2024/09/15

国は台風の制御を掲げている

 「気象兵器」と言ったら、途端に「陰謀論」という言葉を浴びせられそうだ。そういう人は「気象操作」も陰謀論だと言うのだろうか? 気象操作なら日本はすでに「台風の制御」を掲げている。人為的に台風の制御ができるのならば、それはやはり気象操作に他ならない。

 

 日本のムーンショット計画をご存知だろうか? 簡単に言えば、世界経済フォーラムの提唱するグレート・リセットの日本版のようなものだ。世界経済フォーラムは史上最悪の薬害を生み出しているmRNAコロナワクチンも推進してきた団体だ。私はグレート・リセットもムーンショットも怪しい計画だと警戒している。

 

 その、「ムーンショット目標8」で、日本政府は「2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現」という目標を掲げている。以下は内閣府のホームページからの一部引用。

 

・2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨(線状降水帯によるものを含む)の強度・タイミング・発生範囲などを変化させる制御によって極端風水害による被害を大幅に軽減し、我が国及び国際社会に幅広く便益を得る。
・2030年までに、現実的な操作を前提とした台風や豪雨(線状降水帯によるものを含む)の制御によって被害を軽減することが可能なことを計算機上で実証するとともに、広く社会との対話・協調を図りつつ、操作に関わる屋外実験を開始する。

 

 つまり、政府自身が、台風や豪雨の制御ができると考えており、その技術の確立を目指しているということになる。国が「気象操作をする」と堂々と言っているわけだ。そして、この計画は「タイフーンショット計画」と呼ばれている。

 

 ということは、「気象操作」自体は陰謀論でも何でもない。実際に国が目標に掲げて推進している政策だ。国は、そのような技術を災害の軽減という公益のために用いると言っているわけだが、悪用されたなら気象兵器にもなり得るだろう。特定の場所に大雨を降らせて洪水を発生させたり、台風を直撃させて被害をつくりだすことも可能ではないか。結局、兵器になるかどうかはその技術を使う側の目的によって違うだけだ。原子力の平和利用を掲げて推進した原発と核兵器を連想してしまう。私は、基本的には兵器になり得るような技術を開発することは賛成できない。mRNA技術だって、史上最悪の薬害をもたらしているわけで、これも容易に兵器に転用できる。

 

 では、いったいどうやって台風を制御するのだろうか? それについては私にはよく分からないが、いろいろ噂されているのが、アラスカにあるHARRPだ。表向きにはオーロラ観測が目的だと言われているが、米軍の施設であり、実際に何をやっているのか分からない。人工地震や気象操作に使われているのではないかという噂が後を絶たない。このHAARPと気象兵器について考察した記事(個人のブログ)を参考までに二つほど紹介しておきたい。私はこれらの記事を全面的に支持するわけではないが、まったくの嘘とも思えない。少なくとも気象操作はだいぶ前から試みられていると思っている。

 

【考察】最強の気象操作兵器?HAARPについて調べてみた!

 

気象操作技術はどこまで進んでいるのか?

 

 日本でも京都大学にHAARPがある。以下の記事ではこの京都大学のHAARPと台風の制御について考察している。

 

気象兵器3 台風はどうやって作るのか? 世界最強HAARP 京都大学MUレーダーの威力とは!?

 

 ここ数年、台風の動きを不自然だと感じている人が多いのではなかろうか。ジグザグに迷走してみたり、急に角度を大きく変えたりと、私も実に変だと思っている。さらに、線状降水帯などという言葉がしきりに使われるようになった。台風の大型化は地球温暖化のせいかもしれない。しかし、不自然な動きは温暖化が理由だとはちょっと思えない。

 

 日本政府が台風制御を掲げていること、HAARPが気象兵器ではないかと噂されていること、京都大学にHAARPがあること、などを考え併せると、すでに日本でも気象操作の実験をしているのではないか?という疑念を払しょくすることができない。

 

2024/09/14

マスタケ

 秋なので、キノコの紹介。エゾヤマザクラの幹の割れ目に生えたこのキノコはマスタケだと思う。傘の縁がフリルのように波打ち、上下に重なるように生えている。マスタケというのは漢字にすると「鱒茸」で、傘の色が鱒の身の色に似ていることに由来する。ただし、色は白っぽいものからオレンジ色のものまで様々なようだ。サルノコシカケ科。

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2024年9月4日 北海道十勝地方

 

2024/09/13

ケンモンミドリキリガ

 ケンモンミドリキリガは9月中旬くらいから見られるようになる美麗種。数日前から姿を見るようになった。前翅は淡い緑色の地色に、淡灰褐色の帯や黒で縁どられた白い波状の横線がある。この色彩は地衣類に擬態しているのだろう。クモだとコケオニグモに色彩が似ている。幼虫はヤマザクラなどを食べるとのこと。写真の個体は前翅長18mm。ヤガ科。

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2022年9月21日 北海道十勝地方

 

2024/09/12

ヒメノコメエダシャク

 秋に出現する蛾が目立つようになってきた。ヒメノコメエダシャクもその一つ。このシャクガは面白いことに、止まっている時に腹部を横に曲げていることが多い。なぜこんな止まり方をするのだろうか。幼虫は広食性でさまざまな広葉樹の葉を食べる。写真の個体は前翅長24mm。シャクガ科。

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2024年9月12日 北海道十勝地方

 

2024/09/10

クロミスジシロエダシャク

 前翅に3本の黒い線があり、後翅はオレンジ色の斑紋と黒点がある特徴的な模様のエダシャク。幼虫はエゴノキやハクウンボクを食べるとのことだが、当地にはエゴノキはないのでハクウンボクを食べているのだろうか。前翅長は18~24mm。シャクガ科。

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2024年9月10日 北海道十勝地方

 

2024/09/09

アオセダカシャチホコ

 今年はじめて見ることができたアオセダカシャチホコ。かなり大型で、黄色い斑紋がよく目立つ美しい蛾。「セダカ」というのは胸部の鶏冠のような毛に由来するらしい。幼虫はミズナラやコナラなどブナ科植物を食べるとのこと。前翅長は26~32mm。シャチホコガ科。

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2024年7月12日 北海道十勝地方

 

2024/09/08

ナカキシャチホコ

 全体的に灰色がかった暗褐色をしている何とも地味なシャチホコガ。内横線、外横線は不明瞭で、淡色の腎状紋は中に暗色部がある。やや似ているルリモンシャチホコは内横線の内側が明らかに暗色で、腎状紋の中に暗色部がない。写真の個体は前翅長24mm。シャチホコガ科。

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2024年6月29日 北海道十勝地方

 

2024/09/07

アオクチブトカメムシ

 緑色の金属光沢を持つ美しいカメムシ。前胸背から小楯板にかけては緑色のものから黒褐色になるものまで幅がある。色彩はツノアオカメムシに似ているが、前胸背の側角の形が異なる。写真は左が雄で右が雌。体長は17~21mm。カメムシ科。

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2017年10月4日 北海道十勝地方

 

2024/09/06

ツノアオカメムシ

 このところ蛾の紹介ばかりしていたが、いろいろな昆虫を取り混ぜていきたいと思うようになった。そこで、今日はカメムシにしてみたい。カメムシは蛾と同様にあまり好まれない(というより嫌われる)昆虫だが、良く見るととても綺麗なものもいる。「嫌い」「気持ち悪い」などという先入観にとらわれず知ってもらえたら嬉しい。

 

 ツノアオカメムシは緑色に輝くとても美しいカメムシ。アオクチブトカメムシとよく似ているが、前胸背の側角の形が異なっている。体長は17~21mm。カメムシ目カメムシ科。

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2021年9月7日 北海道十勝地方

 

2024/09/05

ホソバシャチホコ

 黒褐色で囲まれた淡褐色の紋が目立つシャチホコガだが、色彩・斑紋には変異があり、全体に灰色味が強いものもいるようだ。幼虫はミズナラやカシワ、コナラなどブナ科植物を食べる。幼虫は見たことがないが、複雑な模様をしたイモムシで、いつか見てみたい。前翅長は21mmくらい。シャチホコガ科。

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2024年7月12日 北海道十勝地方

 

«イヌセンボンタケ

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