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2011年4月17日 (日)

原発推進御用学者が謝罪しはじめた意味を考えるべきだ

 首相官邸のホームページに呆れかえることが書かれている。長崎大学名誉教授の長瀧重信氏が、今回の福島第一原発の事故をチェルノブイリの事故と比較している。

チェルノブイリ事故との比較

 チェルノブイリの事故でもこの程度の被害だったから、福島の事故などたいしたことはないと言いたいのだろう。この長瀧重信氏の説明はとんでもない誤りだ。以下の今中哲二氏の説明を読めば、チェルノブイリの事故がどれほど大変な被害をもたらしたのかよく分かるはずだ。

チェルノブイリ20年:事故の経緯、汚染、被ばく、影響

 長瀧氏のようないい加減な解説をそのまま掲げる政府もどうかしている。それほどまで「安心」「安全」を強調する意図は何なのだろう。私には犯罪行為に近いように思えてならない。

 原発を推進してきた御用学者の人たちが、謝罪をはじめた。

原発推進学者が次々懺悔「国民に深く陳謝する」

 御用学者が謝罪するということは、今回の事故が収束できない状態に陥っており、爆発の可能性も含め今後も大量の放射能が放出することを認識しているからに他ならない。これ以上「安心」「安全」発言を続けていたなら、もし爆発などに至った場合にさらに責任追及されるのは必至だ。だから、今のうちに謝罪しておいたほうが賢明だという判断ではなかろうか。御用学者がそこまで追い詰められているのが今の状況なのだ。

 しかし、上記の長瀧氏のような人物も未だにおり、政府はそのような御用学者を重用している。そして、マスコミは平然と東電や政府の発言を垂れ流しつづけている。上杉隆氏の以下の記事からも、いかに国民がマスコミの流す「安全デマ」に騙されているのかが分かる。

福島原発事故レベル7は日本の「敗戦」。我々はいまその現実を直視しなくてはならない

 今回の大地震で、誘発地震などが懸念されている。日本の原発は今すぐにでも止めるべきだ。謝罪した御用学者の皆さんには、原発は止めるべきだとマスコミで発言してもらいたい。それこそが彼らの責任だろう。

M7級の誘発地震、3年後も 東大助教が警告 

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