人類史上最悪の惨事となった福島第一原発事故
昨日ツイッターで紹介した、ドイツの放送局が放映した福島原発の実態の動画は削除されてしまったのだが、以下のサイトで見ることができる。
ドイツZDF-Frontal21福島原発事故、その後(日本語字幕)
http://www.dailymotion.com/video/xkso3d_yyyzdf-frontal21-yyyyyy-yyy-yyyyy_news
原発から80キロ離れた農家の大沢さんの告発は衝撃的だ。事故後、作物の検査を行政機関に依頼したら、原発の20・30キロ圏から離れているので検査の必要はないと断られた。汚染調査をすべき福島県の食品衛生検査所は、コンセプトもなく人手も計測器も足りず、市民の検査は引き受けられない状態だ。
大沢さんは自分の水田の土を自費で独立の検査所に持ち込んで検査してもらったところ、基準値の7倍もの5万3千ベクレル/キロのセシウム137が検出され、米作りをあきらめたという。こうした汚染の実態を、地元の人たちは知らされていない
大沢さんは福島大学に内部被曝の検査を拒否された。隣の県の病院に問い合わせた友人は「福島県知事から福島県民の診察を受け入れないよう指示されているそうだ」と言われた。何から何まで隠蔽と過小評価だ。
クリス・バズビー氏は「日本政府は犯罪的だ」と糾弾している。さらに以下のようなことも言っている。
「これは人間の想像力をこえる惨事です」
「制御不能の状況であることは当初から明らかだった」
「どうしたらいいのか誰にもわからないし、簡単な答えもない」
「これは人類史上最悪の惨事だと思う」
この内容はおそらく日本のマスコミはまず報道しないだろう。多くの人に広めていただきたいと思う。
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