身勝手な通報者
今回のブログ削除要請問題でもっとも気になるのは、通報者が誰なのかということです。「ブログ記事の削除要請は正当か」にも書いたように、削除要請された記事は柴田晴廣氏のことに触れている記事がすべて含まれていることから通報者は柴田氏である可能性が高いと考えています。たとえば「柴田晴廣氏の行方」とか「柴田晴廣氏の疑惑に迫る」、「企業の利益・企業の倫理」あるいは「コメントの責任」など。
仮に柴田氏が通報者であるなら、なぜ「アホらしい主張」という記事を削除対象にしたのでしょうか? 実は昨年の夏、文芸社は私がJanJanに投稿した連載記事が名誉毀損に当たるとしてJanJanに削除を要求しました(修正ではなく削除です)。「アホらしい主張」に書いたことは、その際に文芸社が削除の理由として主張していたことの一つなのです。この記事の内容は柴田氏にはまったく関係がありません。ところがこの記事に柴田氏は自ら名前を出してコメントしてきました。
私は柴田氏がこの記事に不可解なコメントを入れてきたことがきっかけで、柴田氏が文芸社の関係者ではないかという疑惑を抱くようになりました。柴田氏が自分と直接関係のない記事、しかも自分のコメントがつけられている記事を消してしまいたいのであれば不可解としかいいようがありません。もっとも私の指摘した疑惑が当たっているのなら、疑惑を抱かせるきっかけになったコメントは削除してしまいたいでしょうね。
もうひとつ気になるのは、通報者の横柄な態度です。私はチャンネル北国tvに対し、期限を設けて通報者に具体的な問題箇所を提示させるよう求めました。これに対し、チャンネル北国tvは以下のような回答をしました。
「3月16日(月)期限ということでご連絡を致しましたが、現在、まだ了承は頂けておりません。これは、仮に一部修正などでの解決がなされた場合に、その後再び利用規約に違反する行為が発見された場合、どのような対処をとるのか、弊社からの回答で判断するとされているためです」(「山の挽歌」の「お知らせ」記事参照)
このことから、通報者はチャンネル北国tvに対して「今後同じような違反行為をした場合の対処方法」まで回答するように求めたことが分かります。あたかも「私が今後も不快な記事を書いたなら強制削除などの対応をしろ、そうしなければ具体的な箇所の指摘はできない」といわんばかりの横柄な態度です。そして、結局、通報者は「不快」とする具体的箇所の指摘をせず、あくまでも記事の削除を要請しているようなのです。通報者自身が「不快」だとする具体的箇所を指摘しない(できない?)というのはどういうことなのでしょうか? 私には、都合の悪い記事を抹殺したいだけだとしか思えません。
ブログ運営会社は、こんな身勝手で無茶苦茶な要求をする通報者を「通報者様」と呼び、「被害者」だとしています。悪質商法を行っている文芸社が、柴田氏と共謀して批判者の私を陥れようとしたという疑惑が持たれているのです。しかもその疑惑は今回の削除問題でいっそう強まったといえます。もし通報者が柴田氏なら、私と柴田氏のどちらが被害者なのか、チャンネル北国tvは常識的な判断をしていただきたいものです。
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松田まゆみ様
チャンネル北国TVは通報者を一生、知らせません。なぜ知らせないかその理由がわっかるかな?
戦術としてチャンネル北国tvを攻撃するのはとてもいいことです。
しかし、私はチャンネル北国TVはそう悪くはないと思っています。圧力をかけている組織が悪いんです。
もし通報者を松田さんに知らせた場合どうなるか考えてみて下さい。
このままいけば一生「鬼蜘蛛おばさんの疑問箱」は非公開のままです。私が命にかけて断言します。私ならブログの引越しをします。警察はたいした事はしてくれないかもしれませんが、言わないより通報した方が断然いいと思います。文芸社の問題を世間により広く知らしめるために。
投稿: いいちこ | 2009/04/04 04:12
チャンネル北国tvと柴田晴廣氏とは似ている面があるとは思いませんか。
「軒を貸して母屋をとられる」
相手の組織は一旦かかわりあうと極めてやっかいな会社です。
柴田氏の場合は利益の一致からだけからかかわったのでしょう。個人ですから組織が恫喝する理由がありません。一旦軽い気持ちでかかわって柴田氏はヘトヘトでしょう。背後の組織はやりたい放題ですから。チャンネル北国tvの場合。利益剥奪の恫喝でしょう。こんな事は個人の力でできるはずがありません。
松田さんは大上段に構えてなくても相手は大上段ですよ。
ストレートしか投げない信念を相手は誉め讃えるるのでしょうか?
投稿: いいちこ | 2009/04/04 04:46