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2011年7月23日 (土)

アー二ー・ガンダーセン氏の稲わら汚染に関する指摘

 このところ毎日のように、放射能汚染された稲わらを食べたことに起因する汚染牛肉のことが話題になっている。日ごとに汚染稲わらと汚染牛の情報が明らかになってきているが、農家は汚染された稲わらをなぜ流通させ飼料にしてしまったのだろうか?

 牛肉の汚染は、警戒していれば防げたことだ。それなのにろくに検査もされずに流通してしまった。事故から4カ月もたって、またもこの国のいい加減さが露呈したが、対応が遅すぎると言わざるを得ない。

 とにかく、牛肉ひとつとっても、こうやって日本中に汚染食品が広がっていくということがよく分かった。こういうことは他の食品でも当然起きているのだろう。今後の食料品のことを考えると本当に気が重い。とりわけこの秋に収穫される米が心配だ。稲わらの汚染から考えると、東北を中心にかなりの水田が汚染されていると推測できる。何回も書いているが、高汚染地域やホットスポットでの米の生産は止めて、汚染の少ない地域の休耕田の活用を図るべきだ。

 ところで、EX-SKF-JPさんが、稲わらの汚染に関するアー二ー・ガンダーセン氏の発言を訳して紹介している。

フェアウィンズ・アソシエーツ、アーニー・ガンダーセン:深刻な放射能汚染と福島の「黒い雨」

 気になるのは、日本に調査に来た生物学者らが福島の状況が予想をはるかに超える深刻な状況であると語っていることだ。原発から50~60キロメートルくらい離れた地域の、屋内で栽培されているシイタケから基準値を超える放射線物質が検出されているという。これは屋外に置かれていた稲わらと違って、放射能雲と雨の関係だけでは説明できない。

 また、70キロメートル離れた場所の稲わらが50万ベクレルだったとか、東京でもかなり高濃度のホットスポットがあるということも、深刻さを物語っている。

 こんな状態なのに、福島では今でも汚染地域に大勢の人たちが避難もせずに住み続けている。

 すでに東北から関東にかけて、健康被害が広がっているようだ。

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1171 

 上記のサイトによると「ベラルーシでは現在、健康な子どもが少なく、100人中98人が何らかの健康障害をもっていると言われているという」ということだ。甲状腺がんや白血病だけが問題なわけではない。

 やはり日本はかなり深刻な状況に置かれていると受け止めるべきだろう。

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