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2009年12月24日 (木)

検査や薬はどこまで必要か

 昨日の記事「インフルエンザへの対処法」を書いていて、夏に母が入院したときのことを思い出しました。

 母は帯広の総合病院に救急車に運ばれ膵炎と分かったのですが、そのあとの検査でちょっと振り回されました。病名が分かったのに、担当医はさらにCT、MRI、内視鏡、造影剤などの検査をしたいといってきたのです。そして検査内容を早口に説明してから、同意書を書いてほしいといって何枚もの紙を持ってきました。検査による事故などの危険がないとはいえないので、承諾が必要だというのです。

 とりあえず承諾書に署名をしたものの、早口で一方的に説明されても、素人にはそれらの検査を何のためにやるのか、また本当に必要なのかもよく分かりません。家に帰ってからやはり疑問が生じて病院に電話をし、結局もう一度病院に出向いて今までの検査結果と今後の検査の説明をしてもらうことになりました。

 担当医としては、できる限り原因を調べるために一通りの検査をしたいとのことで、まるで検査するのが当然であるかのような口調でした。たとえば、腫瘍が原因の可能性もあるなどというのです(ただし、これまでのCTやMRIでは腫瘍らしきものは確認されていないとのこと)。

 とりあえず、患者に負担の少ないCTとMRIは承諾したのですが、疑問なのは内視鏡と造影剤による検査です。これについて知り合いの医師などお二人に意見を聞くと、二人とも「そこまでやらなくてもいいのではないか」、「再度同じ症状が出れば、そのときに検査すればいい」とのことでした。自分でも調べてみたのですが、膵炎は原因が分からないことも多いようなのです。

 結局、「知り合いの医師の意見も聞いたうえで検査はやめます」と伝えたところ、それまではかなり強引だった担当医の態度が急に変わりました。「医者の意見」というのが効いたのでしょうか。おそらく、こんな風に検査を断る患者はほとんどいないのでしょう。大半が医師の方針に従って検査漬けにさせられるのです。

 母は90歳に近い年齢ですが足腰はしっかりしており、3、4キロくらいなら歩けます。しかし、今回の10日ほどの入院生活で、しばらく足のふらつきが続きました。入院をきっかけに寝たきりになる高齢者が多いと聞きますが、高齢者にとってベッドでの生活は急速に足腰の筋肉を衰えさせるようです。どうしても必要な検査ならやむをえませんが、必要性の低い検査で入院を長引かせるのはかえってマイナスです。

 医師と製薬会社の癒着がかなり問題だと聞きますが、大半の病院で投薬や検査を意図的に多くしているのではないかと思えてなりません。私の父は薬剤師でしたが、よく薬の危険性のことを語っていました。

 インフルエンザのワクチンやタミフルなどの薬品にしても、その効果や副作用の危険性はマスコミではほとんど報道されません。マスコミにとって製薬会社は大スポンサーですから「さもありなん」です。医師と製薬会社の利権に国民の命が巻き込まれているなら、とんでもない話です。少なくとも、ワクチン接種や投薬を受ける側の国民は、正しい情報を得て自分で判断できるようにしなければならないでしょう。

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