ヒメセスジノメイガ
黄褐色の地に褐色の内横線と外横線があり、外縁は濃褐色の帯になる。「みんなで作る日本産蛾類図鑑」では、幼虫の食餌植物はイネ科の「タケと推測」となっているが、当地にはタケはないのでササも食べるのではないかと思われる。前翅長は12mm前後。ツトガ科ノメイガ亜科。

2024年7月27日 北海道十勝地方
黄褐色の地に褐色の内横線と外横線があり、外縁は濃褐色の帯になる。「みんなで作る日本産蛾類図鑑」では、幼虫の食餌植物はイネ科の「タケと推測」となっているが、当地にはタケはないのでササも食べるのではないかと思われる。前翅長は12mm前後。ツトガ科ノメイガ亜科。

2024年7月27日 北海道十勝地方
自宅の玄関灯に飛来したフタモンキニセノメイガ。前翅は黒褐色の地に二つの淡黄色の斑紋があり、よく目立つ。前翅長は10mmくらい。ツトガ科ニセノメイガ亜科。

2024年7月31日 北海道十勝地方
私は初日の出を見に行ったり、初詣に行くという習慣が全くない。私の実家もそのような習慣はなかったし、夫も同じだ。初詣に行って一年の幸福を願うのもいいけれど、それは気持ちの問題であり、別に神社仏閣に行かなくてはならないことだとは思っていない。私にとって、お正月は単なる一年の区切りにすぎない。そして、歳と共にその一区切りに感慨を覚えるようになってきている。昨年もまた無事に一年を過ごせたと。
義父母が生きていた頃は年末年始は夫の実家に行ったが、二人とも亡くなってからは自宅で静かに過ごしている。年末にはささやかなおせち料理を作り、31日はちょっとだけご馳走の夕食を摂り、テレビもないので紅白歌合戦を見ることもなく穏やかな年末を過ごす。そして、お正月は昔ながらにお雑煮やおせち料理を食べながらのんびりと過ごすのが習慣になっている。
今は、おせち料理も食べないとか、できたものを買うという人が増えたようだ。時代とともに習慣も変わるのだからそれは仕方ないとしても、やはり寂しいものを感じる。クリスチャンでもないのにクリスマスを祝ったり、バレンタインデーにプレゼントをするのに、自国のお正月の習慣が廃れていくのは、なんとも不思議な気持ちだ。
今年の元旦と2日は家でのんびりというかだらしなく過ごしてしまったので、今日は少しだけ外を歩いてきた。氷点下の気温でも寒いというほどではなく、ひんやりした空気と澄んだ青空がすがすがしく、ちょっとだけ生き返った気分になった。
自然の中を歩いているときだけは、人の世に起きている紛争や人の心の片隅にある独善性のことを忘れることができる。自然の中にいるだけで心がなごみ落ち着くのは、ヒトが紛れもない地球上の生物の一員であるからだろう。私たちは自然によって生かされているのだと、木々や動物たちが無言で語りかけてくる。けれど、ヒトはその自然の恩恵を考えることもせずに壊し続けている。なんと罪深い生物なのだろう。
お正月だからといってその年の抱負を考えることもなくなったが、だんだん短くなっていく残された人生を悔いなく生きたいとは思う。
学生の頃、友人が「このごろ『和』というものがとても大切だと思うようになった」としみじみと私に語ったことがある。私は、正直いって、とてもその意見に頷くことはできなかった。私にとって、日本人が好む「和」というものは、「同調」とほぼ同義だったからだ。周りの人たちの様子を伺いながら、和を乱さないように皆に合わせるという日本人的行動が私は大嫌いだった。結局、「波風を立てない」「和を乱さない」という大義名分のもとに、主体性を捨てるということが「和」ではないか、そんな風にずっと思っていた。
もちろん、だからといって他者と仲良くすることが嫌いというわけではない。決して人嫌いではないし、できれば仲たがいはしたくはない。それに、皆が協力して何かを成し遂げたり助け合うことはとても大事だとも思っていた。しかし、それは「和を乱したくないから同調する」こととは違う。コミュニティの中での協力とか助け合い、分かち合い、そういったものは人が平等かつ平和に生きていくためにはなくてはならないものだ。それらは「波風を立てないため」とか「和を乱さないため」にやっているわけではない。集団生活をするヒトという種は、協力とか助け合をしなければ生きていくことができなかったに違いない。
そして、日本人の大好きな「同調」とセットになっているのが「沈黙」だ。日本では、集団の中にいると常に無言の同調圧力にさらされる。他者と違う意見を言う少数者は排除されたり無視されたりする。そういう場面では必ずといっていいほど「沈黙」がある。コミュニティ内でのいじめ行為をとってみても、「見て見ぬふり」という沈黙が、同調圧力によってもたらされる。
以前、ある自然保護関係のグループメールに加わっていたことがある。そのグループではコアになる数人のメンバーと、それ以外の関係者がメールでやりとりをしていた。その中の一人が運営に疑問を持ったらしく抜けていったことがあった。私は、それをきっかけにこのグループでは誰がどのように意思決定しているのか気になって尋ねてみた。ところが、このグループメールを仕切っている人は私の質問に直接答えようとはせず、「足を引っ張るようなことはしないように」という主旨の返事がかえってきた。
私はもちろん足を引っ張るようなことをするつもりで質問をしたわけではない。どのような運営体制になっていてどのように合意形成をしているのか知りたかっただけだし、グループに入っている以上はそれを知る権利があると思ったからだ。しかし、そういうことを質問すること自体が「足を引っ張る」つまり「和を乱す」行為だと受け止められてしまったようだ。そして、同じグループの人は誰一人としてこの件について意見を述べなかった。つまり、沈黙を貫いていた。
個々のメンバーは、コアメンバーの決定に従っていればいい、と言わんばかりの対応なのに、誰も何も言わない。私は背筋が寒くなる思いをした。しかし、これと同様のことはいくらでもある。「和を乱すな」という圧力をかけ、周りの人も沈黙によってそれに同調し、少数意見を葬り去る・・・。これは民主主義の否定に他ならない。しかし、残念ながらそんなことが日常的に行われている。
コロナ騒動のときもそうだった。マスクは任意のはずなのに、「誰もがマスクをしなければならない」という同調圧力が生まれ、一般人によるマスク警察まで登場した。「マスクをつけない」ことに勇気がいる時代がくるとは思ってもみなかった。そして、今でも医療機関などに行けば90%以上の人がマスクをつけている。さすがにマスク警察はいなくなったが、同調は今でも続いている。
コロナワクチンも同様で、多くの人が医師や専門家と言われるような「権威」の言うことを信じ、また「皆が打つから自分だけ打たないわけにはいかない」という理由でワクチンを打ってしまった。ここにも強い同調圧力が働いていた。ワクチンに疑問を持ったり危険だと判断して打たなかった人は、非難されたり馬鹿にされたりして排除同然の扱いだった。リベラル左派と言われるような人たちも含め、多くの人がワクチン神話に騙されて権威主義、集団主義になった。
コロナ騒動からほぼ6年が経過し、mRNAコロナワクチンは効果などなく、史上最悪の薬害を招いたことが明確になった。しかし、ワクチンに飛びついた人たちの大半はこの事実に目を向けようとせずに沈黙している。もちろん、今でもワクチンに効果があると信じている人たちもいるのだろうけれど、そのような人たちは未だにコロナ騒動に仕掛けられた認知戦に気づいていないということに他ならない。
もし、悪意のある人が世界の人たちを監視し支配しようとしたなら、日本人のように「和」を重んじて集団に同調し、それに異議を唱える少数派を排除する民族ほど都合のいい集団はないだろう。コロナ騒動の時のように権威などを使って一般の人を騙しさえできれば、あとは同調圧力によって異論を唱える人を自ら排除してくれるのだから。
和を乱さないように同調したり、沈黙によって同調を受け入れることを止めない限り、主体性など持てるわけがない。
モノトーンの斑紋を持つヒラノヤマメイガ。内横線と外横線は白い。写真の個体は前翅長9mm。ツトガ科ヤマメイガ亜科。

2022年7月29日 北海道十勝地方
ヤマメイガの仲間は似た斑紋の種が多くあまり自信がないが、ウスモンヤマメイガと同定したもの。間違っているかもしれない。前翅長は8mm前後。ツトガ科ヤマメイガ亜科。

2022年8月1日 北海道十勝地方
全体に淡褐色で、翅脈上に黒点が並ぶ。前翅長は変異が大きく、雄より雌の方が大きい。写真の個体は前翅長18mm。幼虫の食餌植物はイネ科。ツトガ科ツトガ亜科。

雌 2022年7月24日 北海道十勝地方
自宅の壁にきたナガハマツトガ。前翅前縁に沿って黒褐色の帯があり、それに沿って白い帯がある。外横線と亜外縁線は鋭く折れ曲がる。写真の個体は前翅長9mm。ツトガ科ツトガ亜科。

2025年8月13日 北海道十勝地方
地色は変異があるが、前翅は黒鱗を散らしてゴマダラ模様。2本の横線があるが不明瞭なことが多い。下唇鬚は比較的長い。幼虫の食餌植物はイネ科。前翅長は12mm前後。ツトガ科ツトガ亜科。

2023年8月3日 北海道十勝地方
前翅は橙黄色で、翅脈間は黒褐色になる。写真の個体は前翅長10mm。ツトガ科ツトガ亜科。

2024年7月17日 北海道十勝地方
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