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2007年11月24日 (土)

十勝からラリーが撤退か

 毎日新聞社が十勝地方に国際ラリーを誘致してから7年間、十勝地方の林道はラリーで痛めつけられ、そこに棲む野生生物はラリーカーに脅かされてきました。

 その世界ラリー選手権(WRC)も、今年で十勝から撤退する可能性が強くなってきました。

 北海道新聞によると、「ラリージャパン」(WRC)の大会組織委員会は、22日に「国際ラリー支援実行委員会」に対して、来年の十勝での開催は厳しい状況にあるとの認識を示したそうです。なにやら収支がかなり厳しい状況のようです。

 それに、国際自動車連盟(FIA)は、宿泊施設の不足や航空便の少なさなどの問題点を指摘したとのこと。海外から来る選手のラリーカーは、飛行機で運ばれるのです。ラリーカーは目が飛び出るような価格だといいますし、チームを組まなくてはなりません。ラリーというのは、すごくお金がかかる競技なんですね。

 来年は、道央圏に移す方向で検討しているそうですが、日本での開催にはいろいろな点で無理があるとしか思えません。

 ラリーコースにできる林道というのは、通り抜けができたり、周回できなければならないのです。それに、日本の森林にはさまざまな希少動植物が生息しています。林道の大半が急峻な山地にある日本は、ラリーコースとするにはふさわしくありません。

 ラリーは、大量の二酸化炭素を排出し、環境に悪影響を与えるのですから、この際、環境省や北海道が毅然とした態度で締め出してほしいものです。自然保護団体は主催者や関係省庁、北海道に環境問題について文書を送付しましたが、環境省と主催者だけは回答をしていません。

 そうそう、今年のラリーでは、家庭の廃油を集めて「環境対策」をアピールしていました。でも、そういう問題じゃないでしょう!

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