新型コロナウイルス

2022年1月 5日 (水)

国際弁護士の主張

 国際弁護士のライナー・フュルミッヒ氏は裁判でこのコロナ騒動と闘っている。彼がこのコロナ騒動をどう捉え、何を問題とし、誰と闘っているのか、このインタビュー動画で語られている。私は彼の主張が間違っているとは思えない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2021年12月31日 (金)

コロナ騒動の背景にあるもの

 コロナ騒ぎが始まってから2年になる。そして日本では12歳以上の約8割もが得体のしれないワクチンを接種し、医療従事者の3回目の接種も始まった。街に出れば未だにほぼ100%マスク。コロナ以前はインフルエンザが大流行してもそんなことはあり得なかったのに、社会全体がすっかりおかしくなってしまった。

 国民はワクチンを支持する人達と、ワクチンの危険性を訴える人達に二分されてしまったようだ。もちろん二分といっても前者が圧倒的多数だが。そして両者は全くと言っていいくらい話が通じない。まるで別の世界に住んでいるかのように。

 なぜ、こんなことになっているのかと言えば、それはコロナを科学とか医学の問題と捉えているか、政治と捉えているかの違いだろう。前者の人達はマスコミで報道される医者や学者の主張が正しいと思っている。一方、後者の人達はコロナ騒動は世界を支配しようとしている人達によって恣意的に作られたパンデミックであり、政治によって科学も医学も歪められていると考えている。どちらの立場をとるかで見える世界が全く違ってくる。話が合うわけがない。

 私はコロナ騒動が始まって一年くらいで前者から後者に考えを変えた。科学や医学の視点で考えたならあり得ないことが起きているからだ。例えばいわゆるワクチンパスポート。ワクチンを接種しても感染するし、他者に感染もさせる。しかも、接種率の高い国ほど完全爆発している。こうした事実を見たなら、ワクチンこそが感染を拡大させているとしか考えられない。それなのに、接種者だけ優遇するワクチンパスポート(日本の場合は「ワクチン・検査パッケージ」)がゴリ押しされている。マスクも、感染を防げないし様々な害悪があるのに、未だに推奨されている。コロナをきっかけに事実や科学が無視され、どんどん全体主義化してきたのがこの一年だった。

 世界の超富裕層が世界を支配するためにコロナを利用してパンデミックをでっちあげた、などと言ったら即座に「陰謀論者」と否定されそうだ。だから、今まではあまりそのことには触れていなかった。しかし、それではダメだと思い至った。だから、今年最後の記事で、コロナ騒動の背景に触れておきたい。

 まず、お読みいただきたいのが以下のコロナ騒動の背景について書かれた記事。

コロナの真相とその先に潜むデータ覇権争いという新たな脅威(4回連載)

 これを読めば、コロナ騒動はそもそも初めから計画されていたとしか思えない。ワクチン推奨のビル・ゲイツ氏はWHOや巨大製薬メーカーの最大の株主であること、ワクチンによってDNAに変化を来しマインドコントロールされやすくなること、人口削減目的が否定できないことなども指摘されている。要は、一部の大富豪により世界規模による専制政治と人々の統制が企てられているということだろう。これらは国際金融資本とかディープ・ステートと言われている。

 同じ著者のこちらの記事には、ビル・ゲイツ氏がかつてアフリカやインドの子供たちにワクチン接種を進めて副作用による被害者が出たのに接種を止めようとしなかったこと、ゲイツは人口削減論者であること、体内にマイクロチップを埋め込んで人と人工知能の合体を模索していることまで触れられている。

ビル・ゲイツ夫妻の離婚の真相と影響(3回連載)

 もう一つ、記事を紹介しておきたい。動画の書き起こしで長いのだが、こちらも超富豪が金にものを言わせて世界を牛耳っており、メディアも支配されていること、コロナパンデミックは計画されていたこと、彼らは世界の人々を支配・管理しようとしていること、このままだと壊滅的な状況になることについて具体的に指摘している。長いので、時間に余裕があるときにでも是非読んで欲しいと思う。

世界は誰のもの?(日々予め幸せ)

 もし超富裕層の人達が仕掛けていることが計画通りに進んだなら、私たちを待ち受けているのはディストピアでしかない。私はこの事態を心から懸念しているが、だからといって絶望もしていない。なぜなら、詐欺は永遠には続かないし、人々がこの計画に気づいて抵抗を始めれば、こんなとんでもない計画をストップさせることは可能だと思うからだ。

 現に欧米ではワクチン接種を巡って多くの人がおかしさに気づき始め、大規模なデモなどで抵抗している。ブースター接種をしても感染が収まるどころかさらに拡大し、ワクチンパスポートなど意味がないことも明白だ。そればかりか接種後に亡くなったり体調を崩す人が増え、超過死亡も増えてきている。ワクチンを支持していた人達も、さすがにおかしいと気づいたのだ。企業や病院なども、ワクチン接種を拒否する人を解雇していたら、経営が成り立たなくなる。人々をお金と力で抑え込むのも限界があるだろう。

 気づいていない人が大半だと思うが、今は超富裕層が仕掛けた心理戦争、情報戦争の真っただ中にある。人々がこのワクチンの危険性に気づいて拒否すれば、ワクチン強制もいつかは終わる。しかし、次は食糧危機とかエネルギー危機とか金融などで追い込み、さらに独裁体制を強めようとするだろう。しかも、相当数の人がワクチンを接種してしまった以上、様々な病気が蔓延し、少子化が進み、人口が急速に減少することは免れないと思う。それでも、独裁体制はいつかは終わる。それまで気づいた人は抵抗し、耐え忍ぶしかない。

 「コロナ禍」とか「陰謀論」などという言葉はもう使うのは止めよう。今起きているのは「大規模な薬害」であり「心理戦争」だ。「コロナが収束して以前の日常が戻りますように」などと言っているだけでは何も変わらない。一人ひとりがマスクを止め、検査を止め、ワクチン接種を止めればコロナは終わる。そして、これから起きるであろうさまざまな抑圧や人権侵害に抵抗して立ち向かうしかない。多くの人がこのことに気づいてほしいと心から願う。

 

コロナ騒動の背景にあるもの

 コロナ騒ぎが始まってから2年になる。そして日本では12歳以上の約8割もが得体のしれないワクチンを接種し、医療従事者の3回目の接種も始まった。街に出れば未だにほぼ100%マスク。コロナ以前はインフルエンザが大流行してもそんなことはあり得なかったのに、社会全体がすっかりおかしくなってしまった。

 国民はワクチンを支持する人達と、ワクチンの危険性を訴える人達に二分されてしまったようだ。もちろん二分といっても前者が圧倒的多数だが。そして両者は全くと言っていいくらい話が通じない。まるで別の世界に住んでいるかのように。

 なぜ、こんなことになっているのかと言えば、それはコロナを科学とか医学の問題と捉えているか、政治と捉えているかの違いだろう。前者の人達はマスコミで報道される医者や学者の主張が正しいと思っている。一方、後者の人達はコロナ騒動は世界を支配しようとしている人達によって恣意的に作られたパンデミックであり、政治によって科学も医学も歪められていると考えている。どちらの立場をとるかで見える世界が全く違ってくる。話が合うわけがない。

 私はコロナ騒動が始まって一年くらいで前者から後者に考えを変えた。科学や医学の視点で考えたならあり得ないことが起きているからだ。例えばいわゆるワクチンパスポート。ワクチンを接種しても感染するし、他者に感染もさせる。しかも、接種率の高い国ほど完全爆発している。こうした事実を見たなら、ワクチンこそが感染を拡大させているとしか考えられない。それなのに、接種者だけ優遇するワクチンパスポート(日本の場合は「ワクチン・検査パッケージ」)がゴリ押しされている。マスクも、感染を防げないし様々な害悪があるのに、未だに推奨されている。コロナをきっかけに事実や科学が無視され、どんどん全体主義化してきたのがこの一年だった。

 世界の超富裕層が世界を支配するためにコロナを利用してパンデミックをでっちあげた、などと言ったら即座に「陰謀論者」と否定されそうだ。だから、今まではあまりそのことには触れていなかった。しかし、それではダメだと思い至った。だから、今年最後の記事で、コロナ騒動の背景に触れておきたい。

 まず、お読みいただきたいのが以下のコロナ騒動の背景について書かれた記事。

コロナの真相とその先に潜むデータ覇権争いという新たな脅威(4回連載)

 これを読めば、コロナ騒動はそもそも初めから計画されていたとしか思えない。ワクチン推奨のビル・ゲイツ氏はWHOや巨大製薬メーカーの最大の株主であること、ワクチンによってDNAに変化を来しマインドコントロールされやすくなること、人口削減目的が否定できないことなども指摘されている。要は、一部の大富豪により世界規模による専制政治と人々の統制が企てられているということだろう。これらは国際金融資本とかディープ・ステートと言われている。

 同じ著者のこちらの記事には、ビル・ゲイツ氏がかつてアフリカやインドの子供たちにワクチン接種を進めて副作用による被害者が出たのに接種を止めようとしなかったこと、ゲイツは人口削減論者であること、体内にマイクロチップを埋め込んで人と人工知能の合体を模索していることまで触れられている。

ビル・ゲイツ夫妻の離婚の真相と影響(3回連載)

 もう一つ、記事を紹介しておきたい。動画の書き起こしで長いのだが、こちらも超富豪が金にものを言わせて世界を牛耳っており、メディアも支配されていること、コロナパンデミックは計画されていたこと、彼らは世界の人々を支配・管理しようとしていること、このままだと壊滅的な状況になることについて具体的に指摘している。長いので、時間に余裕があるときにでも是非読んで欲しいと思う。

世界は誰のもの?(日々予め幸せ)

 もし超富裕層の人達が仕掛けていることが計画通りに進んだなら、私たちを待ち受けているのはディストピアでしかない。私はこの事態を心から懸念しているが、だからといって絶望もしていない。なぜなら、詐欺は永遠には続かないし、人々がこの計画に気づいて抵抗を始めれば、こんなとんでもない計画をストップさせることは可能だと思うからだ。

 現に欧米ではワクチン接種を巡って多くの人がおかしさに気づき始め、大規模なデモなどで抵抗している。ブースター接種をしても感染が収まるどころかさらに拡大し、ワクチンパスポートなど意味がないことも明白だ。そればかりか接種後に亡くなったり体調を崩す人が増え、超過死亡も増えてきている。ワクチンを支持していた人達も、さすがにおかしいと気づいたのだ。企業や病院なども、ワクチン接種を拒否する人を解雇していたら、経営が成り立たなくなる。人々をお金と力で抑え込むのも限界があるだろう。

 気づいていない人が大半だと思うが、今は超富裕層が仕掛けた心理戦争、情報戦争の真っただ中にある。人々がこのワクチンの危険性に気づいて拒否すれば、ワクチン強制もいつかは終わる。しかし、次は食糧危機とかエネルギー危機とか金融などで追い込み、さらに独裁体制を強めようとするだろう。しかも、相当数の人がワクチンを接種してしまった以上、様々な病気が蔓延し、少子化が進み、人口が急速に減少することは免れないと思う。それでも、独裁体制はいつかは終わる。それまで気づいた人は抵抗し、耐え忍ぶしかない。

 「コロナ禍」とか「陰謀論」などという言葉はもう使うのは止めよう。今起きているのは「大規模な薬害」であり「心理戦争」だ。「コロナが収束して以前の日常が戻りますように」などと言っているだけでは何も変わらない。一人ひとりがマスクを止め、検査を止め、ワクチン接種を止めればコロナは終わる。そして、これから起きるであろうさまざまな抑圧や人権侵害に抵抗して立ち向かうしかない。多くの人がこのことに気づいてほしいと心から願う。

 

2021年12月12日 (日)

ワクチンを打ち続けるとどうなるのか?

 コロナワクチンに関しては何度か警告の記事を書いたが、すでに多くの人がワクチンを接種してしまってからは記事を書く気にもなれないでいた。「ワクチンは善意で開発されているのであり接種するのが当たり前」という考えの人に危険性について説明したところで大半は平行線でしかないし、危険性に関する情報など打ってしまった人を不安にするだけだろう。そんなわけで、ワクチンに関することはもっぱらツイッターで発信している。

 ただ、日本でも3回目が始まってしまったので、やはりブースター接種の是非について書いておいたほうがいいと思うようになった。

 ワクチンを接種し始めてから、コロナ陽性者が激増するという現象は世界中で起きている。そして接種率の低い国は感染爆発が起きていない。つまり、ワクチン接種者こそが感染を拡大させているとしか思えない。そんな馬鹿げたことがあるはずないという人も多いかもしれないが、現実のデータから見たらそう考えないと辻褄が合わない。以下参照。

感染者数の波は接種数の波によって引き起こされる(日々予め幸せ)

感染者数の波は接種数の波によって引き起こされる2(日々予め幸せ)

 つまりワクチン接種者を優遇するワクチンパスポートなどというものは全く意味がないばかりか、逆に感染を拡大させかねない代物だ。こんな当たり前のことが通用しない狂った社会になってきている。

 ところで、裁判所がFDAに開示させたファイザーワクチン販売後のデータの一部が公表されたが、その中身は驚愕するものだ。今世界中で行っている治験の目的は、感染を予防するためのワクチンがないために、安全性、免疫原生、有効性を検討することだと記されている。感染を防ぐことはできないということが前提になっている。治験中のためにワクチンにはプラセボや濃度が異なるものも含まれている。そしてワクチンを接種した集団の方がプラセボ率が高い集団よりも重症化率が高かったという。簡単に言ってしまえば、どれくらいの濃度のものを何回打てばどれくらいの人が重症化したり死亡するかを実験しているといっても過言ではない。だから酷い副反応が出ようが死者が出ようが中止しようとしないのだろう。ワクチン接種者は完全に実験台にされている。以下参照。

FDAが裁判所に提出したファイザーワクチンの販売後データー:プラセボ群vsワクチン群の驚愕の結果(kamakuraboyのブログ)

 ここから言えることはコロナワクチンは感染を防がないし、非接種者より接種者の方が重症化しやすいということだ。そして前述したようにワクチンそのものもが感染を広げているとしか考えられない。

 コロナワクチンは接種してから数か月で効果が落ちてしまうことが分かっている。そんな中でオミクロン株が騒がれ始め、ブースターを推奨するような動きが目立ってきた。現時点の情報ではオミクロンは感染力は強いが無症状か軽症がほとんどだという。そしてオミクロン陽性者の大半は既接種者のようだ。これで3回目を接種したらどうなるのか?

 日本では夏の第5波が収束したあと、陽性者が非常に少ない状態が続いている。恐らく、接種者はワクチンによって発症が抑えられ、非接種者の多くは曝露によって免疫を獲得したのだと思う。だから非接種者にとってはオミクロン株は脅威ではないだろう。では、ワクチンを接種した人達が追加接種をしたらどうなるのだろう?

 動画でこのワクチンについて警鐘を鳴らしてきた通称「鹿医師」の以下の説明が参考になる。

 

 動画の説明を要約すると以下のような内容になる。

 mRNAワクチンはTregを誘導するため、自然免疫、細胞性免疫、抗体免疫の全ての免疫を抑制する。免疫抑制下であってもB細胞は抗体を大量に産生するが、抗体は長時間維持できずやがて抗体価は下がるので、打っていない人より2倍感染しやすくなる(ブレークスルー感染)。自然免疫と細胞性免疫の抑制によりサイトカインストームが起きにくくなっているので重症化は抑制される。しかし、自然免疫や細胞性免疫が抑制されているので他の感染症や癌の増加が予想される。抑制がとれれば、自己免疫性疾患が発生するのではないか。ブースターでこれらが繰り返されることになる。また武漢株用ワクチンを使っていればいずれADEが起きる可能性がある。あらゆる病気の増加とADEが起きたら大変なことになる。

 これは厚労省やマスコミが決して報じないことだが、接種を重ねることでコロナ以外の疾患による死者が増え続けることになりかねない。実際に、日本でも接種開始後の5月以降はコロナ死では説明できない不自然な超過死亡が続いており、ワクチンの悪影響としか思えないのだが、追加接種を重ねたらさらに酷いことになりそうだ。

 製薬会社はオミクロン株のワクチンを開発するという話がある。しかし、変異株に対応したワクチンをつくったところでイタチごっこになるだけだし、ワクチンにはADEや抗原原罪などの危険性がつきまとうし、コロナ以外の疾患が増えるという危険性は変わらない。抗原原罪とADEについては以下参照。

ワクチンと抗原原罪(荒川央さんのnote)

 もしワクチンなどの人為的介入をしていなければ、人々は自然に感染して数年で集団免疫状態となり普通の風邪になって終息したのではないかと思う。特に日本人ははじめから重症化率が低く、ワクチンなど元から必要なかったのだ。それにも関わらずマスコミが恐怖を煽り続け、すでに8割ほどの人がワクチンを接種してしまった。このままワクチンを続けたならあらゆる病気の増加やADE、抗原原罪などで死者を増やすだけではなかろうか。

 もちろんコロナではほぼ重症化しない子どもや若者は、心筋炎などのリスクが増えるだけで何のメリットもない。すでにワクチン後遺症に苦しんでいる人達が大勢いるが、ブースターは後遺症患者を増やすことにもなるだろう。そしてワクチンによってもたらされた様々な病気は、恐らくワクチンが原因だと証明することはできない。製薬会社は世界中の人々を実験台にしたワクチン治験で儲け、さらにワクチンで誘発された病気の治療薬で儲けるのだろう。あまりに酷い話だ。

 悪循環を断ち切り、これ以上被害者を増やさないためにも、ワクチンを中止するしかない。すでに2回打ってしまった人も3回目は打たないことで、それ以上のリスクは避けられる。イベルメクチンやヒドロキシクロロキン、5-ALAなどがコロナの重症化を防ぐことが分かってきているのだから、コロナ対策はワクチンから治療薬に移行すればいいし、弱毒化すればそれも不要になる。今後は、ワクチン後遺症の治療や自然免疫の強化などに力を入れていくしかないと思う。

 

2021年7月23日 (金)

報道されないコロナワクチンの真実を知るために

 コロナワクチンをすでに接種した、という人にとっては知りたくもない情報かもしれないが、一人でも多くの人に知ってもらいたいブログがある。分子生物学者であり免疫学者でもある荒川央(あらかわひろし)さんのブログだ。

荒川央(あらかわひろし)さんのnote 

 荒川さんがご自身で紹介しているプロフィールは、『1991年 京都大学理学部卒業 1996年 京都大学理学博士 (分子生物学、免疫学) バーゼル免疫学研究所 (バーゼル)、ハインリッヒ・ペテ研究所 (ハンブルク)、ヘルムホルツ研究所 (ミュンヘン)、マックスプランク研究所 (ミュンヘン) を経て現在分子腫瘍研究所 (ミラノ)所属』とのこと。海外の研究所に所属している現役の研究者だ。

 荒川さんは今年の6月からコロナワクチンに関する記事をブログで書き始めた。その理由は、コロナワクチン関する強い危機感と少しでも被害を食い止めたいという切なる思いからだ。その思いはこちらの記事に凝縮されている。私はツイッターで荒川さんのブログの存在を知り、ざっと目を通した。コロナワクチンに関してこれまで私が抱いてきた疑念が専門家の立場から丁寧に説明されているし、とても分かりやすい。

 何よりも気になるのが、コロナワクチンは「前例のないワクチン」であるということ。そしてそれが十分な治験を経ず、正式認可ではない緊急使用許可の元に世界中の人に打たれていると言う事実。荒川さんは「前例のない」ワクチンについて、こちらの記事で以下のように説明している。

ここで言う「前例の無い」ワクチンは、例えばこれまで適切なワクチンが存在しないHIVやマラリアといった疾患に対するワクチンなどです。前例のないワクチンの開発には少なくとも12.5年はかかると推定されており、第2相試験(有効性の評価)に成功する確率は5%、そのうち第3相試験(集団の有益性の評価)に成功する確率は40%と推定。つまり前例のないワクチンが、第3相臨床試験の段階で成功する確率は2%という事です。

 最終的に治験が終わって成功する確率が2%ほどしかないと言われる「前例のない」ワクチン、しかも一年たらずでつくった急造ワクチンをWHOや国、自治体が推奨し、マスコミも推奨の姿勢、医師の多くも勧めているということ自体に驚愕するし、あまりの無責任さに言葉もない。

 また、コロナワクチンに関しては多くの人がADE(抗体依存性感染増強)を懸念している。これが起きるとワクチン接種者の方がコロナにかかりやすくなり、感染した場合に重症化しやすくなる。もしこれが多くの接種者に起きると、場合によっては大惨事になる可能性もある。ところがこれについて国もマスコミもほとんど知らせようとしない。ADEについてはこちらの記事に詳しく説明されている。

 荒川さんのブログでの指摘は、まだワクチンを接種していない人は接種すべきかどうかの判断に役立つだろうし、すでに接種してしまった人は、さらに追加接種すべきかどうかの判断に役立つに違いない。まずはトップの記事を読むことをお勧めするが、できれば過去記事にも目を通すとこのコロナ騒動やワクチンに関する理解が深まると思う。

 私はリスクを十分に知りながら緊急使用許可の元に世界中に「前例のない、しかも治験中のワクチン」を売りつけている製薬会社、緊急使用許可を出した米国食品医薬品局、追従して認可し推奨する日本政府、危険性を何ら知らせずワクチン接種を勧める政治家や医師、そしてリスクをほとんど報じずに偏向報道をするマスコミなど、すべて責任があると思っている。しかし、それらに責任があるとしても、自分を守るのは自分でしかない。ワクチンは一度打ってしまったら元に戻すことはできないのだから、後で「責任をとれ」と言ったところで体は元には戻らない。

 もちろん荒川さんの記事をどう捉えるのかは個人の自由だが、ワクチンに関してもっとも信頼がおけるのはこのようにリスクをきちんと説明する免疫学者だろう。マスコミ報道や国の誘導に惑わされずに事実を知るということ、専門家が警告するリスクを知るということがどれほど大事なのか、同調圧力に屈せずに判断・行動するということがどれほど大事なのか、一人ひとりが考えてほしいと切に願う。

2021年7月19日 (月)

生命の動的平衡とワクチン

 福岡伸一氏の「生物と無生物のあいだ」を読み返した。読んだのはだいぶ前なので忘れてしまっていることも多かったが、PCR検査の仕組みも説明されていて、コロナで大騒ぎの今、参考になることが多い。福岡氏は、生命は「動的な平衡」状態にあるという。本書の最後の部分から引用しよう。

 「生命という名の動的な平衡は、それ自体、いずれの瞬間でも危ういまでのバランスをとりつつ、同時に時間軸の上を一方向にたどりながら折りたたまれている。それが動的な平衡の謂いである。それは決して逆戻りのできない営みであり、同時に、どの瞬間でもすでに完成された仕組みなのである。

 これを乱すような操作的な介入を行えば、動的平衡は取り返しのつかないダメージを受ける。もし平衡状態が表向き、大きく変化しないように見えても、それはこの動的な仕組みが滑らかで、やわらかいがゆえに、操作を一時的に吸収したからにすぎない。そこでは何かが変形され、何かが損なわれている。

 生命と環境との相互作用が一回限りの折り紙であるという意味からは、介入が、この一回性の運動を異なる岐路へ導いたことに変わりはない。私たちは自然の流れの前に跪く以外に、そして生命のありようをただ記述すること以外に、なすすべはないのである。 以下略」(引用ここまで)

 ごく短期間の治験のみで正式認可されていないコロナワクチンが世界中で打たれるようになってから半年以上が経過した今、感染予防効果も重症化予防効果もほとんどないような結果になりつつある。それだけではない。接種による有害事象はとんでもない数にのぼっている。明らかに異常な事態だ。

 コロナワクチン接種は、人の生命の動的な平衡を乱す操作的な介入のように思えてならない。人体に注入されたmRNAが作るスパイクタンパク質によって体内の何かが変形され、何かが損なわれていることはないのか? 杞憂であればいいのだが、接種後の重篤な副反応や死者の多さは尋常ではない。

 医薬品やワクチンを否定するつもりは全くない。しかし感染症の流行に対して、人の体は免疫を発達させてきた。まずはその免疫を最大限に生かすことこそが最初にやるべき感染対策ではなかろうか。いわゆるファクターXも人の免疫に由来するとしか考えられないわけで、その解明こそ先にやるべきだった。

 医薬品やワクチンによる介入は長期的な安全性や効果を見極めて慎重にしなければ、動的平衡を乱しかねない。後々の影響が分からない急造ワクチンを世界中で打ちまくること自体が狂気だが、もしワクチンが人の動的な平衡を損ねるものであるのなら、取り返しのつかないダメージを与えるだろう。

 PCR検査も、流行初期に感染の広がりを把握したりウイルスの性質を知るために広く用いることは意味があるだろう。しかし、検査で無症状の陽性者まであぶりだして隔離し感染を抑制するなどというのは、自然を無視した人の思い上がりだとしか思えない。検査は有症状者だけで十分だろう。

 人類は科学技術を過信して検査頼り、ワクチン頼りになりすぎ、その結果ワクチン禍へと舵をきってしまったのではないか? 福岡氏の言う通り「私たちは自然の流れの前に跪く」以外に、即ち免疫力をつけてコロナと共生する以外に道はなかろう。

 以上、今日の連続ツイートより。

 

2021年5月10日 (月)

新型コロナワクチンのリスクを知ろう

 高齢者への新型コロナワクチンの接種が始まっている。世界中で接種していて効果が出てきている、国や自治体が接種を呼びかけている、医師が勧める、等の理由で接種を受ける予定の人も多いと思う。しかし、政府もマスコミも、このワクチンのリスクについてほとんど報じていない。このワクチンはまだ正式に認可されていない治験中のワクチンなのにそのことすらあまり報じられない。そこで、マスコミが報じないワクチンのリスクについてまとめてみた。具体的説明はリンク先を参照していただきたい(ツイッターの連続ツイートは、ツイートをクリックすると表示される)。

 

ワクチン接種が陽性者や変異株を増やしている

 新型コロナウイルスの陽性者数が増え続けていてなかなか減少に転じない。昨年の第一波では4月10日頃に陽性者数のピークがあり、暖かくなるに従って減少していった。ところが今年はそうはなっていない。今の陽性者増加を多くの人が「感染力の強い変異株が増えたから」と思っているのかもしれない。マスコミなどはもっぱらそんな論調だから。でも、いくら変異株だって、暖かくなったら季節要因で減っていくはずではないか?

 ワクチンの接種を始めた国はほぼどこでも(一部のゼロコロナ国は除く)ワクチン接種と同時に陽性者数が増加している。また陽性者増加と同時に特定の変異株が増加している。しかもBCG接種が義務付けられている国ほど、陽性者が急増している。これは統計的事実だ。医療逼迫や緊急事態宣言を避けたいのならワクチン接種を休止して様子をみるべきなのに、ますます接種を加速させようとしている。

 昨年の春にJ. Sato氏( https://twitter.com/j_sato )によってBCG仮説が提唱された。東アジアやアフリカなどでは新型コロナによる死者(人口当たりの)が欧米に比べて著しく少ない。BCGの接種が義務付けられている国や結核が蔓延している国では新型コロナによる死者が少なく抑えられており、結核の免疫が自然免疫を強化しているのではないかという仮説だ。しかし、ワクチン接種がこのBCGによる効果を無効化している可能性がある。つまり、日本人にとってはワクチンが逆効果になっているのかもしれない。これが事実なら、日本でのワクチン接種は道を誤ったことになる。

【参考】
ワクチンの大量接種で感染者が増えている (You3のnote)

インドのパンデミックを振り返って~ワクチン展開と感染拡大の関係は? (You3のnote)

世界各国で〇〇チン注入と一致して感染激増〜「イスラエル・イギリスは激減した」と言うのは「飛行機は落下する乗り物」と言うようなもの (日々予め幸せ)

 

 

ワクチン接種で多くの副反応が生じており死者も多い

 ワクチン接種開始直後はマスコミもアナフィラキシーなどの副反応について報じていたが、今はあまり見かけなくなった。しかし、コロナワクチンでは副反応が強く死者もかなり多い。しかもワクチン接種後に亡くなっても因果関係が認めらなければ補償もされない。

【参考】
新型コロナワクチン接種後におきる、副反応、死亡症例について (医療者ブログ)

コロナワクチン「重い副反応が出た」医療従事者が続出…現場からの報告 (現代ビジネス)

 

mRNAワクチンは中長期のリスクが不明でADEの可能性も

 mRNAワクチンは今まで認可されたことがない人類初のワクチン。そしてこのワクチンでは抗体依存性免疫増強(ADE)の可能性が指摘されている。抗体依存性免疫増強とは、ワクチンでつくられた抗体のために、ワクチンの対象となったウイルスに感染したときに症状が重篤化するというもの。重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)に対するmRNAワクチンの動物実験で、実験に使用した猫やフェレットがすべてADEで死亡したとされる。通常、ワクチンは動物実験から始め、人に対する治験も人数を増やしながら何年もかけて行われるが、新型コロナワクチンはウイルスの遺伝子情報が明らかにされてから1年も経たないうちに世界中の人たちに接種し始めた。たとえワクチンで一旦感染が落ち着いたとしても、ADEが起きるかどうかは次の感染の波がこないと分からない。

【参考】
ワクチンが効かない?新型コロナでも浮上する「抗体依存性感染増強」(日経バイオテク)

ワクチン開発、急ぐべきでない 免疫学の第一人者が警鐘 (東京新聞)

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチン開発における追い風情報と懸念事項 (ViSpot)

 

ワクチン接種で免疫力の低下が懸念

 インフルワクチン接種で免疫力の低下や他人への感染を増加させることが指摘されているが、コロナワクチンでも同様の可能性がある。

【参考】
この冬、インフルワクチンを打たない方がいい理由 (日々予め幸せ)

ワクチンが自然免疫を壊してしまうという指摘(動画)
https://rumble.com/embed/vdqmbx/?pub=4

 

 

新型コロナでは抗体はほとんど役に立たずT細胞免疫で撃退している可能性

 査読前のプレプリントだが、新型コロナでは抗体よりT細胞免疫が重要であるという論文が公表されている。ワクチンで作った抗体は重症化防止にほとんど役に立たない可能性がある。

 

【参考】

 

 

 

特定のコロナウイルスの抗体を持つと、他のコロナウイルスで重症化しやすい

 これもSatoさんの情報。ワクチンで新型コロナの抗体ができると、従来コロナ風邪で重症化しやすくなる可能性がある。

 

 

 本来ならワクチンのリスクをきちんと指摘しなければならない医師や科学者、政治家などの多くがワクチン推進に走っている。一部の人はワクチンに疑義を呈している人を「反ワクチン」とレッテル貼りし、否定・攻撃している。薬を処方するにあたって副作用の説明があるが、ワクチンを推進する以上リスクの説明をするのが責任というものだ。それがほとんどなされず効果ばかりが喧伝される現状は恐ろしいとしか言いようがない。

 ワクチン接種はあくまでも任意。そして一度打ってしまえば悪影響があっても取り返しがつかない。だからこそ、医師やマスコミの主張に惑わされずリスクをきちんと知って慎重に判断してほしいと思う。

 

2020年7月19日 (日)

新型コロナについて今思っていること

 新型コロナウイルスについていろいろな方がいろいろなことを言っている。ほとんど正反対の主張が飛び交っており、何が正しいのかわからない人も多いと思う。というのも、すでに新型コロナに感染(無症状も含む)した人の割合をどう想定するかで、今後の重症者の数が全く違ってくるからだ。仮に感染者が人口の1割程度と想定するとまだまだ感染者は増え、それに従って重症者や死者も増えていくと予測できる。しかし、5割がすでに感染していると想定すると、今後の重症者や死者はそれほど多くはならないと推測できる。

 

 正直言って、これからどういう展開になるのか正確に予測できる人は誰もいないだろう。私は、東京などの過密都市ではすでにかなりの人(3割~5割くらい?)が感染してしまったのではないかと考えている。現時点での私の考えを以下の昨日(7月18日)の連続ツイートに書いたので、ここにも残しておきたい。もちろん当たるかどうかは分からない。

 

********************

 

新型コロナの陽性者数が増えていることを巡って、意見が大きく割れている。検査数を増やし自粛などの対策を早急にとらないとまた重症者や死者が増えて大変なことになるという意見と、重症者や死者は増えていないので厳しい対策は不要だという意見に大きく分かれているように見える。

 

前者の人達は、重症者や死者は陽性確認から遅れて生じるからこれから増えるのだと言う。後者の人達の多くはBCG仮説や交差免疫仮説支持者で、警戒は必要なもののさほど深刻な事態にはならないだろうという考え。ツイッターを見ていると圧倒的に前者の人が多いように見受けられる。

 

私は後者。日本には新型コロナは昨年から入っており、特に人口過密の都市ではウイルスは指数関数的に拡散されてきたと考えている。初期には多くの人は自然免疫で撃退し無症状や軽症で自覚すらなかったかもしれないが、免疫力が落ちていたり大量にウイルスを吸入して重症化した人も少しはいたと思う。

 

そして3月から4月にかけてウイルスの拡散がピークに達し、大量のウイルスに暴露する人も増えて中・重症者や死者も増えたが、その陰に膨大な軽症や無症状の人たちがおり、検査してもらえなかったために可視化されなかった。ピークを越えて今は暴露量も減り落ち着いてきているのではないかと推測。

 

また、夏にはウイルスの拡散は続いていても重症化はしないのではないかという説もある。この場合は冬になればまた中程度の症状の人や重症化する人が出てくると推測されるが、冬までにかなりの人が暴露を経験しているであろうから、今年の3~5月のような数にはならないと思う。

 

自然免疫で撃退した人はウイルスを記憶して何度暴露しても撃退してしまうのだろう。そうやって未暴露の人が少しずつ減っていく段階に入っているのではないかと思う。もちろん、免疫力が落ちていたり大量にウイルスを吸入して自然免疫で撃退できない人もいるだろうから油断してはならないが。

 

緊急事態宣言によってウイルスの拡散は多少は減ったかもしれない。しかし、日本のようなゆるゆるの対策では公共交通機関や職場、買い物等でいくらでもウイルスを体内に取り込む機会はあり、拡散速度を多少落とした程度ではないかと思う。一方、地方はウイルス暴露量が少なく重症化しにくいのでは。

 

武漢で感染爆発し多くの死者を出してしまったのは、新型コロナでパニックになった人が病院に殺到したり、公共施設などの密閉空間にコロナ患者を多数収容したことで大量のウイルスを吸入してしまい、自然免疫で撃退できる暴露量を超えてしまったことが関係しているのではなかろうか。

 

結局、自然免疫の強さとウイルスの暴露量によって重症者や死者の数が決まってくるのではないかと推測している。今の陽性者の増加は、検査数の増加、無症状の人の検査、2度目3度目の暴露の人もいるということではなかろうか。過去に体内に入ったウイルスの死骸が検査に反応しているのかもしれない。

 

ウイルスの感染力が強くなったという話もあるが、今のところ毒性が強くなっているという印象はない。陽性者数が増えているといっても5月までは膨大な数だったであろう無症状や軽症あるいは中程度の人の検査はしていないわけで、無症状も検査するようになった今、陽性者数に注目しても意味はない。

 

注目すべきは重症者や死者の数であり、陽性者数ではない。今後やるべきことは重症化防止対策であり、ツベルクリンやBCGで自然免疫を高めたりウイルスの暴露量を減らす努力ではなかろうか(特に病院や高齢者施設では)。警戒は必要だが、重症者が継続して増えない限りほぼ普通の生活に戻していいと思う。

 

2020年5月 2日 (土)

人口あたりの死者数が極めて少ないという事実に向き合わない政府

 安倍首相は5月6日を期限としていたインフル特措法に基づく緊急事態宣言を延長する見通しを示した。緊急事態宣言の発令に際してあれほど及び腰だったのに、延長に関しては早々決断したようだ。しかも1、2週間様子を見ながら解除や緩和を見定めるというのならまだしも、1か月も延長するという。

 私には政府も専門家会議の見解も理解しがたい。この1か月の外出制限が効果がなかったとは思わない。しかし、安倍首相が一日2万人に増やすと言っていたPCR検査は相変わらず絞っている。感染者が多い都道府県では、相談窓口に電話をしてもほぼ繋がらないという状況は変わっていない。相談窓口業務が破綻している。新型コロナではないかと疑われる症状があっても放置されている人が大勢いるのだから、大都市などを中心に3月から4月には感染爆発が起きていたと考えるのが自然だろう。ただし、あまりに検査を絞っているので陽性者数から実際の感染者数を推測することもできないし、ピークに達したのかどうかも分からないという状態だと思う。あまりにお粗末だ。

 私は前回の記事の最後に「日本が西欧諸国や米国のような大変な状況になるか、それとも台湾のように比較的低い死亡率に留まるかはあと数週間もすれば分かるだろう」と書いた。それから3週間ほどたったが、日本の人口あたりの死亡者数は非常に少ない状態のままだ。現時点で100万人あたりの死亡者数は3.9人ほど。200~500人レベルの欧米諸国と比べるとけた違いに少ない。日本の場合はおそらく軽症者や無症状者の割合が非常に高く(このような人達は感染しても抗体ができていない可能性が高い)、こうした人達が気づかないうちに感染を拡大させて都市部では感染爆発が生じているが、重症者や死亡者の割合は非常に少ないというこではないかと思う。

 この要因はBCG効果によるものだろうと私は考えているが、BCG仮説を措いておいても、重症者や死亡者の割合が非常に少ないというのが事実だ。そして同じように死亡者が少ない台湾や韓国では、検査を充実させ陽性者の隔離を徹底するなどの政策だけで、都市封鎖や厳しい外出規制をせずとも何とかなっている。人口当たりの死亡者数が少ない日本も、厳しい外出規制なしでも経済活動を続けられるのではなかろうか。

 こう言うと、「医療崩壊が・・・」と言う声が聞こえてきそうだ。しかし、日本の医療崩壊は多くの病院が新型コロナ患者の受け入れを拒否しているために、受け入れをしている一部の病院の負担が大きくなりすぎているという事情がある。受け入れをしていない医療機関は閑散としているという。新型コロナ患者を受け入れる病院に対して資金援助をするなどして病床を確保することができれば、何とかなるレベルではないかと思う。

 これほど死亡者数が少ないのに政府も専門者会議もその事実をほぼスルーするのは何故なのだろう? 「緊急事態宣言を解除してもし感染者数が増加したら批判にさらされる」という自己保身から継続を主張しているだけなのではなかろうか? しかし、十分な休業補償もせずに今の規制を続けたなら、中小企業の倒産が相次ぐだろうし失業者があふれることになる。廃業したり生活が困窮する個人事業主も急増するだろう。こんな時期だから、失業してもすんなりと仕事が見つかるとは思えない。家賃が払えない、食費すらない、住まいを失うという人達がどんどん増えてしまう。十分な補償がないままではおそらく自死や飢餓で亡くなる人も続出するだろう。政府はそのことをどう考えているのだろうか?

 もちろん新型コロナによる死亡者を抑えるという努力は大切だ。西欧や米国で経済を犠牲にしてでも厳しい制限をしているのは、死者があまりに多いからだ。しかし、日本は明らかに西欧や米国とは違う。3月まではほとんど対策らしい対策をせずにきたにも関わらず今も死者数は非常に少ない状態を保っているのだ。緊急事態宣言の延長で新型コロナによる死者を減らすことばかりに拘り、別の死者を増やすということはあってはならない。死者数が少ないという幸運を生かし、そろそろ経済活動を再開させる方向に舵を切るべきではないか。5月に入っても死者数は少ないままなのだから、「これから西欧や米国みたいな悲惨なことになる」などという思考はリセットする必要がある。

 日本は他の先進国と異なり、流行早期に徹底すべきだった検査と隔離をせず、今でも検査を抑制しているゆえに実際の感染拡大の状況もピークもわからない状態になってしまった。さらに感染拡大が相当進んでから緊急事態宣言に踏み切ったために、早期の感染拡大防止に失敗。そして感染者が急増している割には人口当たり死亡者数が非常に少ないことが判明したのに、経済活動の再開よりも緊急事態宣言の延長という選択。2か月もの猶予がありながらマスクや防護服の増産体制すら整備しなかった。また、漏洩率100%の粗悪品布マスクに多額の税金をかけるという無駄。日本政府のやることは失敗と愚策に終始している。

 安倍政権は、今回の延長に関しても論理的な判断というより「延長すべきだ」という専門家や国民の声の大きさで判断しているように思えてならない。つまり国民の命や生活を守ることよりも、自身の支持率を落とさないための延長判断だろうと私は捉えている。自分の利益しか考えていない政権は、まともな対策を講じることも適切な判断もできない。

 最後に、「雲ノ平山荘」の記事を紹介しておきたい。私の言いたいことが的確に凝縮されている。「感染症が社会の主役なのではなく、あらゆる人々の生命や生活が社会の主役なのです」という筆者の言葉に深く同意する。

コロナ禍の風景① 混乱と向き合う

 

2020年4月 9日 (木)

新型コロナウイルスはどのように終息するのか

 前回の記事を書いてから、非常に興味深い仮説を知った。ごく簡単に言ってしまうと結核のワクチンであるBCGが新型コロナウイルスの重症化を抑制しているのではないかという仮説だ。さらに、BCG株には複数あり、株の違いによって効果も違うのではないかという。日本で用いられている株は抑制効果が高い可能性が示唆されている。以下の大隅典子さんのブログによる解説が分かりやすい。

【さらに追記しました】新型コロナウイルスとBCG

 また、結核罹患者が多い国ほど、100万人あたりの新型コロナウイルスによる死者数が低いということも以下の二つの地図から読み取れる。

100万人あたりの新型コロナウイルスによる死者数

結核の罹患者数

 このBCG仮説が正しいのであれば、BCGの接種率が高い国(日本のような強毒株は特に)や結核の感染者が多い国では新型コロナウイルスによる重症化が抑えられている可能性がある。ただし注意しなければならないのは、BCGを接種していても新型コロナウイルスに感染しないというわけではない。あくまでも重症化する割合が低いということだ。また、免疫が落ちていたり基礎疾患のある高齢者は重症化するリスクが高くなる。

 日本では欧米などに比べて感染爆発が遅れているように見えるが、その一つの要因は検査の抑制があるのだろう。日本の場合、クラスターや重症者に偏った検査をしてきており、症状があって検査を求めても拒否されるという事例が続出した。東京などはほとんどの人が検査拒否されてきたようだ。だから、実際の感染の広がりをつかむことができていない。たぶんすでに相当蔓延しているのではないかと思う。

 もう一つは、無症状者や軽症者が非常に多いのではないかということだ。新型コロナウイルスの特徴として感染していても症状が出ない人や軽症の人(下痢だけという例もある)が多く、そのような人が感染を広めていると考えられる。

 希望者全員に検査を行っていて症状がなくても検査を受けられるアイスランドでは、陽性になった人の50%が無症状だったという。このことからも、自分が感染していることに気づかずに他者に感染させてしまっている人がかなり多いのではないかと推測される。以下、参照。

「何年もかけて備えてきた」アイスランドではだれでも新型コロナウイルスの検査が受けられる

 BCG仮説が正しいのなら、日本ではBCG効果によって無症状者や軽症者の割合が非常に高いかもしれない。ツイッターに流れてくる情報からも、このウイルスは家族のうち一人が感染すると多くの場合は全員が感染してしまうようようで、非常に感染力が強い。とすると、東京などの人口密度の高い都市では、満員電車に乗るだけで感染する可能性が高い。感染力の強さと無症状者や軽症者の多さによって、都市部ではすでに感染が相当広まっている可能性がある(とすると死亡率はそれほど高くないのかもしれない)。これを確かめるには抗体検査が必要だ。

 もしこの推測が当たっているのであれば、今後の対策も違ってくる。この感染力の強い感染症は大多数の人が感染することで集団免疫状態になるか、特効薬ができるか、ワクチンが開発されるまでは終息しないのではないかと思えてくる。ワクチンはできるかどうか分からないし、できたとしても実際に接種できるようになるまでかなりの時間がかかりそうだ。特効薬といってもまだ確実なものはない。

 指数関数的に感染者が増加する感染症の拡大防止にはロックダウン(都市封鎖)のような政策をとるしかないが、それも感染者を急増させないことで医療崩壊を防ぐという役割にしかならないのではなかろうか。BCG仮説が正しく、集団免疫を獲得するまで終息しないとしたなら、もっとも効果的な対策は免疫の低下した高齢者やBCG陰性者に対して日本で用いている強毒株のBCGを接種することで重症化を防ぐということのように思える。

 ただし、日本ワクチン学会は新型コロナウイルスに対するBCGワクチンの有効性が確立されていないことと、ワクチンの供給量の問題から、乳児への接種以外のワクチン接種は実施しないという方針のようだ。こちら参照。

 仮に集団免疫を獲得するまで終息しないとしても、もちろん外出制限やPCR検査は感染拡大速度を緩めて医療崩壊を防ぐことにつながるから必要だし、検査拡大によって感染の広がりもある程度は把握できる。しかし、それと同時に抗体検査もやったほうがいいのではないかと思う。大都市ですでに相当数の人が感染してしまっているのなら免疫を持っている人から順次仕事に復帰してもらうとか、リスクの高い高齢者などはしばらくの間できるだけ安全なところで生活してもらったほうがいいのかもしれない。

 また、人の移動を完全に止められない以上、地方ではこれから感染が拡大していく可能性がある。人口密度の高い都市より感染拡大速度は緩やかになるだろうが、地方も油断してはならない。一旦は落ち着いても、2波、3波が押し寄せるかもしれない。いずれにしても簡単に収まるようなウイルスではなさそうだ。もしかしたらインフルエンザのように人間社会にずっと生き残るのかもしれない。

 それと、気になるのは、中国では二回目の感染で死亡する事例が報告されていたことだ。もし、抗体ができていても不十分であれば再び感染して重症化する可能性も否定できない。

 以上はあくまでも私の推測にすぎない。日本が西欧諸国や米国のような大変な状況になるか、それとも台湾のように比較的低い死亡率に留まるかはあと数週間もすれば分かるだろう。今後の報告や研究を待ちたい。

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