壊されたナキウサギ生息地
10月7日は日弁連の皆伐地の視察に同行しましたが、翌8日は足寄町の伐採現場にでかけました。というのも、自然保護団体が林野庁の伐採計画などの資料を開示請求によって入手したところ、ナキウサギの生息地があるあたりでかなり伐採をしていることがわかり、生息地の破壊が懸念されたからです。
現場に行って目にしたのは、作業道の建設や伐採によるナキウサギ生息地の破壊現場でした。2年ほど前に自然保護団体などが林野庁に注意喚起し、伐採計画を見直すよう要請していたのにこの惨状です。
この破壊は自然保護団体の指摘を無視したために引き起こされたのです。北海道森林管理局は、生物多様性保全が必要だという姿勢だけは見せていますが、それは形だけでしかありません。調査もしていないし、気をつけてもいないのです。
詳しくはJANJANに投稿した以下の記事をお読みください。
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