フッキソウ
フッキソウの白い実が目に付く季節になった。フッキソウは林床に青々と群落をつくっていることが多い常緑小低木で、高さは20~30cm。葉は厚く光沢がある。春には穂状の花を咲かせ秋に真珠のような白い実をつけるが、実の数は花の数よりかなり少ない。ツゲ科。
花 2019年5月18日 北海道十勝地方
実 2020年9月20日 北海道十勝地方
フッキソウの白い実が目に付く季節になった。フッキソウは林床に青々と群落をつくっていることが多い常緑小低木で、高さは20~30cm。葉は厚く光沢がある。春には穂状の花を咲かせ秋に真珠のような白い実をつけるが、実の数は花の数よりかなり少ない。ツゲ科。
花 2019年5月18日 北海道十勝地方
実 2020年9月20日 北海道十勝地方
散歩コースにある崖地でダイモンジソウの花が咲いている。暑さもだいぶ和らいだ頃に、白い涼しげな花を咲かせる。この花を見ると、もう夏も終わりだなあと思う。ダイモンジソウとは花が「大」の字に見えることがらつけられているが、不ぞろいの花びらは不思議な趣がある。ユキノシタ科。
2023年9月4日 北海道十勝地方
名に「スズラン」とついていても白い花を咲かせるユリ科のスズランとは全くの別物でラン科の植物。散歩コースに咲いていたが、今まで気づかなかった。草丈は50cmくらいあるが、淡い緑の花はあまり目立たない。花を良く見ると、なかなか可愛らしい形をしている。
2023年7月23日 北海道十勝地方
ルイヨウボタンは5月から6月頃に林内でひっそりと花をつける。6弁の花びらのように見えるのはがく片。和名のルイヨウボタンは漢字で書くと類葉牡丹で、葉が牡丹に似ていることに由来する。シカはあまり食べないようで、散歩コースでは毎年花が見られる。秋には青色の実をつける。メギ科。
2023年5月30日 北海道十勝地方
散歩コースでコウライテンナンショウ(マムシグサ)の花が咲き始めた。タケノコに似た芽が地面から伸び始めるとみるみるうちに大きくなり、5~6月に花をつける。花は緑と白の縞模様の仏炎苞に包まれている。雌雄異株の多年草だが、性転換を行うことで知られており、栄養状態が良いと雌株になる。秋には房状の赤い実をつける。サトイモ科。
2023年5月29日 北海道十勝地方
ナンブソウという和名は、南部地方(岩手県)で採集されたものがタイプ標本となったことに由来する。日本では東北地方と北海道に分布するが、東北では分布が限られるようだ。私の散歩コースには群生している場所があり、5~6月に穂状の白い花を咲かせる。葉は根出葉のみで、柄の先に独特の形をした3小葉をつける。
2020年5月26日 北海道十勝地方
散歩コースでネコノメソウ2種が咲き始めた。一つが、ツルネコノメソウ。目立たない植物だが、良く見ると3~4mmの小さな花をつけている。花は花弁がなく、花弁のように見えるのはがく片。葉の形が特徴的で可愛らしい。山地の湿った場所に生える。高さは15cmくらいになる。ユキノシタ科。
2020年5月22日 北海道十勝地方
カキドオシは、草地や林縁など開けた場所に生育し、春に淡紅紫色の可愛らしい花を咲かせるシソ科の植物。花を咲かせた後、茎が地面を這って延びていき、垣根を突き抜けてしまうことから「垣通し」と名付けられたらしい。
我が家では花壇に侵入してくるちょっと厄介な雑草で、見つけしだい心を鬼にして取り除くのだが、植えてある植物の根元や葉陰をかいくぐり茎をどんどん延ばしていくのでなかなか根絶できない。そんな雑草だが、薬草やハーブとしても利用されている。
2023年5月7日 北海道十勝地方
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