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2011年7月 2日 (土)

福島、そして日本の今後

 以下の動画を私はすでに3回ほど見た。国営放送RAI2によるドキュメンタリーレポートとのこと。かなり多くの人に視聴されているが、まだ見ていない人はぜひ見ていただきたい。

 印象に残った字幕をいくつか引用しよう。

キエフ公立小児癌病院が何とかやっているのは、ユリオロフ教授や人材、機器を提供したイタリアの非政府組織ソーレッテレという団体のおかげです。

低量の被曝でも、遺伝子の染色体に影響を与え、奇形、悪性腫瘍をもたらすというのは明らかです。

ここでは放射線の被害を見る事ができます。日本なら見せないでしょう。この国は貧困のために情報流出を阻止する手立てがないからです。だから、ウクライナは世界中に、イタリアに、子どもたちが癌に置かされている事実を示すのです。  

 このとても設備が整っているとは言えない病院が、多数の小児癌患者を受け入れて何とかやっているのは、民間団体の支援があってのことだという。だからこそ、こうした事実を公にできるのだろう。

 「原発から100キロ圏内の、ウクライナ周辺の多くの町の子供達がここに来ます」とのことだから、20キロとか30キロ圏内のことではない。低線量被曝をした子どもたちが、今も癌や奇形で苦しみ、亡くなっている。これが25年経ったチェルノブイリの原発事故の現実だ。

 おそらく近い将来、この映像と同じことが日本でも起こるだろう。そして、政府はその実態を何とかして隠そうとするのだろう。個人情報の保護、プライバシーの侵害・・・などと言って。チェルノブイリの事故でも、やはり放射線被害などの実態については隠蔽されていたのだから。

暴かれたチェルノブイリ秘密議事録

 福島の事故では、今も高濃度に汚染された地域に住民が暮らしている。子どもたちを見殺しにしているも同然だ。そればかりではない。「チェルノブイリへのかけはし」では、関東圏でも低線量・内部被ばくの疑いを指摘している。今後、日本の子どもたちがどうなっていくのか、本当に心配だ。

健康相談症状マップ

 東電、政府、日本のメディアは伝えるべきことを伝えず、今も情報隠蔽に必死だ。しかし、インターネットが発達した今、いつまでも隠蔽をつづけることはできないはずだ。そして、健康被害を隠すことができなくなったら、今度は責任逃れに必死になるのだろう。考えただけでもおぞましい。

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