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2008年6月16日 (月)

北海道開発局と無駄な公共事業

 国土交通省北海道開発局といえば道路や河川・ダムなどの工事を発注している行政機関。道路や治水はもちろん必要な事業ですが、「無駄な公共事業」があまりに多く、日ごろから自然保護団体などとは対立してきました。その開発局の官製談合にメスが入れられたのですから、関係者はさぞかし騒然としていることでしょう。

 何しろ今回はトップの逮捕です。新聞報道によると、道路部門にまで関係者の聴取が入っているとのこと。今回の逮捕は、石狩川の改修工事の指名競争入札で特定の業者に落札されるよう談合したとされていますが、当然のことながらこれだけでは収まらないはずです。

 天下り先建設業者への優遇・・・。次々と無駄な大型公共事業を生み出してきた癒着の構図が目に浮かぶようです。開発局が強引に進めている平取ダムやサンルダム、あるいは高速道路や高規格道路などでも、談合はなかったのか?

 どのような経緯で談合疑惑が発覚したのかはわかりませんが、談合を続けていれば業界関係者には当然わかることであり、落札できない業者の恨みをかってしまうことになるでしょう。建設業者が多い北海道では、落札からあぶれてしまうと死活問題でしょうから。

 昨年の春には、緑資源機構の悪質な官製談合が発覚し、松岡利勝農水相が自殺するというショッキングな事件に発展しました。松岡氏の自殺によって緑資源幹線林道本体にからむ疑惑はうやむやになってしまったようですが、結局、緑資源機構は解体されることになったのです。北海道開発局の談合は、この事件を彷彿とさせます。もっとも緑資源幹線林道(大規模林道)は「やまの道」と名称を変え、地方自治体の事業として生残りを画策しているのですから油断できません。

 開発局解体との声もささやかれているようですが、国民の税金を無駄な公共事業に湯水のようにつぎこんできた元凶にメスが入れられたのですから、しっかりと疑惑を解明してほしいですね。

 ただし、緑資源のときのように自殺者がでないよう願いたいものです。真実を明らかにすることこそ責任だと自覚して欲しいのですけれど・・・。

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