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オオセンチコガネは金属光沢を持つ美しい糞虫。体長は20mmほどある。体色は地域によって変異が大きく、青色、緑色、赤色っぽいものなど様々のようだ。私の住む十勝地方では緑色と金緑のものが見られる。今年は散歩中に2度見かけたが、飛んでいる姿はまるで空飛ぶ宝石のよう。
緑色の個体 2021年8月30日 北海道十勝地方
金緑の個体 2021年6月12日 北海道十勝地方
頭部と胸部がオレンジ色で、上翅は淡褐色の地色に三つの黒斑があるが、斑紋は変異があり、前方中央の黒斑がない個体や無紋の個体もいる。体長は5mm前後。
2021年7月13日 北海道十勝地方
全身が赤褐色をしていているアカビロウドコガネ。体表に短毛が生えていてビロード状のためにツヤはあまりないコガネムシ。上翅に縦条がある。体長は10mmほど。幼虫は植物の根を食べる。
2020年6月5日 北海道十勝地方
東京にいた頃はカツオブシムシと言えば3mmほどのヒメマルカツオブシムシしか見たことがなかった。ところが北海道には体長が7mmほどもある大型のアカオビカツオブシムシが普通にいてその大きさと派手な色合いに驚いた。上翅の赤色がよく目立つカツオブシムシで、私は室内でしか見たことがない。
2021年9月5日 北海道十勝地方
散歩をしていたら、緑色をした甲虫が走って落ち葉の下に潜り込むのを目撃した。緑色の上翅を持つアオゴミムシだった。写真を撮ろうとしてもすぐに落ち葉の下に隠れようとするのでなかなか全身の写真が撮れない。ようやく撮ったのがこんな感じ。体長は14mmほど。今年は散歩中に二回見かけた。
2021年6月15日 北海道十勝地方
少し間が開いたが、甲虫の紹介を続けたい。
アオカミキリモドキは、上翅が光沢のある青緑色で歩脚・頭部・胸部がオレンジ色をした美しい甲虫だが、この派手な色は警告色。体はとても柔らかく毒を持っており、体液が皮膚に触れると炎症を起こすので要注意の昆虫。ヤケドムシなどとも言われる。体長は11~15mm。
2021年9月2日 北海道十勝地方
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