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2008/01/16

キレンジャクとナナカマド

 この冬は年末ごろから、家のまわりをキレンジャクの群れが飛び回っています。写真を載せたいところですが、私のカメラではうまく撮れません。

 尾や翼の先を黄色に染め、ふっくらした体で頭部に冠毛をもつキレンジャクは、なんともエキゾチックな雰囲気の鳥です。チリリリリ・・・と鈴を振るわせたような涼やかな声を出します。

 本州ではじめてこのキレンジャクに出会ったときは、その容姿に見入ったものですが、北海道では住宅地などでも普通に見られるのに驚きました。

 木の実を求めて移動しているためか、よく見かける年とほとんど姿を見せない年があります。今年はナナカマドの実が比較的よく実っていたので、食べにきたのでしょう。つい先日までは30羽ほどの群れだったのですが、昨日からは倍くらいの群れになりました。どこかから移動してきた群れが一緒になったのでしょうか・・・。

 その群れがナナカマドの木に一斉に降り立ち、赤い実をいくつかついばんだかと思うと、サッと飛び去っていきます。そうやってあちこちのナナカマドを渡り歩いているようなのです。じっくりと止まってついばむのではなく、少しずつ食べてはまたやってくるという行動がとても不思議です。

 我が家の前にあるナナカマドの実も、日を追うごとに少なくなっていきます。こうやって、この一帯にある木の実を食べつくしてしまったらまたどこかに移動していくのでしょうか。

 ヤドリギの実が好物で、レンジャク類は種子を運ぶのに役立っているようですが、確かに北海道はヤドリギが多いですね。

 霧氷で真っ白に輝くナナカマドの枝にキレンジャクが群れ、キラキラと氷の粒が舞い落ちるのを家の中から眺めています。北国ならではの光景でしょうね。

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