タクシードライバーになったノルウェー首相
ノルウェーのストルテンベルグ首相が有権者の本音を知るために、タクシードライバーに変装したことが話題になっている。以下はタクシーに設置された隠しカメラの動画。
ノルウェーでは9月9日が総選挙のために、国民の本音を聞こうというのがその理由らしい。でも、どうやら乗客には首相であることはバレバレのようだ。
日本の場合、二種免許がないとタクシードライバーにはなれないから、こんなふうに簡単にタクシードライバーに変装することはまずできない。というか、たとえできたとしても、こんなことをやる首相はいないだろう。そもそも日本の首相ははじめから「国民の本音」を聞きたいなどとは思っていないに違いない。日本の首相が耳を傾けなければならないのは国民ではなくアメリカの意向なのだ。
それに、こんな風に国民に接したならば、福一の事故処理を東電に任すな、憲法改悪はやめろ、TPP反対、消費税の増税はやめて・・・などなど、安倍首相にとってはとても耐えられないような国民の本音を聞かなければならなくなるだろう。安倍首相はアベノミクスでいかに国民を騙すかしか考えていないのだろうから。
変装までして国民の本音を聞こうとするのは国民性の違いというか・・・基本的なところで日本とは違うと感じざるを得ない。
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謹啓、福島での街頭演説で「安倍さん原発廃炉賛成、反対?」のプラカードをを持った女性が権力のポチ達により隔離された言論弾圧に絶句させられました。主権在民とは名ばかりで権力者による権力者の為の政治に堕落し地獄に落ちるまで大衆は覚醒しないと存じます。敬具
投稿: 関 正道 | 2013/08/30 21:36
関さん
日本の警察のあまりの横暴に、言葉もありません。すでに日本は民主国家ではありませんね。これからこのようなことがどんどん増えていくでしょう。果たして日本人はこうした暴挙に立ち向かえるのでしょうか。甚だ疑問です。
投稿: 松田まゆみ | 2013/08/31 10:22