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2012年7月29日 (日)

退職者はボランティアを!若者に職場を!

 私はまだかろうじて50代だが、周りには定年退職をする人がどんどん増えている。そういう年代になってしまった。

 ところが、定年になっても同じ職場に再雇用で留まったり、退職して再就職をする人が実に多い。家にいてもやることがないのか、はたまた連れ合いから邪魔者扱いされるからなのか定かではないが、定年で仕事を辞め第二の人生を謳歌しようという人の方が少ないように思う。

 蓄えが少なく、年金だけでは生活が困難という人は働くのもやむを得ない。しかし、貯蓄と年金で老後も困らないだろうと思える人でも、かなりの人が再就職をする。確かに雇う側としては、再雇用者はベテランのうえに安い賃金で働いてもらえるのだから有難い存在だろう。しかし、こういう人たちは若者の職場を奪っていることに気づいてほしい。

 私立大学などでは定年が70歳というところすらある。なぜそんな年齢まで働かせるのか、その神経が理解できない。博士課程を出ても就職先のない人はたくさんいるのだから、なぜそういう人たちを雇用しないのだろう。

 私の親の世代は55歳が定年だった。あれから平均寿命も延び、60代、70代位でもすこぶる元気な人が多いのは分かる。しかし若者がなかなか正職員として採用されず、非正規雇用で大変な生活を強いられている人が多い今の状況を考えるなら、金銭的な心配をしなくてもいい人は、退職の道を選んで若者に職場を譲るべきだ。

 仕事人間だった男性の中には、退職したら暇を持て余して仕方ない人もいるらしい。家事もせず家でごろごろしているだけなら、連れ合いから嫌な顔をされるのは当たり前だ。読書もいいし、家庭菜園などもいい。あるいは料理など家事をやってみるのもいいだろう。男性とて家事が苦にならないようでなければ自立した人間とはいえないと私は思う。一人の生活を楽しんでいる男性は、まず家事を苦にしていない。

 妻に先立たれると途端に元気がなくなってしまう男性が多いと聞くが、それは身の回りのことを妻に頼り切っていたからだろう。逆に、夫に先立たれても趣味を楽しんで生き生きとしている女性は多い。毎日家事をやっている女性にとって家事などほとんど苦にならないし、何よりも夫による拘束や夫の世話から解かれてストレスが解消されるからだろう。日本ではまだまだ男女が対等ではないことの証だ。

 これといった趣味がないのなら、ボランティアをしてみるのもいい。ボランティアといえば福祉関係を思い浮かべる人も多いが、対価によらない労働や活動と考えればいろいろある。いわゆる市民活動だって立派なボランティアだ。

 たとえば自然保護団体などの大半は、メンバーが高齢化してきている上に人手不足状態だ。一人でも活動に参加してくれる人が増えることはありがたい。脱原発運動なども同様だろう。今はインターネットで簡単にそうした情報を調べることができるのだから、自分に向いたボランティアは探せば見つかると思う。

 お金をかけなくてもできることはいろいろある。小さなことでも集まれば社会を変える力になりうる。暇を持て余すなど、何ともったいないことかと思う。

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