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2007年7月 3日 (火)

オナガアゲハの訪問客

Dscn2080  昨日のことです。庭の花壇を眺めていると、黒いアゲハチョウが花の蜜を吸っています。よく見ると珍客のオナガアゲハです。このあたりで普通に見かける黒いアゲハチョウといえばミヤマカラスアゲハかカラスアゲハですが、そのどちらでもありません。翅が細長く、はばたくと後翅の前縁に白い斑紋が見えるので、オナガアゲハの雄です(確認のために捕虫網で捕らえて写真を撮ってから放しました)。

 オナガアゲハは北海道の東部では珍しいチョウで、いままでは見たことがありませんでした。でも近年になってから見たという情報は聞いていましたので、北海道で分布を拡大しているのでしょうか?

 チョウやクモには分布の北限が北上している種がいくつかあり、温暖化が原因ではないかといわれています。チョウのように食草が決まっている昆虫は、生息を可能にしている温度などの環境条件が満たされ、食草があれば、比較的容易に分布を拡大できるのかもしれません。

 今まで見られなかった種が見られるようになるのはちょっと楽しいのですが、それが人間活動の影響であるなら、喜んではいられません。

 オナガアゲハのような新顔はすぐに気がつくのですが、いっぽうで、「そういえば最近見かけない」という昆虫などもいます。環境が悪化とともに姿を消してしまった虫たちはおそらく数限りなくいることでしょう。

 そんな「いなくなってしまった生物」にこそ、より目を向けていかなければいけないのだろうと、オナガアゲハの訪問でちょっと考えてしまいました。

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