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2008年12月10日 (水)

トヨタのテストコースは必要か?

 トヨタが愛知県の里山を壊してテストコースをつくるという計画があります。その里山には絶滅危惧種を含む多くの希少な動植物が生息しています。

 北海道には自動車関連のテストコースが26ヶ所もあるのですが、トヨタのテストコースも士別市に立派なものがあります。トヨタはなぜそんなにテストコースが必要なのでしょう? 以下の記事にも書かれていますが、トヨタは士別市のコースを含め、3ヶ所もテストコースを持っているのです。

盤石、大小4コース トヨタの新テストコース構想 

 この記事によると、「新車開発の中心となる本社コースは完成から半世紀が過ぎ、しかも手狭。静岡県裾野市、北海道士別市の二カ所は本社から離れており、新拠点の建設によって開発効率を高める狙いがある」とのことです。要するに開発効率を高めるために、地元の自然を破壊してでもコースを確保したいということなのでしょう。

 しかし自動車産業にとって、環境問題を避けて通ることはできません。高速走行を追い求めることは時代の流れに逆行していますし、これからは環境へ配慮した自動車の生産に力を入れていかなければならないのです。しかも、自動車産業は低迷しています。新たに自然破壊までして新たなテストコースをつくる必要性が本当にあるのでしょうか?

 トヨタは地元の自然保護団体と話合いを持ち計画の縮小を提案しているようですが、縮小したからといって自然破壊がなくなるわけではありません。こういう自然破壊によって、里山の生き物たちは生存の場を失ってきたのです。今残されている里山は、彼らの最後の砦ともいえます。生物多様性条約を締結している日本にとって、トヨタの自然破壊は恥ずべきものと言わざるを得ません。既存のテストコースの活用こそ、積極的に検討するべきではないでしょうか。

 トヨタのテストコースの問題は、以下の自然保護団体のホームページを参照してください。

21世紀の巨大開発・・・超大型自然破壊

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