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2007年10月15日 (月)

十勝でも酸性降下物の影響が・・・

Sanseiu  先日の伐採現場の視察の際、河野昭一先生に酸性降下物の影響を受けているケヤマハンノキの葉を教えていただきました。

 ケヤマハンノキの葉は紅葉の季節になってもが黄色や赤に色づかず、茶色っぽく枯れて落ちてしまうため、これまであまり気に留めていなかったのですが、酸性降下物の影響を受けた葉は、周囲が縁取られるように茶色になっているのです。

 酸性降下物(硫黄酸化物や窒素酸化物)の多くは、化石燃料を燃やしたときに発生し、雨や霧などによって降り注ぐのですが、雲に取り込まれて遠くに運ばれることがあります。国立環境研究所による発生源調査では、日本に降り注ぐ硫黄酸化物の発生源の約半分は中国起源とのことです。そういえば、近年は黄砂も毎年観察されますね。

 ですから、酸性降下物の影響は日本海側の方が明瞭なのです。十勝地方では目に見えるような影響はほとんど出ていないと思っていたのですが、じわじわと出てきているようです。大台ケ原のトウヒが酸性霧のために枯死するなど、日本でもあちこちで被害が出ているようですから、これから深刻化する可能性があります。

 伐採問題にしても酸性降下物にしても、日本だけの問題ではありません。国際的な取り組みが必要ですが、日本政府はどこまで深刻に考えているのでしょうか・・・。

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