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2012年11月 7日 (水)

ウクライナと福島の「イタイイタイ病」

 「みんな楽しくHappyがいい」というブログに「小若氏の低線量被ばくのウクライナ調査報告」という動画の書き起こしが掲載されている。

<ウクライナ報告>「5から10ベクレルの食品で被害が出ているという事を確認しました」小若順一氏11/2(内容書き出し) 

 具体的なことは上記の記事を読んでいただきたいのだが、ウクライナの第3種汚染地域や非汚染地帯の子どもたちの多くが、足が痛い、頭が痛い、喉が痛い、などの体の痛みを訴えているという。

 食材の検査をすると、だいたいKgあたり5~10ベクレルの食事で子どもに痛みが出るということが分かってきたそうだ。痛みの原因は、再生しない細胞が内部被ばくで遺伝子に傷がつきダメージが蓄積していくためだとしている。

 そして、なんと福島では原因不明の「福島イタイイタイ病」が増えているという指摘がある。

福島イタイイタイ病が拡大。原因不明で寝たきり(福島県は「放射能死灰の町」となった)

福島イタイイタイ病(続き):うつ病と放射性物資tと福島エイズ(福島県は「放射能死灰の町」となった)

 南相馬市在住の「ぬまゆ」さんも「身体中が、痛いです」と言っている。

福島県民の叫びです。 

 もちろんこの福島イタイイタイ病が被ばくによるものだと断言はできない。しかし、被ばくが原因ではないとも断言できない。放射能汚染された地域で生じている「イタイイタイ病」が被ばくと関係がないとしたなら、いったい何が原因なのだろう?

 癌だけが放射能による健康被害ではないことは、今では多くの人が認識しているだろう。特に心臓疾患や循環器系の疾患が増えるとされているし、免疫力が低下してさまざまな病気にかかりやすくなる。チェルノブイリの事故では子どもの白内障も増えた。癌の発症率だけで被ばくによる健康被害を論じるなどというのは完全に誤りだ。

 日本の食品の基準値はKgあたり100ベクレルになったが、基準値以内だから大丈夫などという主張は鵜呑みにしてはならないし、可能な限り汚染されていない食品を選ぶべきだ。だるさ、痛みなどの症状が出ている人は、一時的にでも疎開をしてみるという選択肢もあるだろう。汚染されていないところにいって症状が改善されるのなら、被ばくを疑うのは自然だ。こんなことを言うのは他人事のようで心苦しいが、とにかく、福島はとても安全といえる状況ではないことだけは確かだと思う。

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