子宮頚がんのワクチン接種への疑問
昨日の北海道新聞の生活面に、子宮頚がんのワクチン接種のための公費の助成が道内で拡大しているという記事が掲載されていました。子宮頚がんの啓発活動をしている「ピーキャフ」という団体(代表者は医師)の活動を紹介し、ワクチンで子宮頚がんの予防が期待できるとアピールする内容です。また、公費で助成した自治体の事例などが紹介されていました。しかし、ワクチンの効果や副作用などについては説明が不十分としか思えません。
このワクチン、一回の費用が1万5千円もかかり、しかも3回の接種が必要ということになっています。この費用にまず驚いてしまいます。記事では、啓発活動をしている団体の代表の「重篤な副作用は報告されておらず、安全性は高い」というコメントが紹介されていますが、本当にそうなのでしょうか?
新型インフルエンザ(「インフルエンザへの対処法」参照)のときもそうでしたが、ワクチンには副作用がつきものです。効果についても十分な検証が行われなければなりません。国や道などの公費助成による接種の対象者は10代前半が中心になりそうとのことですが、こんな若い女の子たちに詳しい情報も与えずにワクチン接種を実施することに問題はないのでしょうか?
高額な費用に助成金という組み合わせにも、なにやら製薬会社の画策を感じざるをえません。安易にワクチンを広めようという動きには、警戒が必要です。ということで、ちょっと調べてみました。すると、やはり疑問視している方たちが何人もいることがわかります。
この方の記事によると、1万5千円の費用のうち、ワクチン会社の原価がなんと1万2千円なのだそうです。そして、このワクチンの製造元は、新型インフルエンザと同じ、グラクソスミス・クライン社とのこと。これだけを聞いても、何か裏がありそうだとピンときます。
日本人の場合、30~40%はこのワクチンでは効果がなく、しかも子宮頚がんの発がん性HPV(ヒトパピローマウイルス)感染者3億人のうち、がんになるのはたったの0.15%だというのです。つまり、感染しても大半の人はがんにはならないということです。ところが、この0.15%の発症率のことは新聞記事では何ら触れられていません。
また、因果関係は明らかではないとしながら、ワクチン接種後に亡くなった事例もあるそうです。以下参照。
子宮頸がんのワクチン(Gardasil)予防接種に不安がよぎる死亡事例
これでは、まるで人体実験ですね。また、以下のようなブログ記事もあります。
効果や副作用などのリスクを十分に説明せず、あたかも予防効果が大きいように喧伝して接種を煽るのはあまりにも問題が多すぎます。リスクを隠して公費負担を求めることも然り。しかも、新聞記事には「ワクチンで予防できるのは6、7割。打てば大丈夫と思わず、きちんと検診も受けてほしい」とのコメントも出ています。
ワクチンは万全ではないから検診も受けろですって!? ワクチンと検診のセットとは、製薬会社と医療機関が丸儲けできるシステムです。がん検診については、以下の記事をどうぞ。
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