コナラシギゾウムシ
シギの嘴のような長い口吻を持つコナラシギゾウムシ。コナラ、ミズナラ、カシワなどのどんぐりがまだ青いとき、口吻でどんぐりに穴を開けて卵を産む。幼虫はどんぐりを食べて成長し、穴を開けて外に出たあと地中に潜って蛹室で越冬し、初夏に蛹になる。私の居住地ではミズナラに産卵する。
秋にどんぐりを拾ってくると、かなりの頻度でコナラシギゾウムシの幼虫が出てくる。ということは成虫もかなり多いのだろうと思う。ただし、どんぐりはたいてい手の届かない高いところになっているので、産卵場面を見るのは難しそうだ。
2021年6月2日 北海道十勝地方
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