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2011年6月 9日 (木)

公害調停プロジェクトによるトークライブのお知らせ

 原発事故によって火力発電への依存が高まりそうな気配だ。さらに「地球温暖化は原発推進者による陰謀」などということもささやかれている。確かに、原発は「発電時に二酸化炭素を排出しないクリーンなエネルギー」といって地球温暖化対策を口実に推進されてきた。「原子力ムラ」の国民の騙し方はまさに「陰謀」といっても過言ではないゆえ、二酸化炭素による地球温暖化説まで陰謀だと信じてしまう人がいるのも分からないわけではない。しかし、まずは地球温暖化が嘘であるかきちんと情報収集し、安易に陰謀論に惑わされないようにして欲しい。(「原発問題を解説するアニメ「源八おじさんとタマ」と温暖化陰謀論」参照)

 人為的な温暖化が事実であれば(私はその可能性は極めて高いと考えている)、脱原発のために火力発電を増やすということには賛同できない。原発も火力発電も共に問題なのだ。節電と自然エネルギーへの転換を進めていくしかないだろう。

 ところで、3月2日に「日本環境法律家連盟が電力会社を相手に公害調停」という記事を書いたが、その準備が進められている。

 明日10日には第2回トークライブが予定されている。以下、そのトークライブの案内だ。関心のある方は参加していただきたい。

**********

第2回:6.10(金)新宿Naked Loft “climate-J stand Vol.2”  「減らせCO2!で、僕らはどうする?」

OPEN 18:00 / START 19:00

【出演】
梶原徹也(元ブルーハーツ)
すぐろ奈緒(みどりの未来共同代表/杉並区議)
松本哉(素人の乱代表)
島キクジロウ(クライメットJ・弁護士)

前売¥1,200/当日¥1,500 (飲食代別)

http://climate-j.org

 日本国民1万人、ツバル、イヌイット、ミクロネシアの人たち、そしてシロクマが電力会社に対して、CO2の排出削減、原発政策の転換を求める公害調停を申請し、この司法手続を柱としたムーブメントによって、新しい時代にふさわしい新しい社会の在り方を考えていこうというプロジェクト“クライメットJ”。

 福島原発の事故を時代のターニングポイントにするために、今、僕らにできることは何か?

 「 6.11脱原発100万人アクション」の前夜にあたるこの日、4.10高円寺に続いて5.7渋谷でも1万5000人のデモを仕掛けた「素人の乱」代表の松本哉、日本版緑の党を目指す「みどりの未来」共同代表のすぐろ奈緒、上関原発建設阻止のために行動する元ブルーハーツの梶原徹也、そして、ロック弁護士・島キクジロウが、それぞれの立場からあらゆる可能性について、会場の人たちと一緒に考えつつ、翌日の成功を祈って乾杯します!

ご予約はこちらからお願いします↓
http://www.loft-prj.co.jp/naked/schedule/naked.cgi?year=2011&month=6

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コメント

小出先生のデータによれば、世界のCO2の発生量は気温に比例しています。
気温に影響を受ける海水からCO2が大量に放出される訳です。

原子炉一基には毎秒70トンの海水が冷却に使われ、温度を7℃上昇させて海に戻します。
毎秒70トンの水量とは多摩川(毎秒約30トン)の水量の倍以上です。
この原子炉が日本の海岸線に54基存在し、現在19基くらいが稼動しています。
原子力発電は大量の海水温度を上げて自然環境を破壊していますし、CO2を発生しないというのも正しくありません。

voy様

ご指摘のとおりだと思います。

二酸化炭素が温室効果ガスであることは間違いないでしょうし、人類は明らかに化石燃料の消費によって大量の二酸化炭素を放出しています。原発は発電するまでの過程において二酸化炭素も発生させるし、海水あたため装置です。

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