アカオビリンガ
アカオビリンガは以前はクロオビリンガと同種にされていたが後に分けられた。両種はとても良く似ていていつも同定に悩む。アカオビリンガの方がクロオビリンガより赤色味が強いというが、ネット上の写真を見る限り、両種をはっきり区別できるほど色の違いがあるようには思えない。しかも、色彩や斑紋にかなり変異があるようだ。ということでここに上げた写真はクロオビリンガの可能性もある。前翅長は14mmくらい。コブガ科。
2024年6月28日 北海道十勝地方
アカオビリンガは以前はクロオビリンガと同種にされていたが後に分けられた。両種はとても良く似ていていつも同定に悩む。アカオビリンガの方がクロオビリンガより赤色味が強いというが、ネット上の写真を見る限り、両種をはっきり区別できるほど色の違いがあるようには思えない。しかも、色彩や斑紋にかなり変異があるようだ。ということでここに上げた写真はクロオビリンガの可能性もある。前翅長は14mmくらい。コブガ科。
2024年6月28日 北海道十勝地方
淡い緑色をした美しいリンガで、白い内横線と外横線がほぼ平行する。雄と雌、春型と夏型で色彩や斑紋が異なる。幼虫はブナ科やカバノキ科の樹木の葉を食べる。写真の個体(2枚とも同じ個体)は前翅長17mm。コブガ科。
2023年7月22日 北海道十勝地方
この蛾を始めて見たときは、葉の上に小枝が落ちているのかと思って通り過ぎようとしたのだが、何となく違和感があり近寄って突いてみると飛んでいったので蛾だと分かった。翅を丸めて止まるためにカンバなどの小枝にそっくりに見える。幼虫はカバノキ科のヤマハンノキやダケカンバなどの葉を食べるそうで、当地では普通に見られる。前翅長は12~18mmくらい。コブガ科。
2021年6月11日 北海道十勝地方
翅を丸めていない状態 2021年6月3日 北海道十勝地方
褐色に白っぽい横線が入るコブガだが、色彩は個体によって濃淡がある。写真の個体は淡色部が広め。前翅長は9mm前後。コブガ科。
2024年7月23日 北海道十勝地方
白っぽい翅に淡褐色の横線があるコブガ。褐色の模様は淡いものからやや濃いものまで変異がある。写真の個体は点状の斑紋がかなり濃い。前翅長は9mmくらい。コブガ科。
2024年7月8日 北海道十勝地方
前翅長6~7mmほどの小さな蛾で、初めて見たときは何の仲間か見当がつかなかったが、アツバモドキガ科に属する蛾だと分かった。以前はウスオビチビアツバという和名がついていたとのこと。翅は淡褐色で、内横線と外横線の間が濃色になっている。
2022年7月30日 北海道十勝地方
翅は黒地に白い鹿の子模様があり、腹部は黒地に2本の黄色い帯がある特徴的な斑紋の蛾。昼行性のために日中でも見られる。幼虫はキク科、タデ科、マメ科などの植物を食べる。写真は庭のカボチャの葉にいたペア。前翅長は15~20mm。ヒトリガ科。
2024年7月18日 北海道十勝地方
外見はスジモンヒトリに良く似るが、スジモンヒトリでは前翅前縁基部が線状に黒くなっているのに対し、キバネモンヒトリは点状で線にはならない。写真の個体は前翅の外横線にあたる黒点列が消失してうっすらとした灰色の帯が見えるだけだが、キバネモンヒトリだと思う。間違っていたら教えていただきたい。前翅長は18mm前後。ヒトリガ科。
2024年7月4日 北海道十勝地方
翅は白~黄白色で、黒い斑点が帯状に並ぶが、黒斑は少ないものから多いものまで変異が大きい。止まっていると見えないが、腹部背面は赤い。幼虫はクワ科、ニレ科、バラ科、バラ科などの植物を食べる。前翅長は20mm前後。ヒトリガ科。
2024年6月26日 北海道十勝地方
10月1日のコロナワクチン接種開始が間近にせまった9月18日に、コスタイベというレプリコンワクチンを販売するMeiji Seika ファルマ社の社員有志(チームK)が書いた「私たちは売りたくない!」(方丈社)という本が出版された。私は発売日である18日に注文したのだが、注文が殺到して品切れとなり、手元に届いたのは10月12日。すでに3刷だった。
本書は、社員が自社の不正や悪事を暴いた告発本ではない。しかし、会社の方針や主張に真っ向から異を唱え、自社の製品が危険であることを周知させることが目的の本である以上、告発本といっても差し支えないと思う。
これまでコロナワクチンについて情報収集し、危険であると認識していた人にとっては、何ら驚くような内容の本ではないし、むしろ突っ込みたい部分もいろいろある。例えば、ポリオはポリオワクチンによってほぼ根絶できたという主張。示されているグラフを見ただけでも、ワクチン導入前からポリオが激減していたことが一目瞭然で、この説は納得いかない。ただ、ワクチンを製造し販売している会社の社員なので、そのような主張になるのは仕方ないとも思う。また、出版差し止めを防ぐためにも、慎重な書き方になるのは理解できる。
逆に、「mRNAコロナワクチンには懐疑的だけれど、従来のワクチンは否定しない」、「自分は反ワクチンではない」と主張する人には納得できる内容だろう。また、「コロナワクチンは打っても効いていないし、何かおかしいのでは?」と気づきはじめた人、コロナワクチンについてほとんど疑問を持っていなかった人にとっては、目からウロコの情報も多いと思う。
本書は誰にでも理解できるよう非常に平易に書かれている。mRNAワクチンやレプリコンワクチンがどういう仕組みであり、どのような問題があるのかという点も、専門用語などを使わずに説明しており、難しい説明を敬遠する人にも受け入れやすい。だからこそ、今までマスコミ情報しか知らなかった一般の人たちこそ読んでもらいたいと思う。
第3章で説明されているが、コロナワクチンはあらゆる点で常軌を逸したことがまかり通っている。本書から引用すると以下のようなことがある。
・ワクチンが社会に登場するまでの異様に速いスピード
・有効性の検証が不十分
・過去に例がないほどの副反応のきつさ
・厚労省自身による、業務停止レベルの誤情報の意図的拡散
・死亡事例が出ても接種中止とならず、事業継続の判断
・有効期限の度重なる異例なる延長
これほど異例なことずくめのワクチンがなぜ今も中止にならないのか? 中止どころかさらに危険性が指摘されるレプリコンをなぜ日本だけが承認し国民に打たせようとしているのか? それについては第7章の「なぜ、会社はレプリコンを『全力推進』させるのか?」が参考になるし、この章は今後のワクチン問題や日本の未来を考える上でも重要な部分だ。ただ、私はここで述べられているような製薬会社の利益や利権だけでこんなことが進められているとは思っていない。なせなら、製薬利権は今までもずっとあったわけだが、こんなことにはならかった。なぜ、危険なワクチンの製造販売に国が多額の税金を注ぎ込んでいるのか? なぜこれほどにまで人命や倫理が軽んじられるのか? 読者一人ひとりが考えてほしい。
社員がクビになることも覚悟の上でこのような書籍を出したことの意味は大きい。夥しい超過死亡を出し続けている遺伝子製剤の製造販売を国が国策として力を入れ何としてでも続けようとするのなら、国民一人ひとりが事実を知って打たないと決意し、反対の声をあげていくしかない。
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