか。そのために750部だとか75%という数値まで変えようと考えたのではないか・・・。
数値の操作については、近似値を用いたなどと釈明しているが、本の定価は1000円であり買取り価格の割合がいくらであっても計算は容易である。また、仮に分かりやすいように端数を省いて近似値を用いるとしても、それについて断り書きをするのが常識である。したがって、近似値などというのは自己正当化のための言い訳でしかない。
こう考えるとzih*s*uppan*氏が一貫してなりすましをし、虚偽の数値を書くことには合理的な理由があると言えるのだ。
これまで私は前述した虚偽メールのことまで明らかにしていなかった。しかし、「合理的で説得力のある説明」を求められた以上、このことも明らかにしておくべきだろう。まさにzih*s*uppan*氏は虚言癖があり佐村河内氏とよく似ている。だれが、このような者を信用するというのだろうか。
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