興信所を使って私のことを調べていた文芸社
原発事故で文芸社のことなんぞ頭から抜けていたのだが、以下の記事を読んでいただきたい。久々にお腹を抱えて笑ってしまった。
文芸社Vs鬼蜘蛛おばさん松田まゆみ氏の東京地検ほかでの闘争 その壱(通算No23)(文芸社・幻冬舎R・日本文学館等自費出版(出版費用著者負担エディションよろず相談室 クンちゃんのエディタールーム)
文芸社は何と、3回も興信所を使って私の身辺やJANJANなどを調べていたようだ。その調査結果が平成17年11月15日と20年9月9日、10月6日に文芸社に報告されている。平成17年(2005年)といえば、私がインターネット新聞JANJANに共同出版を批判する連載記事を書きはじめた年だ。最初の記事は2005年9月27日。あの記事はよほどこたえたのだろうか。
平成20年7月は、文芸社がJANJANに対して「通知書」を送り付けている。平成20年の興信所の調査はその時期と重なりそうだ。その通知書とは、「松田の一連の記事は名誉毀損だから削除せよ、さもなければ法的手段をとるぞ!」という趣旨のものだ。私はJANJANから連絡を受け、記事が虚偽ではないことを示す証拠をJANJANに提出した。JANJANは削除に応じなかったが、文芸社は提訴しなかった。だから市民メディアに対する恫喝といっても過言ではない。
文芸社がJANJANに送り付けた通知書の最後の部分を以下に引用しておこう。
つきましては、通知人は貴社に対し、名誉権を違法に侵害されたことを理由に、名誉権に基づく妨害排除・妨害予防請求権の行使として、別紙記事目録記載の各記事を削除して頂くよう請求いたします。
万が一、上記請求に応じていただけない場合には、法的手続きをとらざるを得ませんことを念のためお伝えいたします。
また、上記請求に対して貴社がいかなる対応をおとりになられるかにつき、お手数ですが、本通知書到達後7日以内に当職ら弁護士事務所担当者宛に書面にてご回答くださいますよう宜しくお願い申し上げます。
なお、本通知につきましては、このままサイトアップする等、通知人の許諾なく公開なさらぬよう念のため申し添えます。
削除しなければ提訴するぞ、と脅しておいて、この通知書を公開するなと念を押している。
わざわざ興信所を使って調べていたというのだから、文芸社は本気で私やJANJANの提訴を考えていたのだろうか? それにしては、著者である私に対して通知書なるものは一切来なかった。まあ、私なんぞただの一市民なのだから、逆さにしたって何も出てこない。興信所を使ったところで有益な情報など得られないのは当然だろう。で、結局提訴は諦めたということなのだろうか。まったくアホらしい。
そう言えば、藤原と名乗る人物から怪電話があったのが平成20年9月3日のこと。報告書が出される直前だ。これについては以下の記事に書いた。
あの藤原という人は、もしかしたら興信所の人だったのかもしれない。それにしては、ずいぶん芝居が下手だった。
文芸社は興信所となじみだというのだから、なかなかすごい出版社だ。著者から訴えられたら興信所を使って調べているのだろうか。興信所の人は恐らく私の調査で北海道まで来たのだろうが、ずいぶん無駄金を使ったものだ。
クンちゃんさんの予定では、さらに私の刑事告発に関する記事を書くらしい。興味津津だ。これぞ内部告発の醍醐味・・・。
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