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2007年8月 7日 (火)

報道されない殺人未遂行為

 沖縄の辺野古では、キャンプ・シュワブの沿岸を埋め立てて、新しいヘリコプターの基地をつくる計画が進められています。辺野古では新基地に反対する人たちが座り込みをし、また非暴力の阻止行動が続けられていますが、7月に恐るべき殺人未遂ともいえる事件が起きました。

 政府は4月から辺野古一帯の海域で、事前の環境調査を開始しました。ヘリ基地に反対する人々は、この調査が建設を前提に行われる作業であるとして、ゴムボートで阻止行動を展開し、またダイバーが潜って海底での作業を止めさせる行動をしていたのですが、殴る蹴る、カヌーを転覆させるなど、さまざまな暴力行為が繰りかえされていたといいます。

 事件はそんな中で起きました。7月21日に、辺野古で精力的に反対行動をつづけている平良夏芽氏が潜って機材にしがみつくと、調査を行っていた民間会社のダイバー3人が平良氏に襲い掛かって羽交い絞めにし、平良氏の酸素ボンベのバルブを徐々に締めてしまったというのです。

 バルブを完全に締められた平良氏は、呼吸ができなくなって急浮上したのですが、その時は故意にバルブが締められたとは思っていなかったそうです。しかし、この様子を撮影した映像から、作業員によってバルブが締められたことがわかりました。このときの様子はジュゴンの家のホームページに掲載されています。

 非暴力を貫き、作業員には触れずに阻止行動を行っている人々に対し、暴力で対抗すること自体が非常識ですが、複数で襲い掛かってボンベのバルブを締めるに至っては、殺人未遂ともいえる前代未聞の信じられない行為です。

 ヘリ基地反対協議会は、この問題で24日に那覇防衛施設局に抗議するなど、責任追及をしていますが、これについて報道をしたのは地元沖縄のメディアくらいなのではないでしょうか? そもそも、辺野古の反対運動のことも大メディアではほとんど報道されません。ここにも日本の堕落しきったメディアの姿が如実に映しだされています。

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