南相馬の恐るべき汚染
南相馬の汚染はとんでもないことになっているらしい。以下の大山弘一さんのブログをご覧いただきたいのだが、高線量を発する黒い物質があちこちにあるという。
時は来た!「全国大拡散」!!
[放射能汚染レベル調査結果報告書]が届きました。
矢ヶ崎克馬教授コメント 「黒い物質」についての考察①-1
「黒い物質」についての考察①-2
今回の検出について
みなさんからの問い合わせに対して
その黒い物質は軽いのに多くの核種が入っており、セシウムだけでも合算で100万Bq/kgだというから、非常に危険な物質だ。こういうものが福島のあちこちで見つかっているらしい。
このような情報はいつも市民からもたらされる。行政は知ってか知らずか、市民に警告したり避難を呼びかけようとしない。汚染地域には子どもたちも住んでいるというのに。
それどころか、避難した人たちを戻すことに必死になっている。さらに、伊達市の農業委員会が、農地が汚染されたために耕作をしない農家に対し、耕すように指導しているという。
これはひどい・・・被災農地での耕作を強制(伊達市) (明日に向けて)
汚染された農地で農家に耕作を強いる行政。国民を汚染されたところに住まわせ、汚染された土地で農業をさせ、汚染された食物を流通させることに必死になっているのは、補償を免れることしか考えていないからだろう。原発の安全神話を振りまいていた原子力ムラの人たちは、福島の事故で反省するどころか、相変わらず自分たちの利益と責任逃れしか考えていないのだ。この国は狂気に支配されているとしか思えない。
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ほんとうに・・狂気ですね・・
東北のガレキを 処分しなければ
復興が すすまないのは わかりますが
日本各地で ガレキを 焼却しておこる 放射能の再拡散を
どう かんがえたらよいのでしょうか。
はっきりと 数字などで 証明されるような 病人・ガン患者さえ でなければ
放射能は 拡散されるべきものということなのでしょうか・・
投稿: 10円まんじゅう | 2012/02/17 22:58
10円まんじゅう様
こんにちは。放射性物質を拡散させる国など、世界の目から見たら狂気でしかないと思います。
震災瓦礫が復興の妨げにはなっていないことを今日の記事に書きました。そちらもお読みいただけたらと思います。
https://onigumo.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-feca.html
投稿: 松田まゆみ | 2012/02/18 17:14