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2014年6月

2014年6月23日 (月)

オダマキの花の色

 一昨年、友人が「珍しい白花のミヤマオダマキの種子があるから播いてみない」と言って、小袋に入れた種子をくれた。友人の家の庭には普通の紫色のミヤマオダマキの他に、白い花をつけるミヤマオダマキがあり、その種子をとっておいたというのだ。

 さて、この種子から育つオダマキはみんな白色の花を咲かせるのだろうか? それとも紫色の花をつける株もあるのだろうか? そう思いながら昨年その種子を播いた。そして、今年になって花をつけた。

 結果を咲きに言ってしまうと、20株ほどのオダマキのうち14株が花をつけたのだが、すべて白色だった。私は内心、紫色の花を咲かせる株もあるのではないかと思っていたので、ちょっと意外だった。

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 たいぶ前のことなのだが、西洋オダマキの種子を播いたことがある。種子の袋には紫や黄色、赤、白などカラフルな花の写真がプリントされており、花が咲くのを楽しみにしていた。オダマキは種子を播いた年には花をつけず、2年目に花を咲かせるのだ。

 2年目にようやく花が咲いたのだが、下の写真のようなカラフルとは程遠い地味な淡色の花しか咲かず、なんともがっかりしてしまった。

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 このオダマキはとても丈夫で、種子がこぼれてあちこちから芽を出した。そして、一昨年、濃い紫色の花を咲かせる株が現れたのだ。おそらく眠っていた紫色の遺伝子が発現したのだろう。

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 さらに今年は、ミヤマオダマキのように紫と白の二色の花をつける株が現れた。

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 だから、今年咲いた白花のミヤマオダマキも種子繁殖をくり返していたなら、そのうち紫色のミヤマオダマキが出現するかもしれない。

2014年6月14日 (土)

利便性追及は人類を滅ぼす

 ジャーナリストの黒薮哲哉さんの以下の記事を読んで、現代の人類の置かれている状況はかなり深刻であることを実感した。

水草にLEDを照射し続けたところ4ヵ月で真っ黒に変色した 安全性に問題はないのか? (MEDIA KOKUSYO)

水槽でLEDの照射を4カ月続けたところ熱帯魚に腫瘍が、高度経済成長の時代にタブーになった奇形植物の研究(MEDIA KOKUSYO)

 それで気になって調べたところ、以下のような記事も見つかった。

LED電球から国際基準の許容値を超えた電磁波が出ていた~住宅時事(ハウスネットギャラ氏― フルリフォーム)

LED照明器具の電磁波の健康被害の波紋(白木正四郎のブログ)

 原発事故の影響もあり、近年は家電販売店の照明器具売場はLEDが圧倒的多数になってきている。節電のためにと従来の蛍光灯や白熱灯からLEDに買い替えた人も多いだろう。しかし、LEDからの電磁波は健康被害を生じさせる可能性があるというのだ。LEDの安全性について特に疑問を持っていなかっただけに、ちょっとショッキングだ。

 この数十年の間に、私たちの生活環境は激変した。家電製品は驚くほど増え、ほとんどの家庭に電子レンジがある。パソコンや携帯電話・スマートフォンの所有が当たり前になり、いつでもどこでもネットに接続できるようになった。速さを追い求めた新幹線は北海道にも触手を伸ばしている。しかし、これらは皆電磁波を出す。日本ではもはや人工的な電磁波が届かない場所を探すのは至難の業ではなかろうか。

 もちろん電磁波だけではない。大気汚染や農薬、環境ホルモン、食品添加物、さまざまな製品に含まれる化学物質、ダイオキシン、放射能、さらに化石燃料の大量消費による地球温暖化。その上、医者に行けば必ずといっていいほど処方される薬。病院に行けばすぐに検査の名のもとにエックス線で被曝させる。

 私の父は薬剤師だったが、しばしば「薬は毒」と言い、医者からもらった薬を全部飲んでいたら寿命が縮まると言っていた。しかし、大量の薬を処方され朝・昼・晩と欠かさず飲んでいる人も多い。現代人の生活は化学物質や電磁波、放射能などに日常的にさらされ、それは日増しに増えている。

 考えてみれば、私の子どもの頃はアトピーなどのアレルギーを持つ子どものことなど聞いたことがなかったし、花粉症も化学物質過敏症などもなかった。たった5、60年ほど前の話しだ。しかし、これほどにまで化学物質や電磁波に晒され続けたなら、過敏症になるのはむしろ当然の反応なのだろう。

 利便性を追求してきた結果、さまざまな健康被害が生じてきている。もちろん、その影響は人間だけに留まらない。人間のばら撒く科学物質や電磁波は自然界の生物にもさまざまな悪影響を与えているはずだ。そして、それはめぐりめぐって必ず人間に戻ってくる。地球の生物にとってヒトほど迷惑な存在はないだろう。

 ところが、これだけ健康被害が明らかになりつつあるのに、業界から広告費をもらっているマスコミはそれらの弊害についてほとんど報道しない。その陰には巨大な利権構造がある。そして、利権構造に直接関わっていない私たちの多くも、利便性ゆえに化学物質や電化製品の恩恵から抜け出すことができない。しかし、これを放置したなら、人類はそう遠くない将来に自滅するのではなかろうか。

 個人でできることもいろいろある。薬などは自分の意思でかなり減らせるはずだ。日常生活においても化学物質が添加されていない商品を選ぶことは可能だ。電子レンジも必需品ではない。携帯電話も電磁波の弱いものを選んだり、使い方の工夫で電磁波の影響を軽減することくらいはできる。まずは一人ひとりがやれることをやっていくべきだろう。

 しかし、それだけではとてもこの負の連鎖から抜け出すことはできないだろう。私たちは目先の利益よりも将来の子ども達や地球環境のことを真剣に考えて行動するよう発想を転換するしかないだろうし、そのためには政治を変えていくことが必要だ。そして政治を変えるのは私たち市民一人ひとりの意思に関わっている。

 一人ひとりが「個人の利便性」「個人の利益」に固執した考えをしている限り、今の流れを止めることはできないだろう。事実を知ったらツイッターでもフェイスブックでもブログでもいいし、口コミでもいいからそれを広め、化学物質や電磁波の害から身を守るよう行動することが何より大切だと思う。

 しかし、エゴの塊であるヒトという生物に、果たして地球を守ることができるものだろうか。

2014年6月12日 (木)

甲状腺がんから見る日本の現実

 6月10日に、福島県民健康調査の検討委員会で甲状腺がんに関する専門部会が開催されたのだが、その中で甲状腺がんの手術を受けた子ども達にはリンパ節転移をしている深刻な事例が多数あることが明らかになってきた。これまでに甲状腺がんとして手術を受けた50人の子どもの大半が放置できるような状態ではなかったというのだ。以下を参照いただきたい。

 リンパ節転移が多数~福島県の甲状腺がん(OurPlanet-TV)

  これまでいわゆる「安全派」と言われる人たちは、福島の場合はチェルノブイリの時より検査制度が高くなったために多く発見されるだけだと言っていたが、そんなことは決してない。以下の高松勇医師はそのような主張が誤りであることについて分かりやすく説明している。

 高松勇医師「エコー検査の精度が高くなったからだ」と言われますけれども、そういうものではないという事をこれは示しています。6/6小児甲状腺がん89人は異常多発(内容書き出し) (みんな楽しくHappyがいい)

  原発事故から3年が経過した時点で、疑いも含めた甲状腺がんの子どもが89名も出ており、転移している事例が多数あるということは、まさに今回の福島の原発事故による被ばくがきわめて深刻なものであることを物語っている。

  チェルノブイリの事例では事故のあと4、5年してから甲状腺がんなどが急増しているのだから、日本でもこれからさらに増えていくと推測される。とすると、とんでもない数字になるのではなかろうか。

  高松医師も指摘しているが、福島の調査は18歳以下の甲状腺がんしか対象にしていない。甲状腺がんは放射線による健康被害のごく一部でしかない。白血病、心臓疾患や循環器の病気、白内障などもあるし免疫力低下による病気もあるだろう。

  また、福島県以外の周辺の汚染地でも当然健康被害が生じているだろう。しかも日本の場合は人口密度が極めて高く、汚染は近隣の宮城県、栃木県、群馬県、茨城県などのほか人口密集地の首都圏にまで及んでいる。そういったことを考えるなら、日本の場合チェルノブイリ以上の健康被害が生じる可能性が高い。若者の心筋梗塞による突然死など、恐らく被ばくが関係している可能性が高い。

  チェルノブイリの事故の教訓を活かすどころか、事故の責任回避に必死になり汚染地域から人々を避難させるどころか留まらせて被害を拡大させようというのがこの国のやり方だ。否、チェルノブイリの事例があるからこそ、必死に都合の悪いことを隠蔽して国民を騙しているのだろう。

  しかも、いつ巨大地震や巨大津波に襲われてもおかしくないというのに、安倍自民党政権は原発の再稼働を目指している。狂気が支配しているとしかいいようがない。

  これほどにまで無責任で国民を愚弄する政府は世界的にみても稀ではなかろうか。日本はやがて世界の笑いものになり、どこからも信用されなくなるだろう。

2014年6月10日 (火)

福島原発事故の刑事責任は問われない?

 久しぶりに黒薮さんのサイトを覗いたら、検察審査会についての驚くべき記事が掲載されていた。

東京第5検察審査会の「闇」、第5検審による疑惑だらけの小沢起訴議決の次は福島原発訴訟の審査(MEDIA KOKUSYO)

 検察審査会は検察の不起訴判断に対して異議申し立てがなされたときに審査する機関で、その審査員は一般の市民(有権者)から選ばれるということになっている。私も過去に一度検察審査会に審査を申し立てたことがあり、そのときにこのことを知った。その時いくつか疑問が浮かんだ。

 くじ引きというが、具体的にどのような方法で委員を選ぶのか。法的な知識もない一般の市民にこのような委員が務められるのだろうか。また、辞退した場合はどうするのか、男女比はどうなっているのだろうかなど・・・。

 今回、黒薮さんのこの記事を読んで、パソコン上の「くじ引きソフト」なるもので委員を選ぶことを知った。ところが、そのソフトはどうやら「いかさま」らしい。つまり、審査員の選出は闇の中だというのだから、呆れ果てた。

 このシステムによって、架空の審査員を選んだり架空の議決を行うことすらできるという。そして、小沢一郎氏に対する起訴議決は架空だった可能性が高いというのだ。もしそうであれば、まさに「でっちあげ起訴」ということになる。

 そして黒薮氏は福島原発訴訟でも同じ方法を使う可能性が高いとしている。

 福島の原発事故では、福島の住民1324人が東電幹部や政府の役人など責任者33人を刑事告訴したが、福島地検は東京地検に事件を移送し、東京地検は昨年9月に不起訴にした。このために、告訴団は検察審査会に審査を申し立てている。その審査を行うのが、小沢氏のときと同じ東京第5検察審査会だ。これについては以下を参照していただきたい。

「なぜ東電を強制捜査しないのか」検察審査会を人間の鎖で包囲(田中龍作ジャーナル)

 黒薮氏は、最高裁事務総局が「はじめに不起訴ありき」で東京第5検察審査会に割り当てた可能性が高いと指摘している。もしそれが事実であるなら、この国は恣意的に原発事故の責任を加害者にとらせないということだ。

 日本が法治国家だと思っていたら、とんでもないだろう。

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