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2013年10月12日 (土)

ネットニュースになった日本文学館の捏造コンテスト

 これまで「クンちゃん」ブログでしか報じられていなかった、日本文学館の「架空コンテスト」問題が、My News Japanに掲載された。

 自費出版の日本文学館、コンテスト受賞者の6割超を捏造して発表 会社側も認める 

 新風舎であれだけ問題になった自費出版業界の賞ビジネス(コンテスト商法)だが、新風舎倒産後も自費出版(共同出版)最大手と言われている文芸社や関連会社の日本文学館で延々と続けられていた。

 作家志望、出版志望のアマチュアの著者にとって、無料で出版が実現したり、賞金などがもらえるコンテストは魅力的な存在だ。ダメもとで応募してみようと思うのはごく当たり前の感覚だろう。

 それを利用したのが、悪質自費出版社だ。出版社にとっては、コンテストを企画すれば出版希望の人たちの個人情報を簡単に集められるので、勧誘にもってこいということになる。これが、次第に架空コンテストにまで発展していったのだろう。こうなると、すでに9月に業務停止3か月の処分を受けている日本文学館の存続はかなり厳しいのではなかろうか。

 文芸社や新風舎の賞ビジネスや悪質な勧誘、費用分担をめぐる嘘などはもう10年以上も前から問題視されていたが、大手マスコミがその悪質性を報じたのは新風舎が著者に訴えられた時や倒産した時くらいだったのではなかろうか。提訴や倒産となれば報じるものの、そういった事件がなければ何も報じないというのがマスコミだ。自費出版に関する記事を書きながら、悪質商法をしている会社にコメントをとるなど、信じられないような記事すら書いてきた。

 しかし、マスコミが黙っているからといって悪事がいつまでも続けられると思うのは間違いだ。被害にあった著者は皆が泣き寝入りするわけではないし、内部告発する社員だっていつかは出てくるものだ。企業の最良の危機管理は、危うい悪質商法から手を引き、信頼されるまっとうな仕事をすることではなかろうか。

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