ウスキモンノメイガ
黒味を帯びた褐色の地色に淡黄色の大きな斑紋があるノメイガ。北海道と本州の東北地方や中部山地に生息するとのこと。前翅長は12mmくらい。ツトガ科ノメイガ亜科。

2025年7月8日 北海道十勝地方
黒味を帯びた褐色の地色に淡黄色の大きな斑紋があるノメイガ。北海道と本州の東北地方や中部山地に生息するとのこと。前翅長は12mmくらい。ツトガ科ノメイガ亜科。

2025年7月8日 北海道十勝地方
灰褐色の翅に凹みを持つ白斑がひとつずつある。ヨツメノメイガによく似ているが、本種の方が色彩が淡く小型。前翅長は12mm前後。ツトガ科ノメイガ亜科。

2021年8月5日 北海道十勝地方
先日の「生成AIと終末時計」という記事で、私自身は生成AIの必要性を感じないと書き、また「IT関連企業の目論見に警戒している」と書いた。いったい生成AIを開発し提供しているIT企業は何を考えているのか? そんなことを思っている矢先に、苫米地英人著「生成AIの正体」(ビジネス社)という本を知った。今年の2月1日に発行されたばかりの本で、さっそく買い求めたが、私がなんとなく思っていた以上の問題点が書かれていた。
苫米地英人博士はかなり前からAIの開発に携わっており、AIについてはプロ中のプロだ。また、苫米地氏は近年の認知戦について広めてきた認知科学者でもある。だからこそ、生成AIについての苫米地氏の見解は重みがある。
私が生成AIでもっとも警戒しているのは、生成AIを開発、提供している企業あるいは、生成AIを推進している人たちの思惑だ。ChatGPTをはじめとする生成AIが無料で提供され、さらにそれを推進する人たちがいるということは、当然その裏に何等かの思惑があるはずだ。その思惑は、金儲けと個人情報の収集だというのが苫米地氏の見解だ。結局、そういうことだろうと私も納得した。
その個人情報をもっとも欲しがっているのは、ビッグテック(グーグル、アマゾン、メタ。アップル、マイクロソフトなど)のIT企業であり、さらにそれらビッグテックを実質的に所有しているバンガードやブラックロック、ステート・ストリートという巨大な資産運用会社だ。この3社だけで世界の資産の90%を握っていると言われている。これら企業だけではなく、政府も個人情報の収集に余念がない。もちろん、そこには政治家を含め利害関係者の利益が絡んでいる。
では、彼らは個人情報を収集して何をしたいのか? 金儲けのためであることは言うまでもないが、苫米地氏はそれだけではなく認知戦での利用についても警告する。生成AIが個人の意思決定のプロセスを乗っ取ることもできるというのだから恐ろしい。ということは、世界を支配したい人たちがいくらでも悪用できるということに他ならない。もちろん戦争にも応用できる。
また私が懸念していた「AIは必ずしも正しい答えを出さない」ということについても具体例を挙げ、理由を説明している。数学の問題や将棋などではすでにAIは人間を超えているのだが、では人間の代わりに様々なことができるのかと言えば、決してそうではない。長文の要約などは全くダメのようだし、少なくとも現時点では顧客サービスは務まらないという。
結局、私たちが生成AIを使うということはビッグテックや巨大資産運用会社に個人情報を差し出すことであり、さらにその個人情報を利用して支配されかねないということだ。
苫米地氏も一般人は基本的に「使わない」ことを勧めており、もし使うのであれば「分かって使う」べきだという。しかし、ほんとうに「わかって適切に使える」人がどれほどいるだろうか? 一度使いはじめたら中毒のようになり、知らぬ間に個人の様々な情報を盗まれ悪用されることもあるのではなかろうか? これはとても重要なことで、私たちが使わなければ、いくら使わせたい人がいても彼らの思惑通りには進まなくなる。一番の対策とは「使わない」だろう。
X(ツイッター)を眺めていても、あるいは個人のブログなどでも、今や生成AIによる回答を利用している人たちを頻繁に見かけるようになった。しかし、こんなことを知ってしまっても使い続けたいのだろうか? そういう人たちこそ本書の一読をお勧めしたい。
インターネットも携帯電話も人類に利便性をもたらした。生成AIもその延長上にある。しかし、今はそれらによって勝手に個人情報が抜き取られてしまう時代だ。「便利になること=幸福や平和になること」ではない。生成AIを使えば使うほどビッグテックが儲かり、巨大資産運用会社が儲かる。そして格差はますます広がっていく。戦争もなくならない。膨大な電力を必要とするデータセンターのために温暖化対策も滞るだろう。
科学技術は利他的に使うことで人類に幸福をもたらすかもしれないが、世の中は自分の利益や目的を優先する利己的は人たちに牛耳られ、科学技術は常に悪用される。核も脅威だが、SNSなどを利用した静かな認知戦やAIの悪用の方がさらに脅威ではないかと思えてならない。
昨晩は衆院選の開票速報を見る気もせずにさっさと寝てしまったのだが、今朝になって予想以上の酷さ(自民単独で2/3以上)にめまいがしてきた。いったいこの国はこの先どうなるのだろう?
ネットでは相変わらず不正選挙だと指摘する声がある。そういうことが実際に行われているかどうか私は知らない。しかし、一番の問題は小選挙区制だろう。高市首相の支持率が高いといっても、自民党の支持率自体は30%前後。それが選挙で2/3以上を獲得してしまうのは、実際の政党支持率を反映しない小選挙区制の問題が一番大きい。それと、比例代表をブロック制にしてしまっていることも小さな政党には不利になる。第一党が最も有利になるいびつな選挙制度を何とかしない限り、民意など反映できるわけがない。しかし、公約で小選挙区制の廃止を訴える政党はほとんどない。
さらに、今回は厳冬期が重なった。昨日は雪で身動きがとれずに棄権した人もいただろう。高齢者の投票率が下がれば自民党が有利になるのは言うまでもない。立憲民主党と公明党による安易な中道改革連合の結党も悲惨な結果に終わった。創価学会の人たちが立憲の候補者に必ず投票するとは思えないわけで・・・。数の力を頼った策略はまったく功を奏しなかったどころか立憲の票を大きく減らした。小さな政党が多数できたことも野党の票を分散させることになった。とにかく、最悪が重なったような選挙だった。
自民党圧勝を受けて、おそらく高市首相は改憲へと大きく一歩を踏み出すのだろう。何しろ、改憲賛成派は与党だけではない。積極的に改憲に動くのは目に見えている。そして、この自民圧勝の中での改憲案は自民党改憲案以外にない。このまま改憲へと突き進めば、国民から基本的人権をなくし、戦争ができる国へと一歩を踏み出すことになる。
自民党は選挙の公約で食品の消費税を2年間廃止すると言っていた。しかし、この公約は他党が軒並み消費税の廃止や減税を掲げたためだろう。公約として掲げた以上はそれを実現するポーズはとるだろうけど、本音ではたとえ2年間でも廃止などしたくないに違いない。果たして実現できるのだろうか? 実現したとしてもたった2年間でしかない。
自民党はグローバリストらの意向にまったく抵抗もせず、むしろきわめて従順にそれに従ってきた政党だ。ワクチン政策もその一つで、日本中にワクチン工場が建てられた。そして、今も薬害については無視を決め込んでいる。ここから脱するのも困難だろう。また、自民党政権は農業をないがしろにし、食料自給率をどんどん下げ、種子法を廃止してしまった。今更これを改善できるとは全く思えない。温暖化防止より大量の電気を必要とする生成AIの利用を推し進め、原発の再稼働も進める。
今は認知戦の時代であり、国はこれを理解して国民を危機から守るために賢くふるまうことが何よりも求められる。しかし、自民党にそうした姿勢はまったく見いだせない。格差は縮小するどころか拡大の一途をたどっている。それなのに、何も気づかずに自民党に投票する人の何と多いことか。自分で自分の首を絞めているに等しい。
自宅の玄関灯に来たシロハラノメイガ。翅は黒褐色で、前翅の外横線の前縁に黄白色の斑紋を持つ。前翅長は10mmほど。ツトガ科ノメイガ亜科。

2024年7月27日 北海道十勝地方
いよいよ衆院選の投票日が明日に迫った。いつものことだが、私の考えとすべて一致する政策を掲げている政党は一つもない。私はもともと脱資本主義、脱経済成長派だから経済成長を掲げる政党とは相いれない。しかし、投票となれば、鼻をつまんででも自分の考えに一番近い候補者や政党を選ぶしかない。
ところで、今回の選挙では、元立憲民主党の原口一博氏が「減税日本・ゆうこく連合」を立ち上げた。立憲民主党と公明党の衆院議員が「中道改革連合」を立ち上げたことに反旗を翻し新党を結成したのだが、いかんせんこうした動きがあまりに急に起こったために、新党の立ち上げと公職選挙法の政党要件のクリアがぎりぎりになってしまった。そのために総務省への広報の原稿が提出できず、選挙公報に「ゆうこく連合」が掲載されないという事態になっている。
私の居住する北海道では、比例区から門脇翔平氏が立候補している。しかし、手元に届いた比例区の選挙公報には「ゆうこく連合」は掲載されていない。これでは、北海道民は「ゆうこく連合」は比例区に誰も擁立していないと捉えてしまうだろう。これは北海道だけのことではない。
選挙公報に原稿が間に合わなかったことの最大の理由は、衆院の解散から公示までたった4日しかなかったことが大きい。北海道では比例の代表として門脇氏が何とか間に合ったが、東北ブロックと四国ブロックでは比例代表の届け出が間に合わなかったようだ。解散から公示までの4日間には土日もはさんでおり、銀行が休みのために供託金の手続きがとれなかった、という事情があるようだ。こんな不利な条件の中で選挙戦を戦わなければならないというのが何とも理不尽に思えてしまう。
こちらのゆうこく連合のサイトでは、小さい字ながら「一部地域での選挙公報にゆうこく連合の記載がない場合がありますが、2枚目には必ず「ゆうこく連合」とお書き添えください。なお、東北ブロックと四国ブロックには候補者を擁立しておりません。」と書かれている。
私は「ゆうこく連合」の方針に賛同できないことが複数ある。しかし、mRNAワクチンによる健康被害に関して真っ向から戦っていけるのは「ゆうこく連合」しかないのでは、と思っている。
いずれにしても、「ゆうこく連合」が比例区の広報に載っていないからといって投票できないわけではないことを知ってもらいたい。東北ブロックと四国ブロックを除いて「ゆうこく連合」は比例に候補を立てている。
結婚をしない若い人たちが増えている。結婚するかどうかは自由だから、それはそれでいいのだけれど、結婚をしたくないという理由として「自由がなくなる」という人が一定程度いる。私は、このように考える人の「自由」とは何だろうと思うことがある。
たとえば、結婚相手に支配されたくない、ということだろうか? たしかに配偶者を支配したがる人はいる。モラハラ夫などはその典型だろう。しかし、すべての人がモラハラ人間ではないのだから(むしろ一部)、結婚しただけで「相手に支配される」ということにはならない。もちろん、モラハラ人間ではなくても、配偶者にああしてほしい、こうしてほしいと要求する人はいるだろうけれど、それとて必ずしも従う必要はない、強要されている、と思えば従わなければいいだけの話だ。
結婚をすれば、相手に不満を覚えることなど誰にでもあるだろう。ちょっとした生活習慣の違いなども気になってしょうがないし、喧嘩のもとになる。自分が相手に「こうしてほしい」と思うことがあるのなら、相手も自分に「こうしてほしい」と思うことがあって当然だ。それは決して支配ではない。そうした習慣や思考の違いからくる不満は、互いに話し合ったりルールを決めて解決するしかない。
そのような解決策もとらず、「相手に嫌われないようにしよう」と我慢して相手に従ってしまうのなら、たしかに結婚自体が「自由ではない」ことになるのかもしれない。しかし、それは自分が自己主張できず、相手に合わせようとするからに他ならない。結婚したからといって、何でも相手に合わせる必要などないのだから。
結婚したら、友人や知人と今まで通りの交際ができなくなる、と考える人もいるかもしれない。しかし、友人との交際まで制限する配偶者はどれほどいるのだろう? たしかに結婚をすれば友人より配偶者との関係を優先することになるだろう。そのために友人と会う機会も減るかもしれない。しかし、それが嫌だというのであれば、それは友人に依存したいからではなかろうか? というか、それまで友人に依存してきたからではなかろうか? 私にはそう思えてならない。結婚したからといって、友情がなくなるわけではないのだから。
奴隷なら確かに命令に背けないゆえに「自由がない」と言えるだろう。しかし、たとえ奴隷であっても心まで拘束することはできない。まして、奴隷になるわけでもないのに、「結婚したら自由がなくなる」という人が私には理解できない。
以前、知人の既婚男性が「結婚などしないで自由に恋愛して暮らすのが一番だ」と言っていたことがあった。「結婚したら、好きな人ができても自由に恋愛ができなくなる」と考える人もいるのかもしれない。しかし、これはかなり享楽的な思考だと思う。「たとえ何度失恋をしてでも、恋愛の楽しさやワクワク感をずっと続けたい」「結婚することで生じる責任をもちたくない」ということだろう。そこにあるのは、自分の享楽だけを追い求める自己中な姿だ。
そもそも結婚というのはまったく違う生活をしてきた二人が、生活を共にして歩み始めるのだから、享楽だけの世界ではない。それどころか、ぶつかりあいもしばしばあるだろう。しかし、そうやって人は他者のことを理解しようとし、成長し向上する。家族であればこそ、病気のとき、困ったときに助け合う。結婚をせずに「恋愛の楽しさ」だけを求めるのであれば、うすっぺらな人間関係しか築けない。
そして、人は歳をとる。若いときはちやほやされて恋愛相手もそれなりにいたとしても、歳をとればとるほど相手にしてくれる異性は減っていくだろう。年老いたときに、苦楽を共にしてくれる相手もおらず、孤独なまま一生を終えることにもなりかねない。
「結婚したら自由がなくなる」というのは、結局、結婚して二人の生活をスタートさせることに不安をもつ人が、結婚しないことの理由にしているだけではないか。そんな気がしてならない。
淡黄褐色のノメイガ。ヒメウコンノメイガに似るが、より大型。幼虫は大豆の害虫とのこと。写真の個体は前翅長16mm。ツトガ科ノメイガ亜科。

2024年8月26日 北海道十勝地方
自宅の玄関灯に飛来したトビヘリキノメイガ。翅の地色は淡黄褐色で外縁に沿って濃褐色の帯があり、内横線と外横線も濃褐色。前翅長は12mm前後。ツトガ科ノメイガ亜科。

2024年8月3日 北海道十勝地方
先日、人類滅亡までの残り時間を示す「終末時計」がこれまでの最短の85秒になったと発表された。この終末時計の針の進退には核戦争・核開発など戦争や原発事故が大きく関わっている。これに気候変動が加わり、さらにAIによる脅威も加わった。
人類は核の脅威をまったく減らすことができていないし、戦争・紛争はいつも世界のどこかで起こっている。原子力発電も手放すことができない。気候変動も同じだ。地球温暖化が騒がれ始めて何十年になるだろうか。温暖化が人類の脅威になることはずっと前から指摘されていたにも関わらす、未だに有効な対策をとれずに温暖化が進行している。
人は「脅威」であることが分かっていながら、核も気候変動にも対処できないのだ。そんな人類がAIまで使い始めた。もちろんAIが使い方によっては人類の脅威になることはずっと前から指摘されている。私は、人類はその危険性を回避することができるとは思っていない。核問題や戦争、気候変動すら解決できない人類が、AIの脅威を回避できると考えるほうが不思議だ。
千葉大の調査によると、過去1年間で生成AIを利用した人は約2割とのことだ。そして、利用しないと回答した人のうち「必要性を感じない」という人が約4割。これは何を意味するのだろうか?
今やネットで検索をすると「AIによる回答」などというものが勝手に出てくる。SNSのX(ツイッター)を見ればGrokなる生成AIが使えるようになっている。LINEも同じだ。そして、そんな機能がついていれば使ってみようと思う人が必ずでてくる。だから、昨年などから急に生成AI利用者が増えたと実感している。つまり、私たちは「無料」のサービスに引き寄せられて新しいものに手を出すのだ。そして、一度使い始めると、病みつきになってしまう。そんなところではないかと思う。
しかし、一方で「必要性を感じない」という人もそれなりにいる。私もその部類だ。生成AIなどなくても何も困らない。それなのに、AI利用がじわじわと広がっているのはそれを使わせたい人がいるからに違いない。恐らくIT関連企業なのだろう。
私が生成AIを使わない理由は、もちろん「必要と感じない」ということが大きい。それから、ネット上の情報自体を信用していない、ということがある。ネットなどいくらでも操作できる。コロナ騒動のときも、ウイルスやワクチンなどに関する不都合な真実は検索しても出てこないように操作された。嘘の情報をばら撒くこともできる。AIの回答が常に正しいなどということにはならないし、そんな情報を得たいとは思わない。さらにセキュリティの問題もある。そして、IT関連企業の目論見に警戒しているからだ。
携帯電話なるものも、私はそれほど必要性を感じていない。しかし、公衆電話がほぼ姿を消してしまった現在、外出時の連絡手段として仕方なく所有している。かつての3Gの携帯電話で十分なのに、3Gが廃止されてしまってたいした必要性もないのにスマホを持たざるを得ないという状況だ。私たちは「必要性がない」と感じているものでさえ、「持たないと不便」な状況にさせられてしまった。
AIもまさにそんな感じがする。そしてAIの普及によってデータセンターが必要だという話になっている。大量の電力を必要とするデータセンターのために、原子力発電が必要だというし、環境破壊のメガソーラーも増えそうだ。これではAIそのものの危険性に加え、原発の危険性が加わり、地球温暖化や環境破壊も加わりそうだ。終末時計の時間が縮まるのも当然だろう。
歴史に学ばない人類は、終末時計の針を進めるばかりだ。
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