ヤンバルの伐採で刑事告発
沖縄北部のヤンバルで、大規模な皆伐と林道建設が進められています。
ところが、その林道建設予定地で県が動植物の調査を行ったところ、驚くほどたくさんの希少種が確認されたそうです。沖縄では南部は開発が進んでおり、貴重な自然が残っているのは主として北部ですが、その自然も伐採と林道によって壊されています。
しかも、ヤンバルクイナの生息地で伐採が行なわれており、自然保護団体が種の保存法に違反するとして9月に刑事告発をしました。希少な動植物の生息などおかまいなしに行なわれる伐採や林道建設。天然記念物、種の保存法、レッドリストなどはいったい何のためにあるのでしょうか?
刑事告発は、正式に受理されたとのことです。那覇地検はしっかりと捜査してほしいですね。
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