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2008年1月22日 (火)

新風舎批判と黒い影

 新風舎批判の先頭にたっている尾崎浩一氏は、2006年頃から、渡辺勝利氏など複数の共同出版に批判的な自費出版業者にインタビューするなどして自費出版業界の人たちと関ってきました。はじめのうちは共同出版問題全体に疑問をもつジャーナリストであるかのように感じられましたが、2006年の秋頃からは自らが編集長を務めるリタイアメント・ビジネス・ジャーナルで精力的に新風舎批判をはじめました。

 翌2007年3月には「新風舎商法を考える会」を立ち上げて、7月には著者らが提訴。新風舎の元社員の告発や裁判を著書「危ない!共同出版」(彩図社)で取り上げてアピールし、10月に設立されたNPO法人リタイアメント情報センターの副理事長に就任しました。

 そして尾崎氏の深く関るNPO法人リタイアメント情報センターで作成したガイドラインは、あたかも文芸社を容認するかのような内容のものでした(リタイアメント情報センターの責任参照)。新風舎とともに批判を浴びてきた文芸社は、この間に信頼を高めるべく部分的な修正を施していたのです。

 尾崎浩一氏については、以下のような情報も出てきました。

http://blog.goo.ne.jp/chikuma162/e/01aa38d4b454736a18efb1866661b7d5

 私は新風舎を擁護する気はさらさらありません。しかし、一昨年からの新風舎一社攻撃に関していうなら、問題の本質をそらしてマスコミを煽り、倒産に追い込んで被害者を生み出した黒い影のような存在を無視することはできません。その背景には、ライバル会社同士の激しい著者獲得競争があります。

 著者の方たちは、純粋に自分の表現を本の形にして多くの人に読んでもらいたいと思っている人々です。またこれまで勇気ある自費出版業者の方たちが共同出版について批判し、疑問を投げかけてきました。これらの方たちの行動を批判するつもりは毛頭ありません。

 私がもっとも嫌うのは、営利目的に何の罪もない人々を錯誤に陥れることです。被害者は言いたいこともいえない状況に置かれ、精神的苦痛を強いられています。同業者として制約を受けながらも果敢に批判してきた自費出版業者の方たちは立派です。だからこそ、そうした人たちを錯誤させ、利用しようとしている黒い影の存在こそ、許しがたいのです。

 物事を大局的に見ようとせず、黒い影に振り回されて右往左往するマスコミも加害者といえるでしょう。特定の情報源からの情報を流しつづけるマスコミは、時として情報操作装置として働き読者や視聴者を偏った見方に誘導します。

 さまざまな情報が錯綜するなかで、冷静になって物事を広い視野で捉えなければ、誰もが騙されてしまうのです。かくいう私も何回か騙されかけました。

 昨年は多くの企業で不祥事が発覚して謝罪し、軌道修正を余儀なくされました。後ろめたいことを続けている人たちは、人を陥れてでもそれを隠し続けるべきでしょうか? 今一度、見つめなおして欲しいと思います。

 本日インターネット新聞JANJANに掲載された記事です。

文芸社・新風舎の盛衰と自費出版(21)ガイドラインへの疑問

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