増えすぎた人間
スタンフォード大学の研究者らが、地球上の生物が今、大量絶滅の初期段階にあると警鐘を鳴らしている。
ついに始まった地球の大量絶滅時代-6500万年ぶり6度目 (IRORIO)
この調査によると、現在、脊椎動物の16~33パーセントが絶滅の危機にあると推定され、無脊椎動物でも絶滅が進んでいるという。そしてその原因は人間にあると指摘している。
そりゃあそうだろう。たとえば熱帯雨林の伐採による破壊は凄まじいし、それだけでも膨大な数の無脊椎動物が新種記載される前に消え去っているに違いない。野生生物の生息地は減少する一方だし、人間による捕獲で絶滅の危機に瀕している動物もある。
もちろん私たちの身のまわりからもどんどん生物が絶滅している。今や、メダカもウナギも絶滅が懸念されている。昔はたくさんいたのに最近ではさっぱり見かけない、という生物だって結構いるのではなかろうか。知らないうちに、身の回りからどんどん生物がいなくなっているのだ。もちろん、大きな原因は開発などによる環境破壊や農薬などによる環境汚染だ。
さらに絶滅に拍車をかけるのが地球温暖化だろう。今の温暖化のスピードが続けば、生き延びられない生物も多いと思う。
戦争による環境破壊、原発事故などによる放射能汚染、化学物質による環境汚染・・・さらに電磁波なども生物にとって脅威になりつつある。こういったものが重なっているのだから、地球はかなりの重病といっても過言ではないと思う。
それにしても、地球上の人間はあまりに増えすぎた。
世界と主要国の将来人口推計(社会実情データ図録)
地球の資源は限られているのだから、他の生物のことなどおかまいなしに環境破壊を続ける人間が増えていったなら資源は激減しやがて枯渇するだろうし、食糧も足りなくなるのは目に見えている。これは誰にでも容易に理解できることだ。
人類は地球の資源を食いつくし、自分たちの生息環境をも破壊しつつあるのだ。地球上で、自ら自分の首を絞めるような行為をしている生物は人類以外にいない。地球にとって最悪の生物である。
果たして人類は少しでも状況の悪化に歯止めをかけることができるのだろうか? 原発事故を起こして世界中に放射能をふりまいても、何の反省もなく再稼働を目指すのであれば、もはや末期的である。一部の人たちの欲を満たすために、平気で戦争という人殺しをするのであれば、やはり末期的だ。人類は地球の多くの生物を道連れに、絶滅に向かうことになるだろう。
欲の塊となった一部の人間にとっては、自分の欲を満たすことのみが大事であり、未来の人類、未来の地球のことなどどうでもいいのかもしれない。
自分たちの未来のこと、他者のことを考え行動できる人を育てられなければ、そう遠くない将来に人類はほんとうに大変なことになるだろう。今の時代を生きる人たちに、人類や地球の生物の運命はかかっている。


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