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2021年7月

2021年7月29日 (木)

アオバネサルハムシ

 建物の壁に緑色に光る体長4mmほどの綺麗なハムシがいた。調べたところアオバネサルハムシと判明。写真の個体は緑色だが、青みの強いものや頭部や胸部が褐色のものもおり、脚の色も褐色のほかに黒っぽいものもいて、かなり色彩変異に富んでいるようだ。

 食草はヨモギなのでヨモギでよく見られるらしいが、当地はエゾシカによる食害でヨモギが減ってしまった(というかエゾシカが好まない植物しか残っていない!)ので、アオバネサルハムシも減ってしまったのではないかと思う。

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2021年7月19日 北海道十勝地方

 

2021年7月23日 (金)

報道されないコロナワクチンの真実を知るために

 コロナワクチンをすでに接種した、という人にとっては知りたくもない情報かもしれないが、一人でも多くの人に知ってもらいたいブログがある。分子生物学者であり免疫学者でもある荒川央(あらかわひろし)さんのブログだ。

荒川央(あらかわひろし)さんのnote 

 荒川さんがご自身で紹介しているプロフィールは、『1991年 京都大学理学部卒業 1996年 京都大学理学博士 (分子生物学、免疫学) バーゼル免疫学研究所 (バーゼル)、ハインリッヒ・ペテ研究所 (ハンブルク)、ヘルムホルツ研究所 (ミュンヘン)、マックスプランク研究所 (ミュンヘン) を経て現在分子腫瘍研究所 (ミラノ)所属』とのこと。海外の研究所に所属している現役の研究者だ。

 荒川さんは今年の6月からコロナワクチンに関する記事をブログで書き始めた。その理由は、コロナワクチン関する強い危機感と少しでも被害を食い止めたいという切なる思いからだ。その思いはこちらの記事に凝縮されている。私はツイッターで荒川さんのブログの存在を知り、ざっと目を通した。コロナワクチンに関してこれまで私が抱いてきた疑念が専門家の立場から丁寧に説明されているし、とても分かりやすい。

 何よりも気になるのが、コロナワクチンは「前例のないワクチン」であるということ。そしてそれが十分な治験を経ず、正式認可ではない緊急使用許可の元に世界中の人に打たれていると言う事実。荒川さんは「前例のない」ワクチンについて、こちらの記事で以下のように説明している。

ここで言う「前例の無い」ワクチンは、例えばこれまで適切なワクチンが存在しないHIVやマラリアといった疾患に対するワクチンなどです。前例のないワクチンの開発には少なくとも12.5年はかかると推定されており、第2相試験(有効性の評価)に成功する確率は5%、そのうち第3相試験(集団の有益性の評価)に成功する確率は40%と推定。つまり前例のないワクチンが、第3相臨床試験の段階で成功する確率は2%という事です。

 最終的に治験が終わって成功する確率が2%ほどしかないと言われる「前例のない」ワクチン、しかも一年たらずでつくった急造ワクチンをWHOや国、自治体が推奨し、マスコミも推奨の姿勢、医師の多くも勧めているということ自体に驚愕するし、あまりの無責任さに言葉もない。

 また、コロナワクチンに関しては多くの人がADE(抗体依存性感染増強)を懸念している。これが起きるとワクチン接種者の方がコロナにかかりやすくなり、感染した場合に重症化しやすくなる。もしこれが多くの接種者に起きると、場合によっては大惨事になる可能性もある。ところがこれについて国もマスコミもほとんど知らせようとしない。ADEについてはこちらの記事に詳しく説明されている。

 荒川さんのブログでの指摘は、まだワクチンを接種していない人は接種すべきかどうかの判断に役立つだろうし、すでに接種してしまった人は、さらに追加接種すべきかどうかの判断に役立つに違いない。まずはトップの記事を読むことをお勧めするが、できれば過去記事にも目を通すとこのコロナ騒動やワクチンに関する理解が深まると思う。

 私はリスクを十分に知りながら緊急使用許可の元に世界中に「前例のない、しかも治験中のワクチン」を売りつけている製薬会社、緊急使用許可を出した米国食品医薬品局、追従して認可し推奨する日本政府、危険性を何ら知らせずワクチン接種を勧める政治家や医師、そしてリスクをほとんど報じずに偏向報道をするマスコミなど、すべて責任があると思っている。しかし、それらに責任があるとしても、自分を守るのは自分でしかない。ワクチンは一度打ってしまったら元に戻すことはできないのだから、後で「責任をとれ」と言ったところで体は元には戻らない。

 もちろん荒川さんの記事をどう捉えるのかは個人の自由だが、ワクチンに関してもっとも信頼がおけるのはこのようにリスクをきちんと説明する免疫学者だろう。マスコミ報道や国の誘導に惑わされずに事実を知るということ、専門家が警告するリスクを知るということがどれほど大事なのか、同調圧力に屈せずに判断・行動するということがどれほど大事なのか、一人ひとりが考えてほしいと切に願う。

2021年7月19日 (月)

生命の動的平衡とワクチン

 福岡伸一氏の「生物と無生物のあいだ」を読み返した。読んだのはだいぶ前なので忘れてしまっていることも多かったが、PCR検査の仕組みも説明されていて、コロナで大騒ぎの今、参考になることが多い。福岡氏は、生命は「動的な平衡」状態にあるという。本書の最後の部分から引用しよう。

 「生命という名の動的な平衡は、それ自体、いずれの瞬間でも危ういまでのバランスをとりつつ、同時に時間軸の上を一方向にたどりながら折りたたまれている。それが動的な平衡の謂いである。それは決して逆戻りのできない営みであり、同時に、どの瞬間でもすでに完成された仕組みなのである。

 これを乱すような操作的な介入を行えば、動的平衡は取り返しのつかないダメージを受ける。もし平衡状態が表向き、大きく変化しないように見えても、それはこの動的な仕組みが滑らかで、やわらかいがゆえに、操作を一時的に吸収したからにすぎない。そこでは何かが変形され、何かが損なわれている。

 生命と環境との相互作用が一回限りの折り紙であるという意味からは、介入が、この一回性の運動を異なる岐路へ導いたことに変わりはない。私たちは自然の流れの前に跪く以外に、そして生命のありようをただ記述すること以外に、なすすべはないのである。 以下略」(引用ここまで)

 ごく短期間の治験のみで正式認可されていないコロナワクチンが世界中で打たれるようになってから半年以上が経過した今、感染予防効果も重症化予防効果もほとんどないような結果になりつつある。それだけではない。接種による有害事象はとんでもない数にのぼっている。明らかに異常な事態だ。

 コロナワクチン接種は、人の生命の動的な平衡を乱す操作的な介入のように思えてならない。人体に注入されたmRNAが作るスパイクタンパク質によって体内の何かが変形され、何かが損なわれていることはないのか? 杞憂であればいいのだが、接種後の重篤な副反応や死者の多さは尋常ではない。

 医薬品やワクチンを否定するつもりは全くない。しかし感染症の流行に対して、人の体は免疫を発達させてきた。まずはその免疫を最大限に生かすことこそが最初にやるべき感染対策ではなかろうか。いわゆるファクターXも人の免疫に由来するとしか考えられないわけで、その解明こそ先にやるべきだった。

 医薬品やワクチンによる介入は長期的な安全性や効果を見極めて慎重にしなければ、動的平衡を乱しかねない。後々の影響が分からない急造ワクチンを世界中で打ちまくること自体が狂気だが、もしワクチンが人の動的な平衡を損ねるものであるのなら、取り返しのつかないダメージを与えるだろう。

 PCR検査も、流行初期に感染の広がりを把握したりウイルスの性質を知るために広く用いることは意味があるだろう。しかし、検査で無症状の陽性者まであぶりだして隔離し感染を抑制するなどというのは、自然を無視した人の思い上がりだとしか思えない。検査は有症状者だけで十分だろう。

 人類は科学技術を過信して検査頼り、ワクチン頼りになりすぎ、その結果ワクチン禍へと舵をきってしまったのではないか? 福岡氏の言う通り「私たちは自然の流れの前に跪く」以外に、即ち免疫力をつけてコロナと共生する以外に道はなかろう。

 以上、今日の連続ツイートより。

 

2021年7月18日 (日)

クシヒゲベニボタル

 今日はクシヒゲベニボタルを見た。一見アカハネムシに似ているが、前胸背板の形が異なる。ベニボタルは似たものが何種かいるが、前胸背板の後角が側方に張り出していることと小楯板の形からクシヒゲベニボタルと同定。♂の触角は櫛歯状だが、♀は鋸歯状。写真の個体は♀で体長は約12mm。

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2021年7月18日 北海道十勝地方

 

2021年7月17日 (土)

ニセクロハナボタル?

 全身が真っ黒いがホタル科ではなくベニボタル科。他にクロハナボタル、コクロハナボタルという非常によく似た種がいて同定には交尾器を確認する必要があるようだ。「札幌の昆虫」によるとコクロハナボタルは複眼間の幅が複眼直径の1(♂)~1.4倍(♀)、ニセクロハナボタルは1.4~1.6倍、クロハナボタルは0.7~1.2倍とのこと。写真の個体は約1.6倍だったのでとりあえずニセクロハナボタルとしたが、間違っているかもしれない。

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2021年7月4日 北海道十勝地方

 

2021年7月16日 (金)

オバボタル

 オバボタルはホタル科に属し、外見はヘイケボタルに似ているが、触角は鋸歯状で平たい。幼虫は発光するが、成虫は昼行性で光らない。ただし小さな発光器があり、ごく弱い赤い光を出すらしい。林縁や草地で普通に見られるホタルで、幼虫は陸生。

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2021年7月2日 北海道十勝地方

 

2021年7月13日 (火)

スジグロボタル

 スジグロボタルはホタル科に属する体長8mmほどのホタル。上翅は赤色で、黒色の3条の隆起がある。ゲンジボタルやヘイケボタルは幼虫が水の中で生活する水生ホタルだが、スジグロボタルは半水生で幼虫は湿地で生活している。成虫は昼行性でほとんど発光しない。当地では上翅の赤色部分が目立たず全体的に黒っぽく見えるものが多い。

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2021年7月6日 北海道十勝地方

 

2021年7月11日 (日)

ヤマトアミメボタル

 ヤマトアミメボタルはベニボタル科の甲虫で体長は10mm前後。前胸背板は隆条によって7室に分かれ、上翅は暗赤色で間室は格子状になっている。雄の触角は櫛状で、雌は鋸歯状。写真のものは雌。

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2021年7月3日 北海道十勝地方

 

2021年7月10日 (土)

アカハネムシ

 赤い羽がよく目立つアカハネムシは、アカハネムシ科に属する甲虫。この赤色は有毒のベニボタルに擬態していると言われている。触角は櫛状をしており、体長は14mm前後。今年は散歩で何度か目撃している。

P6160005

2021年6月16日 北海道十勝地方

 

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