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2009年6月21日 (日)

エコポイントのどこがエコなのか?

 エコポイントというおかしな制度がスタートしました。省エネ家電を購入すると購入者に一定のポイントがつき、そのポイントを商品やサービスと交換できるとのことです。北海道では、乗り物などのカード乗車券や商品券、旅行券や宿泊券など271件が交換の対象となったそうです。

 新しい製品をつくるために多大な資源やエネルギーを使っているのです。買い替えによって古いものを廃棄したなら、処理するコストやエネルギーもかかってきます。環境問題を重視するなら、まずは今使っている製品をなるべく長く使うことを考えるべきです。メーカーは壊れにくい製品をつくって古い製品でも修理する体制を整え、消費者はできるだけ修理して長く使うほうがよほど環境への負荷は小さいはず。そして、新商品には基本的に一定基準の省エネを義務化すれば、省エネ製品をとりたてて推奨する必要はありません。

 エコポイントを商品やサービスと交換するということは、要するに消費を増やすということです。しかし、消費すればエコなのでしょうか? 公共交通機関の乗車券に交換したからといってマイカーでの外出を控えることにはならないでしょう。商品との交換もおおよそエコとはいいがたく、単なる景気対策としか思えません。

 名称にも目的にも地球温暖化対策を掲げているエコポイントですが、どう考えても地球温暖化対策になるとは思えません。

 最近つくづく思うのは、日本人の多くは本当に必要とは思えない雑多な商品の山の中で生活しているということです。しまい込んだまま使っていないものの何と多いことか。まだ着られる衣類を処分しては新しいものを購入するという生活をしている方も多いのではないでしょうか。何でも手に入るようになり、消費を煽られ、ついつい不必要なものまでいろいろ買い込んでしまう生活が当たり前になっていないでしょうか。そういう生活を見直したほうが環境への負荷を減らすことにつながるでしょう。

 エコポイント制度の関連予算は約3千億円だそうです。定額給付金といいエコポイントといい、政府のやることはばら撒きでしかありません。

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